coffee and spice.(コースパ)旧・虎ノ門コーヒーの人気バリスタがECを開始!浅煎りブレンドに心を奪われた

お茶やコーヒーcoffee,MAMEYA,spice,カフェ,コーヒー,虎ノ門

僕が定期的にコーヒーを飲むようになったのは、100%このお店のおかげ、というのが今は無き「虎ノ門コーヒー」です。中でも最もお世話になったのが、バリスタチャンピオンの経歴を持つ加藤さんなのですが、その加藤さんが個人ブランド「coffee and spice.(コースパ)」を立ち上げて豆の直売をするということで早速購入してみました。

コーヒーに目覚めさせてくれた虎ノ門コーヒー

そもそもですね、僕が好んでコーヒーを飲み始めたのは、OMOTESANDO KOFFEEの生まれ変わりであるKOFFEE MAMEYAの分店(ややこしい)、虎ノ門コーヒーで、シングルオリジンのおいしさにハマったからなんです。

虎ノ門コーヒーでは、ほぼ週替わりでKOFFEE MAMEYAにて取り扱っているシングルオリジンが2種類提供されていて、おおよそ2日に1回の割合で通っていた僕は、それはもう多種多様なシングルオリジンを勉強することができました。

この虎ノ門コーヒーで驚かされたのが、産地や豆の種類、果ては焙煎やドリップによってまったく変わるその味わい。これは僕がこれまでにハマってきた緑茶や紅茶の世界と何ら変わりの無いもので、あまりコーヒーを飲んでこなかった僕にはショッキングな事実でした。なんだ、コーヒー楽しいじゃん!と目覚めた瞬間でもあります。

特に浅煎りの、フルーツ感たっぷりなコーヒーは僕の中のコーヒー感をガラガラと崩してくれまして、味の面でもハマってしまう大きな理由となりました。

この虎ノ門コーヒーでお世話になったバリスタさんが何名もいたのですが、その中の一人が加藤さんです。

加藤さんには訪問時のだいたい6割くらいでドリップを担当してもらってたのですが、毎回そのハンドドリップを見ていたら所作を覚えてしまい(虎ノ門コーヒーは毎回のドリップ作業をオープンな場所でパフォーマンスとして実施しています)、いつの間にか僕も専用器具を使ったドリップができるようになっていました。自分でもびっくりしました。

落とす速度と味の関係や、ペーパーやドリッパーによる味の違いなど、とにかくいろいろ教えてもらったのでいわゆるコーヒーの師匠ですね。師匠がEC開くとなれば、そりゃー買いますよ。

 

MAMEYAのエッセンスを十分に感じる浅煎りのブレンド

さて、今回このコーヒー&スパイス(以下、コースパ)さんで頼んだのは2種類。

FRUITS MUSIC(浅煎り)
CINNAMON COOKIE(中煎り)

●●ブレンドみたいな名称ではないところに加藤さんらしさが出ている気がします。知ってる人には伝わりそうな、この感じ(笑

ちなみにパッケージはMatthew mallow (マシュー マロー)さんが担当。コーヒーでこのテイストのパッケージはなかなか見ないので、インパクトありますね…。

Coffee and Spice.様のパッケージデザインをしました

さっそくですが、浅煎りのFRUITS MUSICを飲んでみます。事前の「ブレンドだけど、大丈夫かな…」という心配をよそに、このコーヒー、めちゃくちゃ好みです。

虎ノ門コーヒーやMAMEYAでも好んで飲んでいた、浅煎りでフルーツ感たっぷり、コーヒーって果物なんだなあ…と感じられる、あのテイストなんですよね。しかもシングルオリジンでは得られない独特の複雑さも出ています。正直、ブレンドコーヒーでこの味が楽しめるとは思ってもみませんでした。単品で飲んでも良し、さっぱり目の和菓子と合わせても良し。これは毎日飲んでも疲れないコーヒーですよ。

中身はコロンビアとエチオピアという、僕の好きな2種類の豆がブレンドされていました。焙煎はFINETIME COFFEE ROASTERSさんが担当。豆の甘みをじっくり出してくれる焙煎は、なかなか良い感じ。ロースターさんの豆も買ってみようかな…。

一方のCINNAMON COOKIEは中煎りということで、ロースト感を少し出しつつも、スパイシーな仕上がり。ブラジルとグァテマラのブレンドということで、クラシカルな味わいながらも、やはり軽さというか、豆の甘さが引き立っています。これもだいぶ良い感じで、軽い焼き菓子なんかに合わせたいところ。ロースターはWORKBENCH COFFEE ROASTERSさんが担当。ブレンドごとに違うロースターさんとか、贅沢な仕様です。

初めてブレンドコーヒーをリピート購入します

率直に言いますと、ブレンドコーヒーって、シングルオリジンが好きな僕には縁遠いものだと思っていました。おおよその場合、●●ブレンドって苦味が強くて骨太な味わいのことが多くて、僕には深煎り過ぎるという印象だったんですよ。

しかし、このコースパのFRUIT MUSICはわりと衝撃的というか、浅煎りのシングルオリジンのいいとこどりな味わいで、むしろ積極的に飲みたいくらいの出来映え。なんとも末恐ろしいブランドを作り上げたものです。

ということで、生まれてはじめてブレンドをリピート購入しました。個人的には、MAMEYAのテイストを通販で買えるような、夢のようなコーヒーでした。恐るべし加藤さん…。

 

coffee and spice.

コースパさんはECだけで購入できます。もし購入されるときは、中山の紹介です!と伝えてみてください。

coffee and spice.(コーヒーアンドスパイス/コースパ)

https://www.instagram.com/casp0701/