ロンドン最高の宿「Hotel 41」パーフェクトな隠れ家へと泊まる
世界最大の観光都市、ロンドンには、それこそピンからキリまでたくさんのホテルが存在し、中には王室御用達のような、とてもハイクラスの施設も存在します。
そんなロンドンのホテルにて、口コミ1位の座を守り続けている(当時)施設があります。それがこの「Hotel 41」。ロンドンでもっともくつろげて、良い気分になれて、終始笑顔でチェックアウトまで過ごせる最高の宿でした。
(2015年秋の訪問です)
半数以上が入り口に気がつけないという「設計」の隠れているホテル
41ホテルはヴィクトリア・コーチ駅が最寄り。バスステーションも併設されているのでアクセスはバツグンです。最も近い観光施設としてはかのヴィクトリア宮殿があります。メッカですね。
徒歩5分ほどで現地に到着…のはずなんですが、入り口がわかりません。事前情報として「あえて入り口がわかりくいように設計されている」とは聞いていましたが、これは確かに…!旗は出ているので場所は間違いありません。
意を決してえいや!とドアを開くと…なんと隣のホテルでした。えっ?
実はまったくホテルには見えないこちらの地味な入り口が正解。
よく見ればドアの上に「41」の表示。こ、ここで本当にいいの!?
正解でした。一歩中に入ると、中はザ・ゴージャス。ザ・ラグジュアリー。こんなホテル初めて…!とテンションのあがる雰囲気です。当然ですが入り口からコンシェルジュがいろいろと手伝ってくれます。
これがエレベーターホール。ものすごい雰囲気。
実はこのホテル、元からあったホテルの一部(主に4階)だけを改装してヤドカリのようになっているもので、隠れ家として設計されているのです。だから知らないと絶対に入ってはこれません。
クラシカルなエレベーターでフロア4へ。絨毯敷きの廊下は軽く沈み込み、年期を感じます。ホテル内は終始この雰囲気で統一されています。
ちなみにホテル41の名前の由来は、別ホテルの4階部分にコッソリ隠れているから。そのため、部屋番号は全て「41xx」です。
チェックインから始まる「おもてなし」
チェックインはラウンジでの個別手続き。最初に好きな飲み物が選べますので、シャンパンをセレクト。こちら、きめ細やかな泡の高級シャンパンでした。うまい。
この日のお部屋はラウンジに最も近いメゾネットタイプのもの。1階はソファーだけなので、基本的には2階が居室になります。
ふかふかの階段を上ると…
ラグジュアリーな部屋が登場!1人で泊まってすみませんな雰囲気ですが、いいんです。
ウェルカムガトーもありました。
調度品もシックです。
このロゴがかっこいい。
アメニティはおなじみペンハリガン。バスはジャグジー付きでした。
なんと空も見える!確かに別建物の4階にあるはずなのに、どういう設計なんだ。
とひとしきり部屋を探検した後に、気になるラウンジへと向かいます。というのもこのホテルが最高評価を受けるひとつの理由は、ラウンジの素晴らしさがあるから。
「空腹にならない」無限のラウンジ
こちらがHotel41のラウンジ。プレミアム感がものすごいです。ここに24時間好きなだけいていいのです。快適すぎる。暮らしたい。
「空腹にならない」と言われるゆえんはこちら、24時間いつでも軽食(を超えている)が提供されているからです。
到着時にはこのとおり、綺麗にハム類が揃えられていました。かなり頻繁にプレートが変わるので、確かにこれはラウンジだけで満腹です。
スイーツも手抜き無し。
残念ながらお酒だけはインクルードになっていません。左手にある台帳で自己申告制。
紅茶、コーヒーなどは好きなだけ飲んでOKです。もちろん、オーダー制ですよ。
深夜においても消えることの無い灯り。最高です。
19時くらいに登場したこの小皿(ミートローフ?)が最高でした。気がつけば満腹です。
さて、当然ですが朝食もこちらのラウンジにて。朝の雰囲気もまたいいね。自然光が入っているからです。ほんと、どういう作りなんだろう。
美しいテーブルセッティング。カーネーションはこのホテルの属する「レッドカーネーション」というグループのシグネチャーです。
