明日からブランデーにハマってもおかしくない「ブランデー・スプリッツァー」とは!?
先日、サントリーさんのイベント「つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座」に参加してきました。バー通い歴11年の僕ではありますが、実はブランデーに関してはあまり深く追求したことがありません。そんな僕に「やばいぜこれは…」と衝撃を与えた飲み物「ブランデー・スプリッツァー」とは!?
ほんの一手間ですばらしい飲み物が作れるブランデー
そう、それはまるで「あの頃のハイボール」を見ていたかのよう。ブランデーなんて買わないよねという言葉は、そのまま「角瓶なんて買わないよね」に置き換えられた気がします。だってブランデーってお菓子作り以外で買うこと、ほとんどないですよね。
それがですよ。
ある一手間をかけるだけで、想像を遙かに超えるほどにうまい一杯に仕上がるのだから、組み合わせと「黄金比率」とは不思議なものです。
このブランデー・スプリッツァー、作り方はいたって簡単。一晩フルーツをつけ込んだブランデーに炭酸を入れて飲むだけ。たったそれだけ。でも、なんだろう、これ、すさまじくうまい。ちなみに黄金比は ブランデー1 に トニック3 です。
では作ってみましょう
今回はサントリーのスタッフさん・・・ではなく、丸の内のレストラン resonance のグランシェフ・長澤さんが指導をしてくれます。実は最初に飲んだブランデー・スプリッツァーがおいしすぎて、一部の人はすでに手元が怪しくw 大丈夫だろうかw
こちら長澤さん。
まずはオレンジを切って、身と皮に分離。白いところは苦みなので、なるべく取り除きます。
ジャム容器もしくは密封できる容器にそのオレンジを入れ、上からブランデーをそそぐ!
そそぐ!だけ!
はい完成。10分もあれば仕込みは完了です。これがたった一晩ですばらしいオレンジ・ブランデーになるのだからたまらない。
ちなみに今回は別のレシピも紹介がありました。つけ込んだ皮を刻んで砂糖に混ぜたり
プリンに入れてみたり
シャカシャカシャカ。
そう、ブランデー・スプリッツァーではつけ込んだフルーツも別の用途に再利用できるという、とてもエコな仕組みが確立しているのです。
長澤さんは豪快で面白いですねw
マーマレードにしてもうまい!ウイスキー風味のマーマレードって輸入品で売ってるけど、ブランデー風味は見たことがなかったなあ。そういえば。めっちゃ合うのに。
ということで、レシピを教えてもらった後は、resonance のスペシャル・メニューをいただいちゃいました。そちらはまた改めて。それにしても丸の内から徒歩5分で、こんな雰囲気のよいフレンチがあるなんてのは知らなかった。ついつい丸ビルばっかり使っちゃうんだけど、こっちもいいな。
エントランスもすばらしかったです。
ブランデー・スプリッツァーはハイボールのようになれるか!?
さてさて、今回ご紹介をうけたブランデー・スプリッツァーですが、正直もうしまして、味はすばらしくうまい、の一言です。甘さ、苦さ、そして香りのバランスが絶妙で、素人でここまでおいしく作れるのだから、プロのひとがちゃんと作ってくれたら、どれだけうまいんだよ!という感じですね。聞けばまだまだ提供してくれるお店も少なくて、どちらかといえば「珍しい」飲み物という雰囲気です。
ハイボールとの違いは、といえば、良くも悪くも名前が知られていないということでしょうね。そもそもスプリッツァーとはワインの飲み方です。ワインに炭酸水かソーダを注げば、それがスプリッツァーです。ようは果実酒を炭酸でのどごしよく飲むためのレシピですね。ブランデーはワインを蒸留した飲み物ですから、そのスタイルが似合うのは当然といえば当然。
で、話を戻してブランデー・スプリッツァーですよ。これ、なにかきっかけがあれば流行ると思うんだよなあ。なによりうまい。すばらしくうまい。食前・食中・食後どこでもいける、とっても使いやすいドリンクであります。あとは「自分で作る」か「店で飲む」かの垣根を越えられるかどうかだと思うんですよね。角ハイは、作ってくれなければ家で飲む!という人が増えて、でもいつの間にか外でも飲めるようになって、自宅でも外でも飲めるおなじみのドリンクとなりました。なにより僕にとっては「乾杯ビールを避ける」ための最高なドリンクとして位置づけられたわけです。
そのポジションに、ブランデー・スプリッツァーもいけると思うんです。あとはどれだけ多くの人が実飲して、感想を語ってくれるかでしょうね。でもやっぱり「えーブランデーって高そう」みたいな先入観ってあるじゃないですか。角瓶は安いのわかってるけど、ブランデーはねえ、って感じ。
これね。で、いくらすると思いますか?実は僕も1500円とかすると思ってたんですよ。ところが、楽天の最安価格、829円ですぜ。そこらのお店でも900円くらいだと思う。いやーびっくりした。イメージって怖いなと思った。
思えば角ハイボールを飲んだ頃は「名前がオヤジくさいから角スパークリングみたいな名前にしようぜ!」なんて会話をしていたところが、アレですからね。ブランデースプリッツァーも「いつの間にか大流行してました!」みたいな流れになるのかもしれません。
とにかくですね、低コスト、再利用しやすい、なによりうまい!というブランデー・スプリッツァー、これから来るとしか思えません。いや、むしろ来てくださいレベルですよ。これ外でも飲みたいよ。流行ってほしいなあ。これを見ているいつもの飲みクラスタの皆様、ブランデー・スプリッツァー出してみませんかw
ちなみに現在ブランデー・スプリッツァーが飲める店はこちらです。少ない・・・
> ブランデースプリッツァーが飲めるお店|ブランデースプリッツァー サントリー・ブランデー サントリー
これがはやく10倍くらいにまで増えるといいですね!と思いつつ、ブランデー・スプリッツァーのご紹介でした。
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[SUNTORY公式ブログ] 「つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座」速報レポート/ウイスキー – サントリートピックス
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[SUNTORY公式ブログ] 参加者募集「つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座」(ブロガー限定・東京)/ – サントリートピックス
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