三菱サイクロン掃除機「風神」に参りました宣言

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三菱電機 風神

三菱電機のリアルサイクロン掃除機、「風神」。これまでのレポートでもその威力の凄まじさをお伝えしてきましたが、2ヶ月弱ほど使ってみての総決算をまとめてみたいと思います。

え?パワースターとの勝負はどうなったかって?もう風神が圧勝ですからコメントいらないっすよね…。

風神のすごさをおさらい

細かいところは今までの2エントリを見ていただくとして

今回は総括してみたいと思います。

風神のすごさを一言で表すなら

  • 「とにかく吸う。吸いまくる。逃さない」

ということに尽きるでしょう。ダストボックスを開けたときの、あのゴミの量。そして驚くほどとれている粉塵ゴミ。今までの掃除機とはまったく違うんだというのが1回の掃除で体験できてしまうわけですね。とにかく部屋のホコリが明らかに目減りしていく様子は痛快であります。

細かいところも良いつくり

もちろん白物家電に定評ある三菱ですから、細かいところもよくできています。代えヘッドにアタッチメントが必要な点のみ次回作に期待!でご愛敬ですが、狭いところ用の細長いヘッド、小物を吸い込まない「ハボキ」タイプのヘッド、ふとんヘッドなど種類も豊富です。

また掃除毎に関心するのが電源コードの巻き取り。こちらの動画を見てくださいよ(癖で縦動画になってしまっていてすみません)

あーきもちいい。最高です。これが途中でつまったりすると掃除の爽快感が失われるのですよね。この巻き取りは快感過ぎます。

掃除機のメンテナンスで問題となるヘッダ部分への髪の毛からまり対策もばっちりです。なんせ、引き抜くだけでキレイになるんですから。こんな感じで。

引き抜くと勝手に髪の毛とかがとれるんですよ。この構造はマジですごい。ちなみにこのヘッドはモーター無しタイプで、床面にヘッドが吸い付くと吸引力で勝手に回ります。なんでヘッドが軽いし薄い。このあたりの仕組みは素晴らしいですね。ただしヘッドを回すための通気口にホコリがたまりますので、こちらの掃除をお忘れ無く。

風神

2ヶ月ちょっと使ったことで、ダストボックスの扱いも慣れました。大きなゴミ袋を用意してその中でゴミを捨てれば粉塵ゴミが飛び散ることもありません。ダストボックスの中はキッチンペーパーで拭き取っておけばかなりキレイになることもわかりました。紙パック式よりも毎回のメンテナンスに手間がかかりますが、これは掃除へのモチベーションが上がるので問題ないでしょう。「おれ…こんなに掃除したんだぜ…っ!」という気分の高まりは今までにない高揚感を与えてくれます。たかが掃除…でも、されど掃除ですな。

ついに出てきた!不満点

もちろん不満点も少しは出てきましたよ。些細ですけどね。1つは前にもレポートしたとおり、ヘッドとホースが床と水平にぴったりくっつかないこと。

サイクロンクリーナー 風神

これはどうやら日立の特許らしいので、そりゃー仕方が無いっすね。90度回転すればほぼ水平に寝てくれますんで、そのあたりはテクニックでカバーですw

でも実はもう1点出てきました。上の写真を見ると、ホースの途中が出っ張って ┛こうなっているのがわかりますよね。言わずもがな、これは掃除機本体にホースを固定するためのフックです。こいつが若干くせもので、細いところにホースを突っ込もうとしたり、高いところの掃除をしようとしたりするときに引っかかって邪魔になるのです。うーん、固定力が高いのは嬉しいけど、掃除の邪魔になるのはちょっといけず。ここは改善の余地ありですねえ。

総合評価

とは言うものも、今までのレポートにもあるように掃除力は最高でアタッチメントも文句なし。不満点は些細な点で、運用の工夫によるフォローが可能です。とにかく「粉塵のような細かいゴミ、具体的には小麦粉だってガンガン吸える」「排気が超絶クリーン」「吸引力が云々とか気にすることなど皆無」という新時代の掃除機であることに間違いはありません。でなければ、いままで主戦力で活躍してきたパワースターが早くも奥様の実家に養子に出されたりしませんよ。

ということで風神、使ってみてください。細かいテクノロジーはいいんです。この吸いっぷりを体感したら惚れちゃいますから。辛辣な評価の多い2chで珍しく褒められている逸品だってのも納得の出来ですね。少しだけ高い掃除機かもしれませんが、それだけの価値、ありますよ。