これが奥多摩名物「海沢三滝」!ライトトレッキングの先にある絶景 #tokyo島旅山旅
東京都の観光PR事業「 #tokyo島旅山旅 」にて取材で訪れた奥多摩。その奥多摩にはいくつもの滝があり、中でも名所として有名なのが、こちら「海沢三滝」です。その名の通り、山間に3つの滝が連続して存在するこの名所をご紹介…できるのか?
奥多摩駅から車で15分
こちら海沢三滝は、奥多摩駅から車で15分ほど。奥多摩の山間を少し上ったところにあります。アメリカ村キャンプ場を抜け、しばらく進むと…ありました、これが…海沢三滝の入り口ですね。
じつは三滝といいつつ、行き着くのが困難な場所にもう1滝あるので、本来なら四滝になるんだそう。でも現実的に行けるのは三滝。
…って、もしかして結構なトレッキング?
はい、そうなんです。実はこの海沢地区、立て看板こそいくつか立っていますが、道らしい道がちゃんとあるわけでもない、正真正銘の(ライトな)トレッキングルートになります。
苔むしてマイナスイオンの溢れる道なき道を進みます。今回はトレッキングブーツを履いてきているわけでもないので、特に注意深く歩みを進めます。
三ツ釜の滝
しばらく進むと、最初の滝が!これこそ三滝のひとつ、三ツ釜の滝(みつがまのたき)です。
こちらの滝は、その名の通り3つの釜、つまり3つの滝が合わさった3連の滝となっている珍しいもの。
一番上から下まで合わせるとそこそこな落差のため、一番最後の滝はけっこう激しい流れをしています。
ところで後ほど上に登ってみてわかったのですが、先の写真で写っているのは、3つに見えて「2つ」だけだったという事実が…。
一番上にもうひとつ滝壷がありました…。
なかなか困難!ネジレの滝
さて、三ツ釜の滝を越えると、次はネジレの滝。急に道が無くなってビックリするわけですが、それっぽい、獣道よろしく苔が踏まれているところを辿っていくことになります。ここでちょうど別の(今回の旅で唯一の)先行者とすれ違いまして「先の方はどんな感じですか?」と声をかけると「けっこう厳しい」との答え。フル装備の方がそう答えるので、わりとびびります。
前日の雨で増水かつすべりやすくなっている足下に気をつけつつ、7〜8分ほど進むと、【←ネジレの滝】【大滝→】的な看板に遭遇しました。そう、ここが2つめの滝である「ネジレの滝」と3つめの滝「大滝」の分かれ道です。
なんですが、おかしい。ネジレの滝に行くほうには、道がありません。でも滝の音はします。あれ?
あれあれ??もしかしてこの増水した川の上の石を伝っていくの???そして奥の岩の向こうに滝がある感じですか???
ということで、まずはカメラをリュックにしまい、装備を改めまして、水上の石渡を敢行します。こんなの中学生の頃以来だよ!などと思いながら、踏み外したら水の中に落下を免れない石の上(正確には苔の上)を歩きます。
慎重に、慎重に進むこと10分。
到着しましたネジレの滝!!!
若干アドベンチャーしてこないと見ることのできない滝です。その名の通り、滝の前半と後半で向きが90度ネジレているわけですね。雨が降った後ということも手伝ってとにかく美しい!
音も豪快です。ちょうど周囲にが迫ってきていることもあってコンサートホールみたいな響きになっています。
ここはホント好みの感じで、20分ぐらいぼけーっと滝を見ていました。
いい。苔もいい。すごくいい!
とつぜんの
と、テンションも高く「大滝」へ向かうはずでしたが…実は海沢三滝のレポートはここまでになります。
なぜか?実は先ほど渡った岩場は一方通行に近いような場所が多く、無理矢理もどったわけですが…苔で足を滑らせ、そのまま膝上まで川にドボン…。
そう、これ以上のトレッキングが不可能になりました。
ちなみに後々聞いた話では、僕の通った水上の石ルートは難しいルートで、もう少し簡単な岩を登るルートというものがあったんだとか。まったく気がつかなかったなあ…。
個人的には、このあたりをもう少し親切にしてくれると嬉しいかもしれません。ぜひこれから海沢三滝に行かれるみなさんは、川に落ちたりすることがありませんように。
あれ?おいしいと思っているでしょって?70%くらいはそう思いましたけど、さすがに寒くて凹みました(笑
のりおのまとめ
そんなわけで、靴を乾かしたりお風呂を早々に準備してくれた「荒澤屋」には感謝しかなかったわけです。
奥多摩町
海沢三滝の地図(PDF)
取材協力
本記事は東京都の「多摩島しょ観光PR事業」にて、交通費、宿泊費、アクティビティ費、日当(記事作成代に適用)を提供していただいて作成しています。記事内容の原稿チェックなどは受けていないため、内容については全て本ブログの責任のもと記載しております。施設の状況についての写真・記載はあくまで取材時の状況ですので、今現在の状況については、施設に直接確認していただくよう、よろしくお願いします。
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