隠れ資産は三桁万円…!?ガジェッターの新型資産運用としての「メルカリ」
メルカリって、使ってはいるけど、落札専門で。うちにはモノが溢れているので出品してみたいけど、値下げ交渉とか独自文化がめんどくさそうで、イマイチ活用できてないんだよね…と思っていた僕に、ぴったりのイベントがありました。
「俺たちのメルカリ」というネタフルのコグレさん×メルカリにて開催されたイベントでは、ヤフオク慣れしきった僕のような人でもメルカリにもっと積極的に参加してみたくなるような、不思議な楽しさが感じられました。というか、隠れ資産の算定額が100万円を超えてしまいまして、これは、真面目にメルカリしようとしか思わないわけですよ…!
ガジェット好き、通販好きはメルカリに向いている
今回のイベントの裏テーマは、まず間違いなくこの「ガジェット好きはメルカリに向いている」でした。というのは、ゲストが勝間和代さんだったから。勝間さんといえば、遠い昔に取材させてもらったときからかなりのガジェッターで、最近ははてなブログでものびのびとガジェットについて書かれているのが印象的なほどに、深いガジェオタです。そんな勝間さんを呼んでガジェットについて話してもらうってことは、つまりガジェッターがメルカリに向いているという主宰者メッセージに他なりません(よね?)。
楽しいガジェットライフのため、買ったものを後悔しない!ってのはすごく納得感ありますね。ただ、原資は尽きるので、そこで出てくるのがメルカリみたいな、価値を感じる人に譲ることの出来るプラットフォームなのかもしれません。
意外だったのが、勝間さんもメルカリしたことがなかった、って話です。勝間さんは各部屋にタブレットを複数置くくらいのガジェット所有者なので、当然不要なガジェットも次々に発生しているはず。でも、恐らくそれらは死蔵されているか、破棄されているかなんでしょうね。これ、恐らくメルカリしたらかなりのお金になるはずです。
と、いうことを想像したとき、「ああ、うちもそういうことか」ってつながったんですよね。あるある、ありますよ我が家にも大量の死蔵されているガジェットやおもちゃ類が。
例えばIXY 200みたいな「初めて買ったデジカメです!」みたいなものは記念碑的になっているから気分的には売れませんし、カメラやレンズもマップカメラに売っちゃうので、メルカリはできません。しかしですよ、例えばマップカメラには同梱しなくても良いもの、例えばレンズを入れる袋だとかストラップとか、追加で買っていたバッテリーとかがあるわけですが、これは立派にメルカリで売れています。モバイル充電器も、それこそ無数にあったりします。それが売れているんですよね。しかも、そこそこの値段で。おいおい、これ、まったくもっていらないし、即売ってしまっても良いよ…と思っちゃうんですよね。
他にも…あ、そういえばガジェットに付いてくるmicroUSBケーブルは無数にあるし、なんのものだかわからないACアダプターもたくさんある。他にもAmazonで間違って2冊目を買ってしまったマンガだとか、規格が変わったので死蔵されているディスプレイまわりのケーブルだとか、これ、もしかして全部お宝?
