ローカル地域情報革命を起こしつつあるTwitter
久々にTwitterについてのエントリー。今日は自分の所属している地域の人をフォローすると、Twitterの使い方が変わるぜ？って内容です。
フォロワーってどうやって決めてますか？
突然ですが、みなさんはフォロワーをどうやって決めていますか？多くの人は、オススメユーザだとか、面白い発言をしている人だとか、共通の趣味がある人だとか、とにかくそういった軸を中心に決めているのでは？少なくともそこに「地域」という軸はあまりありませんよね。
きっかけは地域Twitterの集まり
僕もそんな軸が重要だとはこれっぽっちも思っていませんでした。が。
きっかけは大宮で行われたTwitterユーザの集いでした。誘ってくれたのはさいたま市の観光を担う「さいたま市観光コンベンションビューロー（SaitamaCVB）」さん。そもそもこのCVBさんの活動は素晴らしくて、さいたま市に関するつぶやきを拾ってはフォロー、拾ってはフォロー、そしてTwitter上で流通させるという、いわばさいたま市ローカル情報のハブ的なことをやっていたのですね。僕はそれだけでもTwitterの価値が変わるかも…と思っていたんですが、Twitterの力はそんなものじゃなかったわけです。
まさに「ソーシャル」なネットの使い方が、今…
地域のTwitter会に出てくる人は、本当に大宮に住んでいる人ばかりでした。大宮に住んでいて、日々身の回りであったことを積極的につぶやくけっか、その人たちの発言には大なり小なり大宮の情報が詰まっていたのです。もちろん僕もそのうちの1人です。
そんなユーザが集まって、みんなでフォローしあったらどうなるか。
これは、地域の情報革命ですよ。本物のソーシャルがやってきました。
Twitterで地域情報革命が起きる？
いままで地域の情報を知るには、どんな手段があったでしょうか？隣に住むおばちゃんの口コミ？回覧板？掲示板のポスター？市のWebサイト？正直言って、どれもあんまり機能してないですよね。少なくとも僕はそうです。
そもそも大人になって引っ越してきた人は地域のコミュニティに参加できておらず、人づてでそういった情報が回ってくる可能性が低くて、頼れるのは市のWebくらいしか無いわけです。そんな状況じゃ、地域に興味も持てません。
ですが、Twitterでは地域の情報がガンガン回ってくるのです。たとえば日曜の昼間につぶやかれる誰かの「大宮で○○なう」。近所であるがゆえに、そのつぶやきを見た30分後に現地まで行けていた事は1度や2度ではありません。イベント、お祭り、開店閉店、果てには渋滞やタイムセールの情報まで、とことん集まってくるわけなんですね。他にも「こんな条件のお店教えて」への回答が即返ってくることさえも。
実はいままで地域情報をネットを通じてリアルタイムで集める/知るのは本当に難しいと思っていたんです。これは情報系サイトを10年やっていた結論ですから、そう間違っていないはず。それこそ2chや街BBSで疑問を尋ねたことも少なからずあります。でもわからない。つまり、ネット上には、地域情報ってなかなかのってこないんですよ。
じゃあオフラインで知れるんじゃないかと思いますが、やっぱりそんなこともない。そりゃそーだ、家になんてご飯食べて寝る時くらいしかいないわけで、それって早朝と夜中だし、誰かに会うわけでもない。情報まわってくるはずないよなー。
そうなると、Twitterによって地域情報の革命が起きる可能性はとても高いと思うんです。さらに地域情報をハブ的に回してくれるCVBさんみたいな存在が各地域にいれば、状況はいっそうの加速を見せると思うのです。
Twitterで地域をもっと好きになれる
ちょっとだけ僕の話をすると、僕は18歳でさいたま市（旧大宮市）に引っ越してきましたが、そこから14年間あまり、大宮のことを深く知る機会がありませんでした。年末の風物詩である「十日市」でさえ、3年前に知ったばかりです。
でもTwitterで地域の人をフォローしていると、地域の情報はいやでも回ってくるし、聞けば教えてくれるし、場合によっては誘ってもらったりもする。これって移住者にとってはすごく嬉しいことなんですよね。
そんなわけで、このTwitterにおける地域情報流通には期待しちゃうんですよね。
地域の人をどうやってフォローするかが課題
ただしこの話、課題があります。地域のユーザをどうやってみつけてフォローするかという問題です。さいたま市の場合はCVBさんがつなげてくれました。ということで各地域のユーザは積極的にローカルなイベント開くのがよいんじゃないかと思いますよ！
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それほどツイッターにはすごい未来があるかな