趣味のブログでもアクセスアップのために多少は考慮したいSEO 7+1のTips
「自分のやっているブログやテキストサイトなんて趣味でしかないから…」なんて思っている人は多そうですが、やはりせっかくテキストを公開するからには、多少なりとも人に読んでもらったほうが張り合いもあるというもの。そんなとき手っ取り早い方法といえば、Googleなどの検索エンジンからきてもらうことです。特に検索エンジンから飛んでくる人というのは、何かについて調べたい人がほとんどであって、あなたの書いた何気ない記事が人様世間様の役に立ってしまう可能性も。ということで、今日は誰でも簡単にできるエントリごとのページに関するSEO 7つのポイントをご紹介。
ただしあくまでも僕は専門家じゃありませんので、そこだけはご了承ください。
ところでSEOってなに?
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、ようは検索エンジンのなるべく上位に表示されるようにする工夫のことです。実際には工夫といってもいくつかのセオリーが決まっていて、それに沿って簡単な作業を行うだけでもずいぶんな効果が出ます。これは特に個人のサイトにおいて、SEOが検討されている場合が少ないからでしょう。
ちなみに今回紹介するTipsは、多少なりともレイアウト(HTML)に手を入れないとならない場合があるので、その辺りは良い機会だと思って勉強してみてください。
日記系ブログにはあんまり向かないSEO
通常、SEOをやるときには「あるテーマに関するサイト」を対象とすることがほとんどです。例えば「コンビニのお菓子に関するサイト」や「バルセロナに関するサイト」など、です。でも多くの人がやっているブログでは、決まったテーマに関して深く掘り下げるような記事ばかりがアップされることは少なく、最近の流行や自分が思ったことなど、わりとバラエティーに富んだ内容が主であるはずです。
じゃあどうすんの?
ということで考えたいのが、エントリごとのページに対するSEO。いかにブログの内容がバラエティーに富んでいても、単一のエントリならば特定の話題に特化されているはず。エントリごとのページにSEOを行うことで、
- Google(もしくはYahoo、というかYahooのほうが効果があります)→エントリごとのページ→TOPページ→運がよければ読者に
という流れを作り出すことができます。さあ、若干なりともSEOしてみましょう。
7つのTips
1.記事タイトルにキーワードを盛り込む
ブログのタイトルはSEOにとって非常に重要な要素です。
多くの構造化されたブログでは、タイトルに h2 や h3 などのタグが付いていることが多く、タイトルはインデックスされる際のキーワードとして重要な意味を持っています。そのため、タイトルには「具体的な記事の内容」と「記事にとって重要なキーワード」を入れることが重要視されてきます。
2.キーワードアドバイスツールを使う
3.商品に対する記事の場合は「2匹目のドジョウ」を狙う
4.キーワードは重要な順番で
書籍などの商品に関する検索では、Amazonやその他の企業サイトがSEO的には非常に強く、普通の個人のサイトでは太刀打ちできないのが現状です。そこで狙うのは「商品名 + (要素)」のキーワード。オーバーチュアが提供してくれている「 キーワードアドバイスツール」や無料登録ドットコムの「 キーワードアドバイスツールプラス」を利用すれば、商品名とともに入力されることの多いキーワードがわかりますので、チェックしてみても良いでしょう。
企業のSEOでは「商品名」単体のキーワード上位によって数千〜数万のアクセスを狙うのが常套ですが、個人のサイト、あまつさえ1エントリのページで狙うのなら「商品名+要素」による数百のトラフィックでも十分なはずです。
例えば当サイトのバーガーキングに関するエントリ「 バーガーキングが日本に再上陸!@西新宿&池袋(住所付)」では、「バーガーキングが日本に再上陸」という速報的なタイトルに加え、「西新宿&池袋(住所付)」という要素をつけることで、バーガーキングの住所や地図を探している人に検索されることを狙っています。実際、このエントリへたどり着く人は「バーガーキング 池袋」「バーガーキング 住所」などで検索してくる人がほとんどです。これだけでも一定のトラフィック増は狙えるわけです。
ちなみにポイントとして、キーワードは重要なもの順にタイトルへ挿入しましょう。バーガーキングに関する記事なら、一番最初にバーガーキングという単語が来るべきです。
