奥多摩いち!湖畔の人気ラーメン店「のんきや」でこっさりな醤油ラーメンを #tokyo島旅山旅
東京都の観光PR事業「 #tokyo島旅山旅 」にて依頼いただきまして、取材で奥多摩まで行ってきました。奥多摩といえば最も有名なのは奥多摩湖ですが、そのほとりには絶景かつ絶品のラーメン店「のんきや」がありました。
奥多摩湖のほとり過ぎるお店
この「のんきや」の立地は、まさに「畔(ほとり)」という言葉そのままに、湖とは道路を2車線挟んだだけの距離。僕が写真を撮っている場所から2歩後ろは湖ですからね。ギリギリです。
そんな立地ですから、窓際の席からはこの眺めです。これは絶景!正直、これだけの絶景であればがんばらなくても人気店になってしまうでしょう。日本中の観光地で、そういった店を見て来ました。
ところがですよ、この「のんきや」は立地に甘えないガチでおいしいラーメンが食べられることで人気を博している、本気のラーメン店なのです。
ひっきりなしに開くドア。人気過ぎる
こちらがお店の入り口です。お店の真下と正面の駐車場は既に満車で、ちょっと歩くところに車を止めて来ました。しかも、バイクが何台も連なって止めてあり、これは混雑を予感させます。ちなみにただいま13時過ぎ。ピークは超えているはずなのに?
お店に入ると、驚いたことに満席です。店内の雰囲気は、古き良きサッポロラーメン店のような感じ。8人ほど座れるカウンターに、4〜5人掛けの席が5卓ほど。あとは小さい席がパラパラと。というか、こんなに席が多いのに満席なことに驚きですよ。
と、思っていると奥のほうからざわざわとした集団が。なんとなんと、こちらのお店の奥には20人以上が座れる大広間があるのです。これにはびっくり。この日も奥から出てくるわ、出てくるわ、10人以上の団体が帰って行きました。この店、どれだけ人気店なの?
帰る人数も多ければ入ってくる人数もこれまた多い。ひっきりなしにドアが開く、ものすごい人気店でした。
少しして着座すると、おもむろにラーメンと餃子、ライスのセットを注文。次にいつ来れるかわからないので、なるべく全力で頼もうと思ったのですが、ここにひとつの罠?が。
はい、提供されたセットはこんな感じです。
おかしい。おかしいぞ。この小鉢は頼んだ覚えが無い…。
そう、実はこちらのお店、ライスを頼むと自動的に小鉢のおかずが着いてくるのです。この日は温泉卵と肉じゃががおまけでした。ちょっと面白いけど、全部食べられるか心配です(全部食べましたよ!)
さて肝心のラーメンですが、あっさり魚系出汁のすっきり東京醤油、と思うじゃないですか。ところがですね、これ、豚骨ベースのスッキリ醤油なんですよ。店外でも感じることのできるくらい炊かれた豚骨ですが、不思議とスッキリした味わいに仕上げられていて、これは大変に不思議です。そうか、これこそが「こっさり」なのか、と勝手に納得してしまいます。このオリジナリティはなかなかに素晴らしい。
麺は手打ちのかん水多めな平麺で、ほどよく縮れていてスープにとても合います。聞けばお店としては奥多摩のダムより古いというではないですか。そうか、このお店が立地にあぐらをかかないのは、そういう理由なのか…とうなづきました。奥多摩湖の畔だとばかり思っていたこのお店は、奥多摩湖が勝手に後から出来たんですよ。不思議ですねえ。人造湖ならではの逸話です。今は沈んでしまった街の中にその創業の地があるとのことでした。
ちなみに餃子も肉じゃがもたいへんおいしく、あれよあれよと食べきってしまいました。ただ量が想像以上にあったので、この日の午後が心配ですね(笑
のりおのまとめ
最初はなんでこんなに豚臭いんだろうなあと思っていたんですが、この味に納得ですね。豚骨ラーメンが好きな人にもばっちりオススメできる、こっさりな濃厚醤油ラーメン。奥多摩湖を「ついで」にできるだけの魅力がありました。奥多摩湖より先輩な「のんきや」でぜひこっさりを!(商品名は普通に中華そばです)
奥多摩町
取材協力
本記事は東京都の「多摩島しょ観光PR事業」にて、交通費、宿泊費、アクティビティ費、日当(記事作成代に適用)を提供していただいて作成しています。記事内容の原稿チェックなどは受けていないため、内容については全て本ブログの責任のもと記載しております。施設の状況についての写真・記載はあくまで取材時の状況ですので、今現在の状況については、施設に直接確認していただくよう、よろしくお願いします。