エアロプレイン10年史(3)〜思惑と歴戦のサイトたち

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2000年9月9日にはじまったエアロプレインですが、実はサイトを開くに当たって様々なコンセプトを決めていました。

airoplane.net 20010303

こんなコンセプトがありました

1つは1ページになるべく多くのテキストコンテンツを詰め込むこと。イメージとしては電車の中吊り広告ですね。当時のメインコンテンツはニュース、日記、コラムの3種類でしたがそれをTOPページに詰め込んだのです。更新はもちろん全て手作業。テーブルを駆使しまくって、専門知識が無いながらにデザインを行いました。

今になって「当時のわりには工夫していたなー」と思うのは、(画像では見切れていますが)ページ上部にいわゆる「グローバルナビ」を設置していたことと、ファーストビューでニュースがたくさん見えるように配置していたこと、ニュースもタイトル、ひとことコメント、1人突っ込みの3段落ちにするなど、今でいうTwitterライクな更新をすることで更新性を上げたことなどでしょうか。確か1日に平均10回は更新しており、また24時間更新マラソンのようなこともしたことがありました。今考えるとかなり無謀というか、学生だから出来た…みたいな感じですね。

当時といえば更新をチェックするのには WWWCというツールやなつみかんというサービスを利用する必要がありましたが、更新の頻度を高めることでそれらサービスの更新されましたリストの上位に食い込むことがアクセスアップにつながっていました。もしかしたらこれはTwitterに更新情報を流すことに似ているのかもしれません。当然夜中に更新をしても効果が薄いため、昼休みや終業時間を狙うわけです。これって今と同じですね。

歴戦のつわものたち

ところでそのころはニュースサイト戦国時代で、様々なタイプのサイトが存在しました。当時有名で今でも続いているところでは「 Narinari.com」「 tentative name」「 ポケットニュース」「 超もばいる&まるちめでぃあ情報局」「 ほんわかキリン」「 えんにゅ〜す」などがあります。どのサイトも10年以上にわたって第一線で情報を発信し続けていますので、本当に凄いなあと思います。特にNarinari.com(ナリナリドットコム)は大きなサイトになりましたね。

うちもいつかはあれ位の規模にしてみたいなあ(笑

なお当時のリンクはこんな感じでした。

airoplane-200103link

(つづく)

なお、この文章を書くのに当たって以下の文献を参考にしています。

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著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。