5.タイトル同士の競争に勝利できるタイトルを付ける
上位10件の検索結果(の記事タイトル)が並んでいるとき、リンクをクリックする順番としては「上位から」と「参考になりそうなタイトルから」の2種類があるはずです。 あなたのブログタイトルがどこでどう頑張っているのか次の5つを知っておいて損はない@ホームページを作る人のネタ帳 でも語られているように、タイトルには結果として表示された複数のタイトルの中から自分の記事を選んでもらうための商品名的要素を含んでいます。魅力的で具体的なタイトルを付けることも重要な要素でしょう。
6.各エントリごとのtitleタグ内における並びを考える
何気に重要なのがタイトルにおけるキーワードの並びです。各エントリごとのタイトルは
記事タイトル + サイト名
の並びになるのが最適です。エントリー・アーカイブをいじるならば
<title><$MTEntryTitle remove_html="1"$> – <$MTBlogName$></title>
こんな感じです。
7.headタグ内のキーワード(keyword)要素をエントリごとに変更する
SEO的に見ると、各ページにおけるmetaタグのkeyword要素は重要な意味をもっています。ただし特定の内容を扱うならば各ページ一律で良いこのkeyword要素も、ブログのようなスタイルでは各ページごとに変えたいところ。例えばこの記事では「SEO」「アクセスアップ」なんてキーワードを挿入したいですし、サッカーのページなら「サッカー」や「(選手名/チーム名)」などのキーワードが求められるはずです。
ということで、テンプレートを調整して、エントリごとにキーワードが異なるように調整しましょう。実際にこのエアロプレインでは、エントリー・アーカイブのヘッダに
<meta name="keyword" content="<$MTEntryKeywords$>,エアロ,ライフハック,ネタ">
このような形で、各エントリごとのキーワードがkeyword要素がエントリ別のページへと挿入されるようにしています。またそれに伴い、キーワードは “,(半角のカンマ)"で区切るようにしています。
ただし注意したいポイントとして、キーワードが多すぎることのないようにしましょう。5〜10くらいが良いのではないでしょうか。(これにつていは諸説あるようで、わかりません)
7+1.最後に狙うのは、積み重ね
サイトを分類するときに考えたいのが、縦に長いサイトと横に長いサイトです。縦に長いとは、物理的に縦に長いというわけではなく、瞬間的な爆発力があるサイトのことです。例えば最近なら、ジュビロの菊地に関するサイト(もしくは単一ページ)みたいなものですね。ある話題に関しては爆発的なアクセス数を生み出すことになります。
一方で横に長いサイトとは、1ページごとのアクセス数はそんなに多くなくとも、全ページのアクセス数を総合すると結構なトラフィックをもつサイトのことです。企業サイトでは Weblioなんかがこのタイプですね。一般のブログなんかはこちらのタイプを目指したほうが、アクセス数も右肩上がりになって精神衛生上好ましいのではないかと考えられます。ようは各ページごとに(検索エンジンからくる)20人分のアクセスを増やしていけば、10エントリで200人、50エントリで1000人分のアクセス数を増加させることになるわけです。この手のアクセスは流行に左右されず、一定のトラフィックを生み続けるのが特徴です。まさに右肩上がりに蓄積されていくわけですね。
以上、簡単に設定もしくは行動することで、アクセス数が上積みされるSEO的手段を紹介してみました。専門家や詳しい方から見れば鼻で笑われてしまうかもしれませんが、今まで何も実行してこなかった方に対してなんらかの足しになれば。
ちなみに最後に紹介しておくと、こちらの記事も大変参考になりますのでオススメであります。
SEOの動きを見逃さない為の7つのツールと19のエントリーまとめ*ホームページを作る人のネタ帳【e】
SEOに関する情報は常に動いている。
SEO対策という言葉が今、『おかしい』という事もその一つ。
SEO=サーチエンジン最適化という意味があるにもかかわらず、そこに『対策』をつけるのはナンセンスという声があるわけです。
今回はSEOに関するツール7本と19のSEO記事を自分の為にもまとめておきます。
たまにはこんなエントリもいかがでしょーかということで。
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