博多バスターミナルではバスの運行表示に注意が必要!かも
約5年ぶりに訪れた博多の地で、これも久々の博多バスターミナルを利用しましたが、ちょっとこれはわかりにくいかなーという点があったので、メモしておきます。
写真右手の大きな建物が、博多駅のすぐ脇にある「博多バスターミナル」です。ここのバスの運行表示システムが、通過済み(実際には始発なので出発済み)のバスも延々と表示を続けるという仕組みのため、一見したときちょっとした混乱が起きるのです。
なぜ15分以上前に出発したバスを表示しておくのか?
この博多バスターミナルは、「バスターミナル」とはいうものの、地下とターミナル以外の地上ビル部分はショッピングモールになっております。地下には「バスチカ」というエキナカ的な気軽に使える飲食店やサービスを中心としたショッピングモールが、地上にはしまむらやダイソー、紀伊國屋書店やレストラン街が営業しています。
バスターミナルとしては1Fが市内向け、2F、3Fが高速バス発着所となっておりまして、実に34番のりばまで存在するという、とても大規模なバスターミナルなんですね。
ただし、構造や仕組みはなかなかにわかりにくいところがあるなと。
例えば市内向けのバスですが、Suicaなど交通系ICカードが利用できるという表示がとても少なく、券売機でチケットを買ってから気がつくパターンがあります。実際、僕も乗ってから「ICカード使えたのか!」と気がついてがっかりするケースでした。
さて、今回は太宰府天満宮へ行くため、福岡空港経由の直行便乗り場へと向かいました。乗り場に到着すると、先客が数名。その上で頭上の表示板を見ると、ちょっと良くわからない状況になっていることに気がつきました。
???
状況を解説しておくと、この写真を撮影したのは9時26分。僕が乗りたい太宰府天満宮行きのバスが出発するのは9時30分。ところが、表示板の最初に掲載されているのは9時10分のバス。これは、まだ9時10分のバスが来ていない…という意味に捉えますよね。僕も最初はそうでした。しかし表示板に近づいてみると、そうではないことがわかります。9時10分のバスには数字の脇に「通過済み(=始発なので出発済み)」と書いてあるわけですよ。
おいおいおい、これ、何の為に表示しているのかと、心の中で激しくツッコミです。100歩譲って出発してすぐのバスを表示しておくのはアリかもしれません。しかしですね、既に出発して15分以上経つであろうバスのことを「通過済み」として表示しておく理由ってあるのでしょうか。バス表示板のシステム上仕方がないのだとしても、あまりに利用者にとって意味がわからなさすぎる…よね?
まさかこれが福岡のスタンダード?と一瞬思いましたが、だとしても観光客がほとんどなはずの太宰府天満宮直行便にこの表示をするのはいったいどんな理由なのかと…。
博多バスターミナルを利用される際には、出発済みのバスが案内トップに出ていることがありますので、間違えないように注意してみてください…。
のりおのまとめ
ちなみにですが、この路線バス、大半の運行が高速道路上となっています。もちろんつり革客も入るくらいに満員の路線です。
とそこで疑問が。高速道路って、つり革で(=立って)乗っていいんだっけ?
実はこれ、あくまで自動車専用道路という理解の範疇のもとに、高速走行をしない(=法定の60キロ以下)での運行をするということで、認められているのだそうです。冷製に考えたらなかなかにワイルドな運行なので、次々と立ち乗りの人が乗り込んでくる状況にびっくりもしました。なお、調べてみると同様な運行は全国にあって、そういえばさいたま市もほんの短い区間ながら首都高を使う路線があったのでした。でも、まさか立ち乗りがOKとは思わなかったなあ。
博多バスターミナル
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