桜×チューリップ夢の共演…大宮花の丘農林公苑が1年に1度だけ楽園に変わる
さいたま市は大宮のちょっとはずれに「花の丘農林公苑」という花が中心となっている公園があります。こちらは季節ごと様々な花が楽しめるという、その名のとおり「花の公園」なのですが、この春の時期にたった1週間、いや下手をすると数日だけ、1年を通じても最も美しいであろう季節を迎えます。それが、桜とチューリップ、さらにはビオラなど、様々な花の共演です。
花の丘農林公苑はこんなところ
大宮花の丘農林公苑は、西区西新井124番地というさいたま市でもちょっとはずれのほうにある大きな農林公苑。
10.9haという広大な敷地の実に3.3haが花畑という、大変贅沢な仕様となっています。これはつまりですね、歩くところと池以外はほとんど花てことですよ。行ってみるとわかる、そのすごさ。4つに分けられたゾーンでは、季節ごと主に以下の花々が咲き乱れます。
春 サクラ、チューリップ、ポピー
夏 サルビア、ベゴニア、マリーゴールド
秋 コスモス、ヒガンバナ
冬 ウメ、ロウバイ
そして便利な公式サイトによれば今見頃の花は「桜、ビオラ、芝桜、ナデシコ、ネモフィラ、チューリップ、ムルチコーレ」とのと。
では、どうなっているか以下写真でご覧頂きましょう。
花の丘農林公苑の春
まずはチューリップとネモフィラがお出迎え。
奥のほうには一面の芝桜。見応えあります。
とはいえこの時期はチューリップです。
で、いままで紹介したのは主に以下の地図でいうAブロック。子供の遊べるゾーンがあったり、橋があったりと家族で訪れるには大変に良いところです。
なんですが、ちょっと気になってBブロックにも行ったんですよね。地図上だと小さい区画だし「和風園地」なんて地味な名前がついているんですが、実はこっちがすごかった!春の花の丘農林公苑はこっちが本番だった!
春の和風園地やばい
行ってみるとわかるんですが、この和風園地、桜で埋め尽くされている上に、花の集積率が大変に高い。つまりですね、目の前の風景が全て花、なのですよ。
この日は桜の散った花びらで地面まで花、花、花。土がほとんど見えません。
そしてなにより、チューリップ畑におけるチューリップとビオラのコンビネーション!これは本当に強烈。
リバティ柄かと。
花が庭園の川に積もって桜の川もできていました。雅。
ちなみにここ、水が全然ないとその場にいたほぼ全員が思い込んでいたんですが、遊びに来ていた子供が飛び降りたらそこそこ水があって水浸しの大惨事に…(笑
上からチューリップを覗くと、花の中には桜がいっぱいでした。なんだここ…楽園か…。
ちょっと楽しすぎましたね。
のりおのまとめ
この和風庭園ですが、散歩して楽しむのも悪くないんですけど、その真価は設置してあるベンチに座った時にわかりました。ここ、ベンチから眺めるように設計されています。ぜひ農林公苑内、和風園地のベンチに座って花を眺めてみてください。
なお公苑自体は家族連れが中心の、のんびりまったりした空間です。本当にひろくてわりと自由に遊べるため、特に子供を連れてくるには素晴らしい空間かなと思われます。贅沢を言わしてもらえば、もう少しきれいなトイレの数が増えると嬉しいかも。
大宮 花の丘農林公苑
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