最高に優しくてクールなハッシュタグ展開 #東北でよかった に涙する

今日のリンク紹介記事fjs,pictwittercom,twitter,ハッシュタグ,地震,東北

昨日からニュースを騒がせている「東北でよかった」問題。今村復興大臣が復興に関する談話として発言したもので、詳細は割愛しますが、あらゆる意味で気分のよいニュースではありませんでした。

そんな今朝、Twitterをのぞいてみるとハッシュタグ「 #東北でよかった 」がトレンドランキング入りしていました。きっと罵詈雑言の巣窟なんだろうと思いつつ、そのタグでの検索結果をのぞいてみると…そこには最高に優しくてクールな展開が待っていました。これこそインターネット!

 

#東北に(生まれて)よかった 誇り

このハッシュタグ「#東北でよかった 」に一体なにが集まったのか?最初こそ、ニュースに関する怒りや悲しみが投稿されていたのですが、いつの間にかそれは、「東北で生まれて良かった」「東北の素晴らしい景色を楽しめて良かった」「東北であることがよかった」という意味に置き換わっていたのです。

 

こんなん泣きますよ。

最高に嫌なニュースがあって、もやもやしたものが心に浮かんでいることは想像に難くないのに、結果としてこんなに優しくてかっこいい(そしてほんの少しの皮肉めいた)ハッシュタグを流行らせてしまうところに、東北の人の強さを感じました。それと同時に、文脈なしでコンテクストをぶった切ってしまうことの怖さも感じました。どちらも同じ「東北でよかった」なんですよね。

ということで、この展開は本当に最高です。僕の大好きなインターネットがここにありました。

ここ数日、マストドンに話題をもってかれていたTwitterですが、まだまだいけるじゃんなんて思ったりして。

まだまだ日本は大丈夫そうです。

 


 

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。