はじめての360度写真・動画。ニコン KeyMission 360で楽しむアクションカメラ生活【AD】
たびたびFacebookやYouTubeで見かける360度動画。こいつを手軽に楽しむできるガジェット(あえてカメラでなくガジェットと呼びたいところ)が、ニコンから発売されたので、試させてもらいました。耐衝撃・防塵防水とアクションカメラ的な堅牢さ、そして前後2カメラによる360度写真。ニコンが新しい写真に挑戦したカメラと言えそうです。
本体は純粋に「撮る」に特化。設定などはアプリから
今回のガジェット「KeyMission 360」で重要なことは、「360度を撮影できるアクションカメラ」と呼ぶべきなのか、それとも「アクションカメラが360度も撮影できる」なのか、というポイントだと思っておりまして、実際にはどちらかといえば後者がしっくりきそうです。つまり、激しい環境にも耐えられるコンパクトなアクションカメラが、360度撮影も可能になって登場した、と考えるのが良いでしょう。あくまでアクションカメラなのですね。
そんなKeyMission 360において、最もポイントとなるのが、本体側には電源/撮影のためのボタンしか備えていないというところでしょう。
どういうことかといえば、設定などは全てアプリから実施する、ということなんですね。
Android/iOS用に配布されているのがこちら「SnapBridge 360/170」というアプリ。
SnapBridge 360/170を App Store で
SnapBridge 360/170 – Google Play の Android アプリ
基本的に本ガジェットは、このアプリと連携しながら使うことが前提となっています。
連携の仕方は簡単で、本体側電源を長押ししてBluetoothのペアリングモードにして、スマートフォン側の同アプリを立ち上げるだけ。あとは自動的にお互いを認識して、ペアリングすることができます(注:この際、ペアリングに失敗することが何度かありました。その場合は、スマートフォン側のBluetooth登録機器からKeyMission360を一旦削除し、スマホを再起動した上でペアリングすると、成功しやすかった気がします)。
こちらがそのアプリ。
カメラ側の静止画撮影設定/動画撮影設定を全て制御することになります。
基本的なところでは、操作音はOFF、オートパワーオフは最長5分に、撮影時画像送信については、静止画については「する」で、動画については、サイズによって送信に時間がかかって撮影タイミングを逃すことになるので、「しない」が良いと思っています。
とにかく本体側には画面もボタンもないので、この事前設定がカギになるわけですね。これについては何度か撮影を試した上で、自分にとってジャストな設定にしておくのが良さそうですね。
なお、ペアリングしたスマートフォンはシャッターを切るためのリモコンとしても使えますし、スマホの画面にリアルタイムに写っているものを確認するためのファインダー/プレビューとしても使えます。本機は360度カメラなので、基本的にファインダーはなくても困らないとは思いますが、もしもの時のためにこうやって使えるのは悪くないですね。なお、リモコン/ファインダーとして使う時には、BluetoothからWi-Fi接続に切り替わりますので、こちら要注意です。
ちなみにですが、スマートフォンがなくても撮影は可能ですが、撮れたものを確認する術がないため、その場合は通常よりもたくさん撮影しておくことをオススメします。
動画設定からはタイムラプスの設定もできます。星空モードは試してみたかったのですが、ちょうど良い環境の状況に出会えなかったので、今回のレポートでは割愛します。
さて、ここまでで設定はおおよそ完了。では、実際にどんな静止画/動画が撮影できるのか、試してみましょう。
はじめての360度動画/静止画に興奮!
360度というからには豪快なところで撮りたい!と思いまして、先日取材で訪問した伊豆大島にて写真を撮ってきました。360度、実ははじめてなのです。
ということで、どこにアップするのが楽なのかな?といろいろ探しまして、結論としてはFacebookにアップするのが簡単でした。上記画像をクリックすると、Facebookの投稿に飛んで、360度グリグリできます。馴れてないので、渋い表情で写ってしまっているのはスルーしてください(笑
こちら、伊豆大島の誇るジオサイト、地層断面です。
実際はこんな感じなのですが、17mmのレンズを使って広角として足りないような場所なので、360度を使ってみました。いい感じですね。ちなみに今回はオプション品のハンディースティック「MP-AA1」もお借りしております。
こいつを使うことで、頭上に本体を持ち上げて、手軽に360度写真を撮ることができました。自由の女神みたいなポーズで撮ってますよ。
ほか、こちらは三原山での1枚。
目の前にあるのは、1986年に噴火した火口です。そして、その反対側には日本で唯一の砂漠が広がっているという、これもまた世界に誇るジオサイトなのです。すぐ向こうには海があるなど、離島ならではの特殊な環境は、360度カメラがピッタリかなと思いました。
うーん、ダイナミック。
最後に、伊豆大島の誇る絶景露天風呂「浜の湯」からです。
なお、水着着用の露天風呂なのでご安心下さい(撮影許可済み)。
この施設の特徴をたった1枚の写真で語ることのできる、良い写真が撮れました。この「語るよりも見せる方が楽」感は、360度カメラならではなんでしょうねえ。
最後にショートムービーも。これは専用のPC用アプリから、YouTube用の360度動画を描き出せるので、そちらをそのままアップロードしたものです。楽でいいですねえ。
スマホからだと360度再生にならないかもしれませんので、ぜひPCから再生してみてください。
動画、いいですねえ。YouTubeでよく見かけるアクションカメラ動画の見本のように、自転車や車など、動く物に取り付けてみても楽しそうです。
ニコンさんのサンプルでは、このクライミングの動画が良かったです。これは…素晴らしいですね。
のりおのまとめ
今回はシーズン的にチャレンジできなかったのですが、KeyMission 360は、防水30m、耐衝撃2m、耐寒-10℃、防塵とそこらのタフ系カメラにも負けないレベルのタフネスをそなえているため、本来であればシュノーケリングや極寒地での使用などにチャレンジすると、その魅力を十二分に引き出せたのかもしれません。こちらも別の機会があれば挑戦したいところです。
KeyMission 360
KeyMission 360 – 概要 | アクションカメラ | ニコンイメージング
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