大量の動画も安心。「おもいでばこ」の「おもいでばこスポット機能」の有効な使い方がわかった
写真を家電的に管理できる「おもいでばこ」は、使った人が絶賛することの多い素晴らしい機器。我が家も愛用しているこの「おもいでばこ」の、新しい有効な使い方を見つけたのでメモ的に。
おもいでばこについてはこちら。
おもいでばこは「思い出をしまう箱」じゃなくて「思い出を再構築する箱」だと思う – 写真とレビューのブログ「エアロプレイン」
大量にアップロードする時は「おもいでばこスポット機能」がオススメ!
BUFFALO デジタルフォト・アルバム おもいでばこ 1TB PD-1000
4.0 /5点
新型のおもいでばこ「PD-1000」には、おもいでばこスポット機能というものがついています。これはおもいでばこ自身が無線LANの接続先となり、スマートフォン/PCとおもいでばこの間でダイレクトにやりとりをするための機能となっています。
通常、この機能を使うのは「家に無線LAN環境がない」という状況とイメージしていましたが、実はこれ、家庭内のWi-Fi環境に負荷をかけない、なかなか便利な通信方法だということに気がつきました。
かんたんにいうなら、大量にデータをアップロードする時は、この「おもいでばこスポット機能」がとても有効ということです。
たとえば大量にデータをアップロードするシチュエーションというのは、以下のようなものがあるでしょう。
1:はじめておもいでばこを使う
2:久々に写真をアップロードしようと思った
3:動画をアップロードする
たとえば1の場合。はじめておもいでばこを使うということは、大量の写真(=大きなデータサイズ)がアップロード候補になるということですよね。家庭内の無線LANルーターを介してこの作業を行うと、帯域の大部分をおもいでばこが使うことになってしまいます。それでなくてもスマホなどから大量にアップロードするときは、安定した通信環境を選びたいというのが本音では無いでしょうか(やりなおしが面倒なので)。
僕の場合だと、写真を整理する時間はまとまって集中した作業を行うことが多く、おもいでばこのアップロードをしつつ、Lightroomからflickrにもアップする、みたいなパターンがありまして、この帯域問題はけっこうな課題だったんですね。
そこで気がついたのが、おもいでばこスポット機能です。これは前述のとおりスマホとおもいでばこ自身がダイレクトに通信する方法なので、家庭内の無線LAN環境に負荷をまったくかけません。また、アップロード中のスマホをおもいでばこのすぐ側に置いておくと、おどろくほどに通信状態が安定し、速度も出ます。はっきりいって、初回はこのスポット機能をおすすめしたい!
この方法に気がついたおかげで、スマホからおもいでばこに大量のデータを送りつつ、PCはflickrにこれまた大量のデータをアップロードする作業を安定して行えるようになりました。
さらに2や3のシチュエーションでも同じことがいえます。ようは、通信するデータ量が多いときは、おもいでばこスポット機能が本当に便利ということなんですよ。例えば今日、僕はiPhoneで撮りためていた子どもの動画を一気におもいでばこに送ったんですが、無線LANルータ経由だとけっこうストレスがたまったんですね。
そもそもおもいでばこってTVの近くに設置しているんですが(みなさんもそうじゃないですか?)、我が家の場合その位置は無線LANルータから最も遠く過酷な場所。大型ファイルを通信させるには向いてない場所だったこともあって、2回連続でエラーを起こしてしまいました。
ところがですね、このおもいでばこスポット機能を使ったら、すんなりアップロード完了するではないですか。全部で37本の大きな動画を短時間でアップロードできたのは、間違い無くこの機能のおかげですね。
のりおのまとめ
おもいでばこが素晴らしいなあと思うのは、きちんと機能をブラッシュアップして、様々な環境を考慮していることだと思うんですよね。このおもいでばこスポット機能も、元々は無線LAN環境のない家庭向けの機能だったとは思うんですが、実装されているおかげで、こうした応用の使い方を思いつくことができるわけです。
真面目に作られた、真面目な家電。これからもおもいでばこは我が家に欠かせない1台となっていきそうです。
なお、我が家のおもいでばこはモニター品としてバッファローさんより提供していただいておりますが、モニターだからとかそういうこと抜きにして、本当に素晴らしい端末だと思います。
おもいでばこ
BUFFALO デジタルフォト・アルバム おもいでばこ 1TB PD-1000
4.0 /5点
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