かの”巨匠”こと軍記ひろしさんに教わる、Fリーグの撮り方 #F撮り #F撮り塾

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日本のフットサル公式戦の最高峰「Fリーグ」。実は僕も短い期間ながらフットサルの県リーグに属していたことがありますので、Fリーグはひとつの憧れでもありました。

さて、そんなFリーグの公式カメラマン「軍記ひろし」氏に教わりながらFリーグの公式戦をピッチレベルで撮る!という夢のような企画が開催されまして、参加してきたのでレポートしておきたいと思います。

初のFリーグ撮影

いままでもJリーグでは何度かカメラを持ち込んで撮影をしたことがありましたが、それは当然スタンドから。ピッチレベルから、あまつさえボールがバンバン飛んでくるフットサルのゴール脇で撮影をするなんて、ものすごく貴重な機会です。しかも、Fリーグの撮影って初の機会なんです。これは…燃える!

 

“巨匠”こと軍記ひろし氏

この日の講師は、Fリーグの公式カメラマンである軍記ひろし氏。フットサル写真といえば、もう日本では氏をさしおいて考えられないくらい、信じられないような写真を撮影する名実共に「巨匠」です。

また、日本代表を撮影する仕事もされているのですが、ワールドカップで当時世界最高だった選手、ファルカンのシュートをカメラごしに受けてしまったのは、フットサルフリークには有名なお話です。

Fリーグの熱い空気を伝える。それがプロの撮り方。 | 一般社団法人 日本トップリーグ連携機構 – JAPAN TOP LEAGUE

そんな軍記さんは、名実共に日本最強のフットサルカメラマン。そんな方に直接教えてもらえる機会とか、貴重な機会すぎる!ということで、企画決定から実施までが実に1週間弱というものすごいスケジュールでしたが、家族に無理を言って参加してきました。

FリーグさんはTwitterを使っています: 「【F撮り塾📸⚽️‼️】 Fリーグオフィシャルカメラマン ✨巨匠✨軍記ひろし氏による新企画 11月16日(土) 第26節 フウガドールすみだ vs シュライカー大坂(墨田区総合体育館)にて「F撮り塾」トライアル実施いたします🙌 🔻詳細はFリーグ公式サイトへ🔻 🔗 https://t.co/Z14i2js0bb https://t.co/BQ1G9IT8Ws」 / Twitter

 

軍記さんの語るフットサル撮影虎の巻

さて、当日はわりと基本的なところから軍記さんがいろいろと教えてくれたのですが、そちら僕なりにポイントとしてまとめてみました。カメラの基本的なところは理解している前提で割愛します。

・撮影は基本的に連写。その瞬間の前から後まで帯で撮る。なので運の要素もある。
・だから撮影はJPGでする。RAWでは管理しきれない。
・同様の理由で、選別して残りの写真は削除している。
・補正はあまりしない。露出アップくらい。
・トリミングはしない。なるべく大きいサイズでしあげる。
・ISO感度に気をつけている。室内競技なのでノイジーな画像になりがち。
・だからF値の低いレンズを使いたい。
・望遠としては200〜400mmあると良いのではないか。
・ゴール横での撮影が基本。良い位置ほど流れ球が飛んでくる。特にリフレクションは球筋が読めず危ない。
・フットサルの迫力がある、バチバチした写真がいい。
・この選手は次にこれをするだろう、的な予測はあったほうが強い。
・常にフォーカスリングを回して細かいピント調整をしている。
・ボールが来たら自分を守る(笑)
・できる限り看板に隠れる。

ざっくりまとめるとこんなところを教えてもらいました。いやあ、参考になります。というか、普通にサッカーの撮影でも生かせそうです。特にJPGで割り切る…というのは「やっぱりそうだよね」と自分を説得するのにありがたい言葉でした。また、トリミングしない、連写で勝負というのもプロからそう断言してもらうと、自分の中の葛藤がだいぶなくなるのでありがたい感じ。

ということで、こういったことを教えてもらいつつこの日の会場、墨田区総合体育館にて実施されたフウガドールすみだとシュライカー大阪の「Fリーグ2019/2020 第26節」ピッチサイドへと移動します。

恐怖との戦い、ゴール脇での撮影

さて、撮影は基本的にゴール脇。プロカメラマン立ちが陣取る横で、今回のF撮り塾の参加者も陣取ります。

まずはふわっと集合写真撮影。実はこれ、一瞬しか組んでくれないので、サクッと撮りきるスピード感が重要です。今回は目線をもらえる立ち位置ではなかったので若干のそっぽ感がありますが、目線くれるにしても瞬間的すぎて難しい。もう少しカメラマンが多いと時間あるのかもしれないですが。

ということで試合開始になりますんで、ゴール脇に移動します。

で。座ってみるとわかるんですが、ここ、マジで怖いです。基本的にフットサルってゴレイロにシュート弾かれるんですよ。で、そのリフレクションが飛んでくること、飛んでくること…。このレベルになるとコースも際どいところを狙いますが、さらにそれをスレスレでブロックするのもこのレベルでして、もうね、想像しないところに想像し得ないスピードでボールが飛んできます。

ちなみにまだ真面目にフットサルをやっていた頃、ゴール脇で他の人のプレーを見ていたとき、流れ弾に当たりまして、歯が割れたことがあります。やばいんですよ。そんなところでカメラ構えるわけですよ!

この1枚はボツですが、この場所の危険さを伝えるにはいい1枚かなと。このシュートがゴレイロにブロックされて、初速そのままにコースだけ変えて飛んでくる、そんな世界です。いままで軍記さんとファルカンの逸話は他人事でしたが、この瞬間から自分事でした。

とはいえ、怖がってばかりもいられないので、撮ります。撮りまくります。その枚数にして2,200枚。そこから絞ります。絞りきります。そうして選んだのが以下の数枚。

そして、ここから選ばれたのがこの1枚でした。Fリーグ公式で使ってもらっています。

構図と荒々しさはある程度表現できた気がします。一方で経験者のくせに「フットサルの動きを〜」と言われてしまいプレイヤー失格な感じですが、トッププロのプレー予測がだいぶ難しいんですよね。むしろ特定のチーム、選手を見続けていないとダメだった感じです。こればかしは観戦数の少なさが響きましたかね…と、リベンジを誓いたくなる感じでした。

のりおのまとめ

ものすごく実戦的かつ貴重な機会で、次回があればこれも即決して参戦したいくらいの企画だなと思います。早々に開催してくれることを期待!

 

SpecialThanks

有料イベントとはいえ、特別な配慮をしてくれたFリーグと両チーム、そして軍記さんに感謝!

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