タイムスクープハンターの特殊な交渉術がなんなのか、真面目に考えた(2014年追記)

2010/06/01読み物TV,タイムスクープハンター,交渉術,未来,特殊な交渉術

timescoop

NHKの深夜番組に、タイムスクープハンターというものがある。内容は非常にシンプルで、未来から過去にタイムスリップしたジャーナリストが、教科書に載らないような当時の人々に密着取材するというドキュメンタリー風歴史番組となっている。

このタイムスクープハンターに出てくる「特殊な交渉術」が気になっている!

極秘の交渉術とは?

タイムスクープハンターの冒頭では、奇抜な格好をした未来人のジャーナリストによって必ず以下のような「お約束」が語られる。

当時の人々にとって、私は時空を超えた存在です。彼らにとって私は宇宙人のような存在です。彼らに接触する際には細心の注意が必要です。私自身の介在によって、この歴史が変わることも有り得るからです。彼らに取材を許してもらう為には、特殊な交渉術を用います。それについては極秘事項のためお見せすることは出来ませんが、今回も無事密着取材することに成功しました。

この交渉術がとても効果的な内容らしく、交渉に成功した後は同行・密着取材が許されるだけでなく、どんな危機的状況であってもインタビューに応じてくれるなど、様々な無理難題を聞き入れてくれるようになりる。それほどにこの交渉術はすさまじい効力を持っているらしいのだ。そんな交渉術…知りたいじゃないですか。

して、その内容は?

極秘の交渉術、というだけあって番組でも交渉内容については一切触れられない。むしろその部分がカットされている。

ということでこの交渉術について考察してみた。以下はそのメモの一部を公開したものになる。

金銭説

やはり金の切れ目が縁の切れ目、地獄の沙汰も金次第…ということで、当時の金子を豪快に支払うことで交渉を進めている可能性があり。ただし落ち武者や逃亡生活などの密着もしていることから、取材が終わらないと使えない特殊な金銭である可能性も否定できない。

薬品説

それ…交渉じゃなくない?との突っ込みを一身に受ける交渉術。未来で精製されたであろう洗脳系薬品を使うことにより、彼らを従順に従わせる。薬品であれば取材完了後の(ジャーナリストに関する)記憶消去もスムーズに行えると考えられるため、現実味のある交渉方法である。ただしリアリズムにこだわるジャーナリストが「交渉術」と語っているからには、やはり力づくではなく交渉しているのではないかと考えられる。

なお、幻覚系薬品を使うことで金銭説との組み合わせ(つまりガラクタを金銭と誤解させている)可能性もゼロではなさそうだ。

人質説

親兄弟両親子供孫親友からご近所のおじさんまで、人質をとって強制的に従わせている可能性も。ただし落ち武者などの回では全滅寸前なことが前提なので、家族らがいたとも思えず、現実味は低い。

信心利用説

どちらかといえば教祖様が使うような交渉術を用いて、信心深い過去の人々の心をがっちりキャッチしているのかもしれない。まさに「私は神の生まれ変わりだ」とでも言っているのだろうか?それであれば、奇抜な格好や根掘り葉掘りのインタビューへと素直に答えてくれる対応も理解できる。

これにも薬品を平行して使っている可能性あり。

脳波操縦説

タイムスリップできるくらいだから、脳波を操って意のままにすることも可能だろう…という考え方。確かにできそうだ。信憑性もある。というのも交渉術の後、取材対象者がやけに従順かつ未来人をスマートに受け入れている様がずっと気になっていた。相手の脳波を操っているのであれば、取材対象者の不可解な行動にも合点がいく。

ただし交渉術じゃあないよなあ。洗脳率メーターとかあるのか?

ど直球ストレート交渉術

おそらくタイムスクープハンターになるには、タイムスクープ社の発行する分厚い本を買って勉強し、「時間交渉士」なる資格を得なければいけないのだろう。試験も高額なんだろうなあ。そんな資格を取得できるくらいになると、彼らの交渉力は想像を絶するレベルに達していて、恐らくはどんな偏屈な人間であっても丸め込めるに違いない。

しかしこの場合は…どのあたりが秘伝なのだろうか!?何か決め文句があるのか。

交渉術を使えないときがあった

そういえばスペシャルの時には、機器の故障で未来に帰れなくなった上に交渉術も不発だった。ということは、やはり何らかの未来の力を使っているということなのだろう。脳波を操っている説が濃厚に思えてきたぞ…。

(追記)交渉が間に合わない回もあった

シーズン1の医僧の回では、交渉が間に合わなかった場面があったとか。交渉ミス?それとも時間的な問題?とにかく、「間に合わない」ということならある程度の準備と時間が必要な方法なのかもしれない。

 

(2014年元旦追記)

今回のタイムスクープハンターには重要なコメントがあった。特殊な交渉術を実施後、その言葉を耳にした対象者が「特殊な交渉術ってなんですか?」と聞いてきたのだ。これはつまり、特殊な交渉術が交渉と認識される方法では無いということを表している。やはり、未来の技術を使って直接意識や記憶を操作しているように思えるな…。

 

のりおのまとめ

うーん、考えれば考えるほどわからなくなる。特殊な交渉術が何であるのか、知っている方はこっそり教えてほしい。

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著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。