35年間ではじめて自転車からバス中心の生活になってわかったこと
実は自転車に乗り始めたのは13歳の時だったのりおです。乗るきっかけがなかったんだよな…。
さて、その後はほぼ毎日のように自転車に乗り、駅までや学校までなど、自転車が無くてはならない生活を続けてきましたが、2年前の転居によって、それがバス(&徒歩&車)に完全に置き換わりました。基本は毎日バスで駅まで行って、そこから電車です。この生活の変化によって色々と発見があったので、メモ的に残しておきます。
ジーンズの内股が破れなくなった(笑
まず最初に言いたいのがこれ。これを言いたいがためにこの記事を書いているようなものです。僕はサッカー・フットサルをやっているのでももがとても太く、毎日自転車にのっていると、ジーンズの内股が1年たたずにすり切れてしまうケースが多かったんですね。ところが、自転車に乗らなくなったため、その現象がぱったり止みました。そりゃそうだ。
ジーンズの内股が破れなくなると、修理代とか、新しいジーンズ代とか、精神的なショックとか、中に濃い色のトランクスをはいていれば穴が開いていてもばれないだろうとか、そういった余分なことを考えなくて良くなりました。自転車は大好きだけど、このメリットは、余りにもでかい…。
駐輪場代がかからなくなった
大宮駅では駐輪場が不足しており、そのためか基本的に料金が高めに設定されています。月借りでも月に2000円強〜3000円弱ほど、1日借りでも公共120円〜民間は最大で400円程度かかるなど、安くはありません。しかも月借りするには列に並ぶ必要がありまして、僕が越してきた頃には3年待ち(!)というとんでもない感じでした。
その駐輪場代がゼロになりました。もちろんバスの定期代に置き換わったんですが、駐輪場の頃は通勤手当として請求できなかったので、バスになって駐輪場代ぶんが浮いている、とも言えなくは無いです。
購入する服の方向性も変わった
冬は風が厳しく、夏は温度が非常に高い埼玉では、自転車にとって過酷な環境と言えます。ですから、冬であれば風を防ぐもの、夏であれば汗を速乾させるものを選びがちでしたが、バスになってその心配がなくなったため、前よりも選択肢の幅が広がりました。というか自転車に乗るのを前提で服を買うなって話ですが、毎日乗るとなると考えざるを得ない部分もありましてですね。僕としては制限がなくなって良かった感じです。
もちろんカバンもリュック系を買う回数がとても減りました。手袋も薄いもので良くなりました。毎日カバンに入れるタオルも薄手のもので足りるようになりました。これはとても良かったなあ。
電車に汗だくで乗り込むことがなくなった
前述の通り、夏は酷暑のなか自転車に乗らなければならなかったため、駅に着く頃には汗だくなのが毎回でした。しかしそれがなくなったため、夏でもある程度快適に電車に乗り込むことができるようになりました。汗だくで電車に乗るのって、自分も辛いし、隣の人も辛いよね…。
危険を感じる回数が減った
駅まで自転車で行っている方はわかると思うのですが、駅に近づくと自転車密度が増して、危ないシーンに遭遇することもあんまり少なくないですよね?それがゼロになりました。もちろんギリギリな交差点との戦いもなくなりまして、リスクを犯すことが大幅に減りました。これはまあ、個人の正確の問題かもしれませんが。
終バスの時間が気になるようになった
これは仕方が無いのですが、終バスの時間は気になるようになりました。ただまあ、歩けるレベルなので終バスが終わってもそこまで困りはしないですね。
ちなみに行きですが、西武バスでは「いまバスがどこを走っているか」がわかるロケーションシステムがあるので、時刻表とか気にしたことがありません。ロケーションに合わせてバス停に行くだけなので、バス停の前でイライラ待ったことはありません。ただ、時折満車で乗れないことがあったり、バス停から駅の間の時間がまちまちなど、全てが制御できるわけではないため、そこにストレスをまったく感じないかといえば嘘になりますね。
自転車が錆びた
これは想定外だったのですが、自転車に乗る回数が極端に減ったところ、すぐに自転車が錆びてしまいました。使わないと傷むんだなあ…と痛感しましたね。
気がつけば、いままでなら自転車に乗る距離だったところも、歩いて行くようになっていたり。うーん、乗らなくなるものだなあ。ちなみにいま一番自転車に乗るのはスポーツジムですね。バイクは定期的にこぐので。
ということで
ずっと自転車のある生活が標準でしたが、使わなくなってみると、色々なところに影響していたんだなあというのが良くわかりました。バス生活も悪くないものですね。ちなみにバスはだいたい5分に1本くるので、その面では恵まれていて、脱自転車しやすかったというのも要因ですが、駅から10分くらいの徒歩圏内に住む人の気持ちがわかったような気がしました。