浦和の無観客試合で本当に「とばっちりを受けた」のは前座試合の子供達である
浦和レッズの無観客試合に関して言いたいことは、ほぼYahoo!個人のほうに書かせていただきました。
>人種差別問題で浦和レッズに下された「無観客試合」の裁定と、我々が勘違いしてはいけないこと(中山 記男) – 個人 – Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/norionakayama/20140313-00033524/
さて、そちらでは触れなかったことがひとつあります。それは、本当に「とばっちりを受けた」最大の被害者、子供達についてです。
Jリーグの試合前には、恒例の行事があった
実は浦和レッズの試合前には、恒例行事として「浦和レッズボーイズマッチ」というものが行われていました。公式サイトから説明を抜粋すると
◆ボーイズマッチ◆
憧れの埼スタのピッチで胸躍らせながら
元気にプレーする地元の子どもたちにご声援を!
○○少年団vs○○少年団
時間:13:40キックオフ
場所:メインピッチ
つまりこれは、試合前の会場にて、小学生達にサッカーをしてもらうという「前座」です。この試合の対戦カードというのは、シーズン前に決まり、その計画に基づいて実施されるとのこと。
次の清水戦が無観客試合ということは、おそらくボーイズマッチの意味がなくなってしまうので、中止になるのではないかと思われるのです。そうなったら…間違いなく、最大の被害者はこの小学生達であると言えるのではないでしょうか。
ちなみに調べてみたところ、「浦和南 × 別所」というカードでした…。気の毒だ。
観戦者の扱いは
保護者は、Jリーグの観戦者としての入場になる
とのことで、無観客試合では、やはり入場できませんね。
救済があればいいのだけど
プロと同じピッチ、しかも観客のいるスタジアムでの試合なんて、小学生にとっては一生ものの宝物です。ぜひ、上記の両チームには、救済処置がとられることを願っています…。