夜にも増して豪華なプレート類を、好きなようにとって、好きなように食べます。至福&至福。
特筆すべきはオリジナルフレーク(グラノーラ)の数!6種類もありました。英国でもフレークがはやっているようですね。
焼きたてのパンも好きなだけどうぞ。名店クラスにおいしい。
トーストのオーダーをすると、焼きたてを運んで来てくれます。いろいろと種類がありますが、ミックス(全部いり)を尋ねると「オフコース!」ということで可能でした。
美しいカーネーション。花のある食卓はいいね。
トースト以外にも調理品をオーダーできますので、今回はホテルオリジナルのエッグベネディクトを。
ナイフを入れるととろりと流れる黄身がうれしいですね。
それにしてもこのホテルの食べ物はとてもおいしい。無限に出てくるのにずっと美味しいって、ものすごい。なんじゃこりゃ…。
朝食後は近衛兵交代を見にバッキンガム宮殿へ。何度通ってもこのロビーがたまらない。
3時間ほど外で時間を潰しました。実はこの段階でチェックアウトしているのですが、外出後戻ってラウンジで過ごしてもいい?と聞いたらもちろんこちらも「オフコース!」の回答。
な、なんて素晴らしいホテルなんだ。
ということでランチまでラウンジでいただくことにしました。
といってもかなり朝食を食べたので、軽めにしよう…と英国ヨーグルトとパン、コーヒーを選択。
コーヒーもなんでもできるよと言われたので、カプチーノに。しつこいけど、本当に最高のホテルですね…。
実はこのあとエディンバラへ移動してアイラ島へ渡る予定だったため、不要な荷物は置いていきたかったので相談すると…スーツケースを預かってくれるとのこと。それどころか、次に6日後ロンドンに戻ってきた時のホテルが系列だったこともあって「運んでおいてあげるよ」との感動的提案が。た、助かりすぎる!!!!!!!
ということでロンドンでしか使わない荷物(大型スーツケース1個)をまるまるあずけて、今度こそ本当のチェックアウト。ロビーのコンシェルジュがとても惜しそうに見送ってくれました。
のりおのまとめ
ロンドンではじめて1人で泊まるホテルがここで…本当に良かった!
ものすごく高そうに見えますが、1人でも2人でも料金変わりませんので、実際は2人で泊まるとそこまででもないかな、ってのが正直な感想です。
なにより貴族になったかのような気分が味わえるのが、本当に素晴らしいです。ここ、ロンドンだよね?と何度も確認しちゃいますよ。それがHotel41。最高評価の理由もわかるというものでした。
Hotel 41
↓公式サイトなど
Hotel 41 | 5 Star Boutique Hotel Victoria London
41 Buckingham Palace Rd, Westminster, London SW1W 0PS ,England
+44 20 7300 0041
スペシャルサンクス
航空券と飛行機代をプレゼントという形で提供してくれたエクスペディアさん。 アイラツアーで便宜をはかって取材扱いにしていただいた英国政府観光庁さん。 さらにヒースローエクスプレスや特急などに乗れるブリットレイルパスを提供してくださったレイルヨーロッパさん。 スーツケースレンタルをモニターで提供してくれたアールワイレンタルさん。 そして海外での通信を一手に引き受けるモバイルルーターを提供してくれたグローバルWi-Fiさん。 最後に、ありがとうシルバーウィークですね。この連休がなければこの日程は考えられませんでした。仕事関係のみなさんにもありがとう! みなさん、いろいろとわがままを聞いてくださってありがとうございました。いつか…と夢見た英国文化、堪能してきたいと思います。 なお、全て現物支給という形で提供していただいておりますんので、記事に対する対価はいただいていません。記事のほうは自由にいつもの調子で書かせていただこうと思っています。
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