住友スリーエム(3M)さんの会社はさながらおもちゃ箱のようだった

2011/12/21イベントレポート,工場見学AMN,おもちゃ箱,イベントレポート,スリーエム,リットマン,聴診器,記事広告


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AMNさんの企画で、住友スリーエムさん(3M)の会社にお邪魔してきました。なんとも不思議な、そう、これはおもちゃ箱のような会社だな…という感じでしたよ!

3Mさんというと、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか?僕はといえば、古くは当時部門として存在したフロッピーディスクが、そして今は毎日お世話になっているスコッチ・ブライト製品の印象がとても強くあります。そんな3Mさんの実際とは!?

 

あれもこれもそれも3M

今回3Mさんに行ってみて思ったのが、この会社のカバーする範囲の広さと、僕らの生活との近さです。

例えば3Mさんの展示室に飾ってあった例を紹介すると、
住友スリーエムさん見学

道路案内標識(反射材)

 

住友スリーエムさん見学

研磨材系(コンパウンドなども)

 

住友スリーエムさん見学

コーティング系(サンドペーパー)

 

住友スリーエムさん見学

セラミック

 

住友スリーエムさん見学

住友スリーエムさん見学

マイクロニードル(痛くない注射針)

 

住友スリーエムさん見学

我らがスコッチ・ブライト

 

住友スリーエムさん見学

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ウィンドウフィルム(貼ったほうは熱が抑えられています)

 

住友スリーエムさん見学

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その他フィルム

 

住友スリーエムさん見学

フッ素加工品

 

住友スリーエムさん見学

文具のいろいろ

 

住友スリーエムさん見学

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米軍が現場で使うような高性能マスク

 

住友スリーエムさん見学

よく見かけるタイプの聴診器(下段には3M製品が宇宙でも使われているという話)

 

住友スリーエムさん見学

歯科系の製品

 

住友スリーエムさん見学

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(なぜか)ハンディデジタルビデオ&プロジェクター

 

とまあ、出るわ出るわの商品群なわけです。事業部も他社とは考えられないほどたくさんあって、そもそもは45のテクノロジープラットフォームを利用して、幅広い製品を日々生み出しているとのことです。

 

おもちゃ箱、でも中には信頼が詰まってる

そんな3Mさんに抱いた印象といえば、おもちゃ箱です。中にはたくさんのおもちゃ(製品)が入っていて、みんなが遊ぶことが出来ます。遊んでいるとだんだんお気に入りが出来てきて、自分なりのストーリーがその製品との間に生まれます。でもよくよく考えると、そのストーリーは製品の完成度や機能性、信頼性から生まれているのではないか?と思うんですよね。

わかりやすい例では、こんなものがあります。

 

住友スリーエムさん見学

これは3Mさんのポスト・イットと、他社の同等製品です。一見同じものに見えますが、ファイルを丸めてみると…

 

住友スリーエムさん見学

この通り、他社のものははがれてしまいます。また、ペンで書いた時も

 

住友スリーエムさん見学

3M製品のポスト・イットにはくっきり書けますが、

 

住友スリーエムさん見学

他社のものはかすれがち。

やっぱり最後には3Mに帰ってきてしまうのかな、と思いました。やっぱりお気に入りになる製品には「何か」あるんですよ。スコッチ・ブライトだってそうです。だってよく落ちるもんね。

床ふきに至っては

住友スリーエムさん見学

薬剤無しでこの違い!なんだこれ!もっと流通してよ!って思っちゃいますよね。

で、3Mの製品はすごいよなーと思っていたところで紹介されたのが、このリットマン聴診器です。

 

住友スリーエムさん見学

住友スリーエムさん見学

 

リットマン聴診器

ご存じの方もいるかもしれませんが、実は僕の家系は心臓に先天性の疾患をもっておりまして、循環器系のお医者さんには普通の人よりも多めにお世話になっているのですが、その際、ドクターが使っている聴診器は「ほぼ必ず」と言っていいほど、このリットマン聴診器です。

特にこの最新型のリットマンはすごくて、
住友スリーエムさん見学

PCとはBluetoothで通信。

 

住友スリーエムさん見学

内臓のレコーダーで症例(音)を記録。もちろんPCに飛ばせます。さらに音量の調整&ノイズキャンセリングが可能で、屋外のような騒音の多い場所でも、正しい判断が下せるとか。今回の震災での屋外診療にも大活躍したそうです。

 

住友スリーエムさん見学

うむ、カッコイイ。

 

住友スリーエムさん見学

でも、そこまで最先端の技術を導入しても、形はそのままだし、音を拾ってパイプで響かせてドクターの耳に届かせるという、一見アナログなその仕組みもそのままなんだそうです。ハイテクとローテクをうまく組み合わせて、使い手であるドクターにとって最適な機能に仕上げていると言えるんじゃないでしょうか。

なんか、感慨深いものを感じましたね。今後は内科に行っても聴診器を確認しちゃいそうw

 

わくわくをみんなでカタチに

そんな3Mさんの標語がこれです。

住友スリーエムさん見学

うん、きっと体感値とかなり近い、と思いましたね。企業の標語が、僕ら利用者の感じるイメージと近いって、なかなか聞かない気がします。それくらい3Mさんは徹底してこの意識をたもっているんじゃないのかな?なんて思いました。

僕にとって3Mは、最先端技術を知らぬ間に身近なものに適用して使わせてくれている、いわゆる「凄いおもちゃ」をつくる企業というイメージでした。そしてそれは、間違ってなかった、と再認しました。

 

うん、いいね、3M。

 

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。