というのも、メルカリってジャンク品だとか、よくわからない詳細不明なものでも売れている印象があるから。つまりゴミ箱に入れちゃうくらいなら、スマホでシャッと写真を撮って出品、たとえば30日なり60日なり線引きをして、売れなければ捨てる…みたいなルールを決めちゃうと、断捨離が捗りそうってことですね。面白い。意外なものが価値を持っているってことに気がつくためのプロセスだとしたら、僕も興味を持って取り組めそう。
そういえばイベントで最も取引されているブランドはユニクロの衣服だと発表されていました。ユニクロって通販やってるじゃないですか。それでも売れまくるってことは、近所にユニクロが無い人、買いに行くのが面倒な人、通販の決済が通らない人なんかが使っているんですかねえ。もしかしたら、メルカリ自体が巨大な通販としてユーザーには捉えられているのかも。オークションみたいに値段がつりあがっていくこともないので、なんというか、値段とコンディションに差がある無数のECサイトがある、みたいなのが本当の姿なのかもしれないですね。
隠れ資産が「100万以上」と算定される
さて、話をイベントに戻すと、今回のテーマのひとつに「隠れ資産」というものがありました。
なんでも、40代男性の部屋にあるものを売るとして、それを「隠れ資産」としたとき、30万円くらいは「ザラにある」と推定されるのだとか。なに〜!とは思いませんでした。ぜったいもっとあると思ったんで。
先のガジェッター文脈にも関連するとおもうんですが、こういったアーリーアダプター系のひとって、とりあえず買ってみようタイプが多く、また出品なんかを面倒くさくおもっちゃう人も少なくないと思ってまして、そうすると家にはどんどんモノがたまっていきます。そこに、別方面の趣味、たとえば玩具ですとか、服ですとか、オーディオ(音楽)ですとか、とにかく複数種類のものを収集して廃棄しないようになると、とたんにモノが増えます。そして、おおよそそのモノは同じ趣味を持つモノにとって「お宝」になる可能性が高いんです。いわゆる同じ趣味を持つ者同士のトレードみたいな感じになりますかね。
例えばうちでもですね、20年前のONKYOのアンプですとか、すでに廃盤を多数含む3,000枚くらいのクラシックCD、アーティストの販促用ポスター、コラボ系のキャラクターぬいぐるみ、さらには中学から体系がほとんど変わらないということを由来にして、ふつうに20年以上前の服や靴が良コンディションで現在しているという、なかなかの好条件。ちょっと気になって当時古着で買った製品の取引状況を確認してみたら…おいおい、まだそこそこの値段で売れちゃってますよ…。スニーカーだけは底面の加水分解が心配ですが、これは宿命なんで、買う人にも覚悟してもらえば良さそう。
そう考えたら、やっぱ「もっとあるよなー隠れ資産」と思っちゃう分けなんですよ。
で、そんな人向けの「隠れ資産検定」ってのを実施しておりました。いろいろと回答すると、推定隠れ資産が出るというモノ。かなり細かかったので、子どものものを抜いて回答すると…
「推定結果は…120万円です」
120万円!さすがにそれは予想より多い。本当にそんくらいある?ありそうだな…。正直、そのうちの半分くらいはプレミア価格が付きそうなトミカとかレゴとか、かなり貴重なCDとかになると思いますが、ふつうに需要のあるCDや服、靴、ガジェット類だけでも60万くらいは行きそうと思ったのも事実です。もしかしたらちょっとした蓄えになっちゃうかも。
記事タイトルの「資産運用」はさすがにいいすぎかも知れませんが、カメラのレンズよろしく、想定外に資産価値を持っているのがこの趣味の世界。欲しい人には強気な価格でも売れちゃいますよね。これは、いくらなら売れるかゲームとして楽しめそうな予感…!
そうでなくても、さすがに120万もあるよ!と言われたらメルカリしちゃいますよね。この隠れ資産についてはこれからテーマとして扱っていきたい所存です。
メルカリビールが控えめに言って最高
さて、あとは余談です。ゆるい雰囲気にぴったりとマッチするように、最初からオリジナルのメルカリビールがふるまわれまして、もうスタート段階から良い気持ち。これくらい緩いユーザーミーティングもいいよね。
というか、真面目にメルカリビールがうまくてびびるわけです。製造は有名どころのFar Yeast Brewing。知る人ぞ知る、「馨和 KAGUA」の製造元です。そりゃーうまい。
軽食もさすがのセンスで豪華なものがずらりと。これ、自分が開催するイベントでも大分参考に出来そうです。そもそもこのケータリング業者は知らなかった。メモメモ。
ほか、会場ではメルカリ特製の梱包材が配られました。らくらくメルカリ便すごいなぁと思ってましたが、専用資材まであるとは。本気すぎる…
のりおのまとめ
まじめにメルカリ…やってみようかな!
ということで、今後のメルカリレポートにご期待下さい!
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