京都 糸屋ホテルはちょうどいい具合のデザイナーズホテル。真面目な朝食も最高
久々に京都で泊まりの仕事があったのですが、その際に宿として選んだ「京都 糸屋ホテル」が部屋のクオリティ、値段、そして朝食のバランスが最高に良かったので、ご紹介したいと思います。特に朝食は…それだけのために来たいと思うくらい、素晴らしかったです。
「糸」をモチーフにしたデザイナーズ
この糸屋ホテルさんは、「糸」をデザインのモチーフにしたデザイナーズホテル。ロゴにも中心に糸巻きが表現されています。
(追記)
「糸屋」の由来が「きょうとあす」に載ってました。そういえば雑誌のほうで読んだかも。
創業143年以来、組紐や飾り紐など、糸の加工業を営んでいた「糸文」が社屋の建て替えを機に、ゲストのもてなしに最適な立地を生かし、ホテルを開業しました。
場所は烏丸通の四条と五条のちょうど中間。2階以上がホテルになっています。写真のように、テラスがありました。
この細い入り口の通路を抜け、エレベーターで2階に上がるとフロントです。
レンタルサイクルもやっていました。こういうのは嬉しいですね。
フロントの横には採光性の高い、おしゃれなラウンジ。窓の向こうにはテラス席。宿泊中は自由に使えるラウンジでは、1杯のウェルカムドリンクが提供されるほか、朝は朝食を食べることができます(要予約)。
この朝食が、最近泊まったホテルの中では出色の出来でした。
このクラスの朝食が食べられるのは本当に最高
現在、ホテルで提供されている朝食は、4種類のメニューから1つを選ぶスタイル。選択肢は「バゲットサンド」「チャバッタサンド」「エッグベネディクト」「トーストセット」となりますが、今回は見本の写真を見て「エッグベネディクト」を選びました。
調理場から良い音が聞こえる中、5〜6分待つと到着したのがこちら。
わお…。まさか、こんなにも美しく完璧なエッグベネディクトが提供されるとは思っていなかったので、ちょっと驚きました。つけあわせも野菜たっぷりで見た目にもいいですね。
ナイフで割ってみたところ。おお、半熟感も完璧じゃないか…これは一般開放しても人気の出そうなレベルのエッグベネディクトですよ。味も濃厚すぎずかなり好みでした。うまーっ。久々に朝食でグッと心を持って行かれましたね。そうなんだよ、別に朝食にブッフェ形式は求めてないんだよなあ…。
ドリンクはお替わり自由な方式のようでした。今回はオレンジジュースを選択。オレンジジュースだけがおかわりできるのか、コーヒーなんかに変えても良いのかは確認しわすれてしまいました。
それにしても!素晴らしい朝食でしたねえ。思わず部屋の前に朝食を紹介してしまいました。
部屋にも魅力があるぞ糸屋ホテル
さて、この糸屋ホテルは「デザイナーズホテル」のジャンルになるかと思われますので、そこかしこにグッとくるしかけが成されています。
まずは部屋の鍵。ディンプルキーはこんな和風のキーホルダーにつながれておりまして、存在感たっぷり。さすがに外出時はフロントに預けるシステムですが、これはインパクトありますねえ。
こちら部屋の中の様子。机の横に洗面台が付いているのが若干トリッキーですね。なんでこうなっているのかは、後でわかります。
広さについてはシングルで17平方メートルが基本と普通サイズですが、調度品の選択が良い感じ。特にこのイス、実は自宅で使っているものとほぼ同じデザインでびっくりしたのですが、裏を見てみるとやっぱり同じ会社「柏木工」でした。飛騨高山のハイセンスな家具メーカーです。
ベッドは標準的。シングルでしたがセミダブルサイズでゆったりでした。
なによりよかったのがお風呂場です。なんと、洗い場別ですよ。このために洗面台を机の横に出したんですねえ。大浴場が無いスタイルのお風呂としては、これが最高峰だと思います。なんせ、お湯ための蛇口がシャワーのカランとは別ですからね。
当然ですが室内には無料のWi-Fi(鍵付き)が通ってますし、着やすい館内着や使い捨てスリッパも完備。素晴らしいじゃないですか。
なお京都駅との荷物配送サービスにも対応しているので、チェックアウト後は10時までに手続きをすると、帰りは京都駅で荷物を受け取れます。河原町方面に歩いて散策して…という1日にものすごく向いていました。
のりおのまとめ
これで宿泊料金が1万円くらいなんで、かなりコスパ良いと思います。素晴らしい。河原町方面に出る用事があるときは、次もここに泊まりそう。
なおラウンジで会う人はことごとくヨーロッパ系の海外旅行者でした。海外の方に人気なのかもしれませんね。
京都 糸屋ホテル
京都 糸屋ホテル kyoto ITOYA hotel – 宿泊予約は[一休.com]
【公式サイト】京都糸屋ホテル | kyoto ITOYA hotel
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