SH76/Dの気になる機能をチェック!
富士通さんとAMNさんのタイアップで、LIFEBOOK SH76/D をお借りしております。今回は気になる機能をチェックしてみました。
富士通といえば…指紋認証!
富士通といえば、どうも携帯からのイメージで指紋認証の印象が強くあります。当然このSH76/Dにも指紋認証機能が。
指紋の登録はどこからやるのかな…と悩んでいたら、こんな便利なメニューが設定されておりました。使いたい基本機能はほぼこのメニューから使えるようです。これは親切設計ですね。
もちろん指紋認証もこの中に。
OminiPassというソフト名のようですが、メニューからであればそんなソフト名は気にせず選択することができます。
既存のユーザに対して指紋を結びつけることも出来ますし、新しいユーザを作って指紋を登録することも出来ます。複数人登録できるってのは、とうぜんだけどイイですね。間違いが無いです。
練習もできるし、簡単に登録できます。実は親指を選びつつ人差し指を登録、みたいなことも可能です。足の指も登録できますよ。指紋登録はセキュリティとして手軽かつ手堅いので、モバイルマシンにはかなり有効ですよね。
バッテリーまわりが賢くなっている
今回面白いな、と思ったのがこのECO Sleep機能。なんと、充電が終わるとACアダプタに通電させなくさせるという、じつに日本っぽい繊細な機能が搭載されているのです。
どうやっているの?と富士通開発部の人に聞いたところ、ACアダプタと電源ケーブルが特別製になっていて、ACアダプタとPCとの間で通信を行っているのだとか。すごい…。待機電力が気になる人にはとっても嬉しい機能ですね。
他にもバッテリーを長持ちさせるためのバッテリーユーティリティがありました。
バッテリーまわりにこだわるなあ。
またピークシフトという機能を使うと、省エネが求められる昼の時間帯を自動でバッテリー運用にするなんてことができるようです。これ、恐らく地震の後に急遽開発したんでしょうね。良く間に合わせたなあ…。
個人的にはこれ、
電源を切ってもUSBから給電可能なユーティリティが良かったです。USB充電のためだけにPC立ち上げるのは意味ないですもんね。これはすなわち、SH76/Dを巨大なバッテリーと見立てることができる、ということですね。
加速度センサーをデータ保護とセキュリティに応用
加速度センサーを生かした機能も面白そうです。
このユーティリティでは、加速度センサーが加速度を検知した際の挙動を設定できます。基本的には、落下や振動の衝撃を感じた時にHDDを保護するために働くようです。
感度設定ができるところがいいですね。バスや電車の中で、頻繁に保護機能が働いても困りますしね。そういうときは低感度にしておけばOK。普段は通常やモバイルモードにしておきましょう。
そこでおもむろにガンガン振ってみたところ、
加速度センサーに「IMPACT」と表示され、見事に保護してくれました。センサーもしっかり X・Y・Z で3軸(3Dで)反応していますね。
賢い。ちなみに保護だけでなく、勝手に持ち上げられた時(つまり持ち出されようとしている時)ロックをかけるモードもあるようです。
盗難&悪用防止に一役買ってくれます。
Webカメラを節電とセキュリティに応用!
だんだんとこの「応用っぷり」が楽しくなってくるSH76/Dですが、Webカメラだってちゃんと応用されています。
このユーティリティ、なにをするかといいますと、WebカメラでPCの前に人がいるかどうかを監視してくれるのです。つまり、不在になったら自動でロックをかけることができるわけですね。
実際に動作させるとこんな感じ。おお、写ってるw これでPCの前を離れる時にロックする癖がない人でも安心です。
細やかな機能は国産ならでは
SH76/Dを使っていて感じるのは、その機能の細やかさです。かゆいところに手が届くというか。富士通は、真面目にモバイルノートを作っているんだ!という意気込みをひしひしと感じます。
省エネに対応したり、各種センサーをうまく応用したりする「できる」モバイルノート、SH76/D なのでした。
関連リンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません