お客さんがいないところだと「客」というような店・人が信用ならない
べつだん特定のだれかに向けて書いているわけではないので、カチンときたらスルーしてください!
こういう人、近くにいませんか?
接客時や相手にあっている時は「お客さん」「お客さま」、でもいなくなると「客」と呼び捨て。こういう人、いますよね。
いつも「なんでかなーっ」って思っているんですよ。
いつも「お客さん」じゃマズイの?
そもそも理解できないのが、すなわちこれっていつもは「客がさー」って思考でいて、イザというときだけあえて「さん・さま」を付けているってことですよね。なんかそれって歪んでませんかねえ。少なくとも僕は、自分のお客さんに対して「客が」なんて言い方はできないし、して欲しくない。
これってヘンですかねえ?
お客さんはいつまでもお客さんである
考えてみれば、お客さんがお客さんである時っていうのは、なにもお客さん本人が目の前にいるときだけではないと思うのですよ。
例えば街の中。「この前客がさー」なんて話しているどっかのお店の店員がいて、そんなお店に行きたいと思いますか?このシチュエーションでは未来のお客さんになるかもしれない人を逃しているわけです。そもそも「客が」なんていう人の人間性があんまり良くわからない。「客」って言葉が不特定多数を指す言葉だから、軽々しく使われてしまうのかなあ。
結局自分とお客さんの間には関係があって、その関係がTPO(お店とその外)でふらふら上下に動いちゃうような人って、何につけても信用できないんじゃないかって思ってしまうのですよ。表裏が激しそうというか。絶対そうだってわけじゃないんだろうけど。
ついでに言うとこれも苦手
「お客さん」の話ついでに言っておくと、自分がお金を払う側なのをいいことに、店員を人とも思わないような使い方をする人もちょっと見てられない。「おれたち金払う側なんだから、店員が文句言うなよ」ってセリフを現実社会で耳にしたときは、本当に人間性を疑ったなあ。普段が普通の人だっただけに、その思考の変貌に驚いたというか。
つまるところ、お金を払う方が上、払われるほうが下…みたいな考え方があるから、店員に暴言を吐いてしまったり、逆に店員側がお客さんのいないところで暴言を吐いたりしてしまうんじゃないかなと。基本は常にイーブンで、お金とサービスは単に物々交換されているだけ。常にイーブンということは、常に関係も変わらないはずなんです。上も下も無くて。
で、何が言いたいかといえば
接客の人や営業の人に、本人がいないからって相手を「客」呼ばわりをするのは印象よくないんじゃないの?ってコトが言いたいわけです。言葉遣いが〜ってのもあるけど、表裏がキツイ印象を与えちゃうと思うんですよね。そもそも常に「お客さん」という言葉を使えばいいじゃないかと。
ということで、いつも「客」という言葉を使っていたみなさん、「お客さん」を常に使ってみませんか?
ちなみに僕が今まで「この人は素晴らしいなあ」と思った人は、全員が常に「お客さん」「お客様」という言葉を使っていましたよ。やっぱりそこって出るんじゃないかなあ。
でも「客」って言葉を使う人にも、素晴らしくて尊敬できる人いるんだよなあ。ここらへんが自分でも消化できなくて難しいところ…。 Twitterでご意見ください!
同文館出版
売り上げランキング: 573
わかり易い!!
やる気が出てきた
非常に参考になりました。
なるほど
著者のライブ講演はモット素晴らしい!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません