ロンドンのバーリントンアーケードと専任警備員「ビードル」に見る歴史と格式 #cx2britain

2015/03/06イギリス/英国ご招待,バーリントン,ビードル,ロンドン,生活,英国

London City

キャセイパシフィック航空で行く マンチェスター&ロンドンの旅!で最後の目的地ロンドンを巡ります。まずはイギリスの歴史と格式を色濃く感じる商店街「バーリントンアーケード」で驚きの発見を。

バーリントンアーケードとは

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世界最古のアーケードと言われるバーリントンアーケードは、1819年にオープンした高級品を扱う商店街。キャベンディッシュ卿に作られただけあって、王室御用達のブランドが並び、床にはレッドカーペット。外壁は英国の重要文化財に認定されるなど、まさに英国の伝統と格式を肌で感じることのできる場所になっています。

場所はこちら。ピカデリー地区です。

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もちろん当時は貴族や王族が主な利用者。そのため、口笛を吹いてはダメ、買い物したものを地上から運んではダメ(地下からそっと運ぶ)、早足でさえダメなど、独自のルールが決められておりました。今でも口笛など迷惑行為をするのはNGなんだとか。

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そんなアーケード最大の特徴といえば、施設警備員である「ビードル」の存在でしょう。

 

伝統を「着て」アーケードを守る「ビードル」

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こちら、ビードルのリーダー。見学ツアー参加者に対して、バーリントンアーケードを案内してくれる役割も持っているようです。

まず驚かされたのが、その制服。全て王室御用達ブランドで容易されており、外套に至っては夏冬合わせて200万円超のセット。それもそのはず、伝説的テーラー「ヘンリープール」のフルオーダーなのです。ヘンリープールについては次の記事でご紹介しますね。

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重厚感ある制服。肌触りは極上もいいところ、でした。

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こちら夏服。かっこいい。

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このように、彼らは伝統を着て、格式あるアーケードを守っているのです。

 

歩くだけで貴族の気持ち!?

人生のうち、レッドカーペットを歩く機会が何度あるでしょうか。もちろんこのアーケードに来ればいつでも歩けるのですが、なんとなく自分が貴族になったような?気持ちになってしまいます。

左右を埋めるお店も、伝統あるお店ばかり。王室御用達ブランドも多く、認定マークをこんなにカジュアルに見かけるのも驚きです。

 

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今回立ち寄らせていただいたN-Peal。

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007のボンドにセーターを提供したことでも有名。恐ろしいほどに滑らかな肌触りのカシミア製品群には、一瞬でこころがグラつくほど。ふんわり、の上のふんわりです。

 

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世界最大のロレックスアンティークショップ。もはや博物館クラスのロレックスが飾られています。

 

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そしてペンハリガン。別記事でもご案内しましたが、カウンセリングで香水を選んでくれる体験は、無料なんです。

 

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執事御用達の時計ショップ、David Duggan。

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ビードルの靴はこちらも名店「チャーチ」。

どの店にも、最近のハイブランドのような派手さはありません。そこにあるのは、真面目に質だけを追求してきた歴史。そして、決して妥協しない格式。聞けばいくらでも出てくる逸話の数々は、バーリントンアーケードならではだと感じました。

 

のりおのまとめ

歩くだけでもたいへんに気分がもりあがるバーリントンアーケード。もちろんイチオシのお店はペンハリガン本店ということで、ぜひロンドンのピカデリー地区へおこしの際には寄ってみることをオススメします!!!

 

関連リンク

バーリントンアーケードの公式サイトです。

Burlington Arcade – Burlington Arcade
http://www.burlington-arcade.co.uk/

 

この旅行について

この旅行は、英国政府観光庁と、キャセイパシフィック航空さんのブログレポーター企画に参加しており、個人的な買い物以外の全てを提供いただいております。
羽田〜香港〜英国を旅する7日間を随時レポートしていきます。

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