ブックスキャンには月額2,980円の「プレミアム会員ライト」という隠れ種別がある
書籍を送ると、裁断して各種端末に最適化した状態でデータ化してくれるブックスキャンに、税抜き2,980円/月で10冊までスキャン無料、データ保存領域を無制限に利用可能なシークレットプランが存在するのをご存じでしょうか?僕は知らなくて大いにショックを受けました。
長年使ってると、プレミアム会員の特典がマッチしなくなってくる
我が家では大量にあるコミックを粛々とデータ化してきましたが、さすがに3年ほど使っていることもあり、そろそろデータ化できるものが少なくなってきました。
で、そうなってくると9,800円/月なプレミアム会員の特典が少しだけオーバースペックになってきます。具体的には、プレミアム会員の無料スキャン上限であります月50冊もスキャンしなくなるんですね。そもそもプレミアム会員の目玉特典は、無料会員に比べ圧倒的なスピードで50冊までをスキャンしてくれることですから、スキャン冊数が減ってくると、9,800円も払うのを見直したくなってくるわけです。
しかし!その頃になってくると、こちらもプレミアム会員の特典である、スキャンデータを無尽蔵にかつ無期限でブックスキャンのサーバに置いておける、というサービスがかなり効いてきています。つまり、大量にスキャンしてあるデータをブックスキャン側に置いておきたくなっているわけです。
そんなのダウンロードするだけでしょ?と言われそうですが、実はブックスキャン側のサーバにデータを置いておくと、読書を行う端末に合わせたデータ変換をしてもらえるというサービスがあるんですね。例えばスキャン直後はiPhoneで読んでいたけど、タブレットを手に入れたからデータをタブレット向きに変更したい、みたいな要望に応えてもらえるわけです。地味にこれが便利なんですよね。
ということで、50冊もスキャンしないけど、データは置いておきたい。とはいえ9,800円/月はもったいなさすぎる…という悶々とした日々を数ヶ月過ごしていました。
ところがですね、知ってしまったのです。月額2,980円という、隠れ種別の「プレミアム会員ライト」があることを。
絶妙な設定の「プレミアム会員ライト」
ここでいまいちど確認しておくと、プレミアム会員/プレミアム会員ライトの特典とは以下の通りです。実は、異なる点は「無料スキャンの冊数」だけなんですね。だから下表の10冊を50冊に読み替えると、そのままプレミアム会員の特典と読むことができます。
つまりですね、このサービスはプレミアム会員の特典が単に50冊→10冊になっただけ、ということですね。これは明らかに「長年使ってきてそろそろスキャンする書籍が月に50冊も無くなった」という会員向けですねえ。
金額感も2,980円/月なら払ってもいいかな?ということで、即契約の切り替えを行ったのでした。
契約のしかたは簡単で、プレミアム会員の解約手続きをすると、「【ブックスキャン】プレミアム会員解約完了のお知らせ」というメールが届きまして、そちらに「プレミアム会員ライトのご案内」と契約用のURLが記載されています。見逃さないように注意してください。
のりおのまとめ
本音としては、これってちゃんとプレミアム会員に選択肢として開示しておくべきだと思うんですよね。一度解約を申請しないと表示されないとか、乗り換えの引き止め割引をする携帯のキャリアみたいでちょっとがっかりな気がしなくもありません。悩みながら月に9,800円払い続けてきた長年のユーザーとしては、ちょっともやもやしますね。
なおこのプレミアム会員ライトは試験サービスらしく、廃止する可能性もあるという前提での案内でしたことを、お断りしておきます。「最近50冊もスキャンする書籍いないんだよなあ」というプレミアム会員は、解約の申請からぜひこのプレミアム会員ライトを試してみて下さい。
とはいえ解約には勇気がいります。どうしても心配な場合は、一度サーポートにこの会員のことを問い合わせると隠すことも無く教えてくれますので、問い合わせてみて下さい。僕も問い合わせをしてみたところ、親切に教えてくれましたよ。
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