instagram の良いところ悪いところ10個

2010/11/01一発ネタ系記事facebook,instagram,iPhone/iPad,Like,twitter

instagram

一部のユーザでとっても盛り上がっている、通称「写真版Twitter」のinstagram。しばらく使ってみて良いところと悪いところがずいぶんはっきりしてきたので、まとめておきたいと思います。

instagram の素晴らしい!と思ったところ6つ

1.言語を問わない

写真を見て「like!」するのが主なコミュニケーション方法ですから、基本的に年齢性別言語も問いません。作品を見て直感で感じたままに「like」をクリックすればいいのです。いわゆる「ノンバーバルコミュニケーション」ってやつですね。

2.一応は皆が一定のプラットフォーム

基本的にiPhone(とiPod touch)のアプリからしか投稿できませんので、前提条件としてみんながiPhoneというプラットフォームに乗っています。バージョンで若干の違いはあるものの、同じ機材を使って作った作品というところがいいですよね。ただし最近はデジカメで撮影した写真をわざわざ加工してiPhoneに取り込みアップするような人もいるとか・・・楽しいのかな、それ。

3.簡単な写真加工

若干失敗した写真だとしても、加工すればそれなりか、もしくは突如として光り輝くような1枚になることも。写真を加工してドラスティックに変化させるというのは、多くの人にとって新しく、しかも楽しい経験だったのではないかと考えられます。

iPhoneという本格的なカメラに比べたらチープなカメラで撮影するがゆえに、(気分的にも)エイヤッと加工しやすい効果もありそうですね。

4.他サービスとの連携が強力

instagramに投稿する際、FacebookやTumblr、Flickrと連携して同時ポストできるのがいいですね。特にiPhoneで撮影した写真をFlickrにあげるのって面倒だったんで、それだけでもずいぶん助かってます。撮影と同時にアップは気分的にもいいよね。ただし1歩間違えると同じ写真が3回も4回もTwitterに流れることになりますので、そこは注意です。

5.ポストしたい!と思ってから完了するまでが早い

これが本当に最高なところですが、iPhoneを立ち上げる→instagramを起動→撮影→加工→タイトル→ポストまでの流れがスムーズかつ早くて快適です。

6.暇つぶししながら写真が学べる

電車でぼけーっとながめているだけでも、「あーっこんな絵があるのか!」みたいなことですとか、「この写真にはこの加工だよなーっ」みたいな気づきがあります。暇つぶしというにはもったいなさすぎる時間がそこに生まれているのです。

ちょっと残念!と思ったところ4つ

1.instagramだけでは「発見する」「出会う」手段がない

きっとinstagramには衝撃的な写真があると思うのです。ですが、それが伝わってくる仕組みがないんですよね。Popular(like数上位が表示される)はフォロワー数ランキングみたいなものだし、発見や出会いの部分はTwitterやFacebookにお任せしているのかも知れませんが、もう少しなにかの仕組みがほしいところです。キュレーターみたいな人がいて、その人がlikeした作品を追える・・・みたいになっていると嬉しいかも。

2.素晴らしい作品を記録しておく手段が少ない

これスゴイ好き!と思う作品にlikeした後、スクリーンショット以外にそれを記録しておく術がありません。もちろんこれもFacebookやTwitterでやれってことなんでしょうが・・・。

3.Twitterよりもさらにシビアな「流れる」速度

もっとも残念なのがこれですかね。「出会う」手段が無いのと似ていますが、そもそもiPhoneの画面で1度に表示できる写真が少ないため、誰かがアップした写真は一瞬で次のページ、次の次のページへと流れて行ってしまいます。Twitterでさえ100発言くらいは1画面に表示できるわけですが、instagramではたった30個だけ。Twitterのように常時開いておくようなアプリでもありませんから、気がつかずに流れていってしまった写真は星の数ほどでしょう。フォロー数減らせって話かもしれませんけど。

4.最後は「フォロワー数」勝負?

これは僕だけかも知れませんが・・・instagram上下の写真には「like」がたくさんついているのに、自分の写真だけはまったく・・・というとき、ちょっと凹みます。特に加工もかなり検討してがんばった作品だったりするとなおさら・・・。

結局はinstagramの「like」って、自分のフォロワー数がどれくらいいるかに大きく依存しているんですよね。Popularに載るかどうかも結局はビッグフォロワーを獲得できているかどうかにかかっているんですよね。だってフォロワーが5人しかいなかったら「like」の最大値も5なわけで、おそらくPopularには絶対に載りません。TwitterのRTのように、伝達して広がっていく仕組みがあればなあ・・・。

ということで

驚くほどの速度でユーザが広がっている instagramについて検討してみました。もちろん僕もまだ1ヶ月くらいのユーザにすぎないので、イマイチな見解も含まれているかも知れません。ぜひTwitterなどであなたなりのinstagramに関するご意見をいただければありがたいです。

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著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。

2010/11/01一発ネタ系記事facebook,instagram,iPhone/iPad,Like,twitter

Posted by norio nakayama