続・カメラ検証。京都でF-02Gのカメラ性能について突き詰めた結果を作例でお知らせします

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Fケータイではカメラの検証が好きなのりおです。前機種まででも、いかにマクロ撮影するかや、オートの癖を利用したセミオートな露出補正を行うかなどのテクニックを書いてきましたが、その集大成として、F-02Gのカメラ性能を京都で試してきました。

F-02Gのカメラ性能をおさらいする

近年のARROWSのカメラの特徴と言えば、全てがオートになったことでしょう。こちらができることといえば、ピント位置を決めることと、シャッターのタイミング、フラッシュの有無、あとは画像サイズと縦横比率の決定くらい。露出の補正なんかもできず、これを潔い・シンプルというか、さすがに機能として足りない…と言うかは意見がわかれるところでしょう。

なお本カメラについてはかなり使いこなすためのテクニックがたまってきていますが、ひとまずこの記事では作例を紹介して、こんな写真が撮れるぜ!っってことをアピールしたいと思います。

 

京都で紅葉を中心に撮ってきた

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早朝の圓光寺庭園を室内から。バッチリな1枚。畳の表現もさることながら、画面上部の鴨居などもつぶれていないところがポイントです。

 

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同じく圓光寺の庭園を別の和室から。狙い通りに撮れる恐ろしいオート。

 

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金福寺のドウダンツツジを真上から。光のあたるところ、あたらないところがくっきりと。

 

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北野天満宮から御土居の美しい木々を。

 

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八坂神社で朝の光を逆光に浴びながら。

 

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等持院でお抹茶をいただきながら。暗いところから明るいところまでギリギリの線を保ってます。

 

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直指庵の庭園。赤、緑、白、それぞれの明暗を見事に描写。

 

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嵐山の日が当たる庭の紅葉もくっきりと。

 

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ほうじ茶の水面という繊細なピントもばっちりこなす。

 

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モンブランのおいしそうな雰囲気も的確に。難しいホワイトバランスも処理できました。

 

こちら、全て撮って出し。オートということで調整できないもどかしさもありますが、使いこなすことができれば、シーンの8〜9割くらいでは失敗なく写真を撮ることができそうです。なにより起動から撮影まで悩むポイントが少ないので早いこと早いこと。スマホのカメラという、気軽な存在にして、しかし完成度は高いという素晴らしい出来です。

 

のりおのまとめ

どこまで何を求めるか、にもよりますが、富士通がデフォルトカメラに込めた「サッと出してササッと失敗なしの撮影して、サッとしまう」を体現したこの姿は、ある種の完成形なのかなとも思います。この目標のため、そぎ落とした部分もあるとはおもいますが、そこは大衆機ですから、現実的には8割ほどのシチュエーションに対応できていれば十分と感じました。

個人的には

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この写真がなんの工夫もなく撮れちゃうって、恐ろしいことだと思います。構図などの知識は必要かもしれませんが、試行錯誤の上に、ではなく、サラリと撮れてしまう凄みは感じました。

 

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