僕史上最高のシュトーレン職人「エンゲルハート」さんはなんと来日して先生やってた
既に昨年の話ですが。
クリスマスの前に食べるヨーロッパの伝統的お菓子「シュトーレン」というものがあります。棒状の厚みあるパンのような焼き菓子で、クリスマスまでに少しずつスライスして食べて行くというのが現地の風習なんだそうです。アドベントカレンダーならぬ、アドベントスイーツですね。
このシュトーレンを毎年買うようになったのには、あるドイツ人マイスターの存在がありました。「エンゲルハート・ハインツ・ウルリヒ(通称 エンゲルハートさん)」という名の職人が作ったシュトーレンを食べて、衝撃を受け、ハマってしまったのです。ところがこのエンゲルハートさん、2008年に高齢のため、引退してしまったのですね。もうあの絶品シュトーレンが食べられないのか…と、失意に沈んだ当時の我が家は、想像に難くないかと思います。
ところが、です。なんとこのマイスターが、日本で教鞭を執っていることを知ってしまいました。なんだってー!
エンゲルハートさんとは?
エンゲルハート・ハインツ・ウルリヒ氏は、ドイツ人の製菓製パンマイスター。ドイツではお菓子職人が国家資格になっていて、氏もマイスターの称号を得ています。ドイツのシュトーレン大会で4位に入賞したほどの実力で、おそらくドイツ国外(日本)に輸出されているシュトーレンとしては、最高峰だったのではないかと思います。
僕が氏のシュトーレンをはじめてたべたのは、確か2006年のことでした。あまりの美味しさに衝撃を受けました。それまで食べていたシュトーレンはなんだったんだ…!と思いましたよ。
2007年も当然購入。しかし転機は2008年に訪れます。マイスターが引退してしまったのです。なんたる…。
そこからは毎年複数のシュトーレンを買っては食べ比べる生活に。なかなか氏と同レベルのシュトーレンに出会えず悶々としていたところで、浦和にある「パティスリー アカシエ」のシュトーレンが絶品であることを知り、落ち着いたというのがここ数年です。見出しのシュトーレンは、このアカシエのものです。
今年もシュトーレンは浦和のアカシエに決めてました #saitama | [大宮・浦和] のエアロプレイン
そんなわけでシュトーレン探しの旅は一旦休止中なんですが、毎年年末になると思い出されるのがエンゲルハートさんのこと。そんな昨年末、ふと氏の名前を検索してみると…想像を超える驚きがありました。
なんと、愛媛の製菓学校で教員となっているではありませんか…!
こちら 教員紹介『教員の声』|河原パティシエ・医療・観光専門学校 より引用。
まさか、まさか追い求めていたマイスターが、引退後に来日して指導にあたっているなんて想像もしませんでした。しかも現地ではシュトーレンを売っている、との情報も。これは…熱くなってきました!
のりおのまとめ
来年はどうにかして氏のシュトーレンを入手し、レポートできるようがんばってみたいと思います…ということで、現在件の製菓学校にお問い合わせ中。
どうにかなりますように!
エンゲルハートさんは、↑これにも載っているそうです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません