和のココロ。京都友禅染めと倉敷デニムの融合 京都デニムがいま熱い!
京都駅から徒歩7分ほどのところに、知る人ぞ知る和風デニムの最高峰「京都デニム」があります。京都伝統の友禅染と、倉敷デニムの融合。完全手作業限定生産のすべて1点モノなスーパーデニムこそ、この京都デニムです。
和のテイストで作られたデニムを、1本1本職人が染めていく
京都デニムの特徴は、あくまで「和」テイストに基づく設計がされていること。例えば女性モデルでは「折鶴」「みやび」「つつみ」など、特徴的な名前とその名を生かしたデザインになっています。例えば「折鶴」なら、バックポケットの形が鶴のモチーフになっている、などですね。
それら和テイストのデニムに、友禅染めを施していきます。その行程は、着物を染めるのとなんらかわりない行程だそうです。なので、大量生産できない。まったく同じ柄になることもないため、全てが1点モノとなるわけです。
対して男性のモデルでは、「忍」や「陣」など、力強いデザインとなっており、差別化が図られています。
とはいっても、女性モデルでも男性がはけるようなサイズはありますし、もちろん男性モデルを女性がはくこともできますので、そこらへんはあまり気にしなくてもいいのかも。僕も男性モデルを1本と女性モデルを2本持っていたりします。
さらにそれぞれのモデルには染めによる「銘」が入ることも。例えば左上の写真であれば、「小枝」右が「夜桜」。
こちら女性モデルの1点モノたち。1点モノに限らず、裾の折り返しには桜などの花がプリントされているものもあってかわいい。
こちらは男性モデル。この鎧っぽい感じが力強くていい。
なおデニムは完全国産、というか岡山・倉敷の一流生産工場で作られているものを使っているので、「育ち」も履き心地も間違いない感じです。
もっともオススメしたいのが「桜ロック」
さて、そんな中で僕が最もオススメしたいのは、こちら「桜ロック」です。
「桜ロック」は粗くウォッシュをかけたダメージジーンズに、その名の通り桜がたくさん染め付けられています。
京都デニムの染め付けは、まず脱色してからの作業になるため、発色が良く、また簡単に色落ちしたりすることがありません。なので、こういったダメージジーンズにもマッチするんです。
ちょっと値は張りますが、伝統工芸品と思えば安いモノ。というか、全て1点モノってのがいいですよね。いまだ関東でこの京都デニムで被ってしまったことが1度も無いのは、すごいことかなと。
ちなみにですが、時間と予算さえ許せば、半オーダーメイドにて好きな染めを入れることも可能です。お店の方いわく、「わりといる」そうです。
根強い人気の「でにぐま」
さて、実は京都デニムの強力なコンテンツは他にもあります。それがこちら、「でにぐまシリーズ」です。染められたデニムのつぎはぎにて作られた熊などの動物のぬいぐるみが、キモかわいくていいんです。気がつけば我が家はコレクションしています(笑
勢揃い。もちろんすべて1点モノ(形が同じでも模様や生地が違う)。
モノクロ+金の、でにぐまでもレアカラーの一品。この後、我が家の一員に。
ということで、この染め物と個性との融合がたまらないというか、デニム大好きッ子にはたまらないものがあります。もし桜や紅葉などの時期に限らず、京都まで行くことがあれば、オススメです。
ということで
京都旅行のたびに訪れてしまうのでした。そういえば日テレの京都特集でも出ていてたし、近いうちに「来る」かもしれませんね。僕の中ではもう十分にきてますが(笑
ちなみに京都デニムは都内進出をしない戦略でやっているため、都内では商品そのものを見ることも希。ちょうどいま東急百貨店 東急東横店 南館7階 インマイライフにてレディースモデルとでにぐまの一部を置いているそうなので、気になる方は行ってみて下さい。
>京都デニム 関東初上陸!のお知らせ | 京都デニム公式ブログ
http://blog.homay.jp/2-pressroom/8193/
また、京都デニムに関する職人の逸話などは全て公式サイトに載っています。オーダーメイド加工料金も載ってますね。またオンラインショップもありますので、京都まで行けない!という方はこちらを利用すると良さそうです。
>【京都デニム公式サイト】KYOTO DENIM
https://kyoto-denim.jp/
それにしてもね、なんで自分でもこんなに推しちゃうのかわからないんですが、とにかく大好きです、京都デニム。