「荒澤屋」創業100年を超え親切さと民話が嬉しい奥多摩の温泉つき旅館 #tokyo島旅山旅
東京都の観光PR事業「 #tokyo島旅山旅 」にて取材で訪れた奥多摩。この日の宿は奥多摩いちの人気宿という「荒澤屋」にとりました。
伝承を語り継ぐ「民話の宿」?
奥多摩駅から徒歩5分ほどのところにある荒澤屋さん、実は単なる旅館ではありません。
その名前に「民話の宿」とつくところからも察することが出来ますが、なんとこちらでは主人による昔話・民話語りが楽しめるという、なかなか風情のある宿なんです。
囲炉裏を囲んで民話の語り
(無料・要予約)
奥多摩は民話の多いところです。人々の生活の中でいつまでも語り継がれてきた民話。
奥多摩に住む人たちの優しさも民話とともに受け継がれている‥。
「民話の宿 荒澤屋」でははるかに過ぎ去ったふるさとへの郷愁を呼び起こす、温もりのある民話の心がお客様に届けば、と考えています。
昔話 | 【公式】民話の宿 旅館荒澤屋 | -創業百年- 東京都奥多摩の旅館
ここで注意しておきたいのは、予約が必須というところです。僕はそれを知らなくて民話の機会を逃してしまいました…なんとも残念。旅館の2階には立派な囲炉裏のある昔話ルームがありましたので、ぜひこの記事を見たみなさんにはチャレンジしてほしいところです。
めちゃくちゃ親切で泣くかと思った
さてそんな荒澤屋さんは、古き良き日本の旅館といった趣。聞けば創業は100年を超え、現在の建物も築40年以上です。とはいえ、館内はリフォームされていてとてもキレイ。今回は2階の「紫草(むらさきそう)」という定員2名のお部屋に宿泊しました。
どんな部屋かなーと扉を開けてビックリ。
こりゃーやばい。このコタツの感じはやばい。まるで実家か親戚のうちに戻ってきたかのような安心感。この時点で「寝落ちは避けられない」とうすうす感じます。
部屋にシャワーなどはありませんが、洗面台とトイレは完備。もちろんトイレはウォシュレットですから、寒い季節でも安心です。ちなみに館内のトイレはすべてウォシュレットつきでした!
鍵にはなぜか赤べこ。その秘密はあとでわかります。
ところで…実は僕、このお宿に到着する前に、極寒の冬の川に膝まで落ちまして。靴はびしょぬれ、もう明日の行程どうしようかなーと思ってたんですね。するとですね、荒澤屋さんのおかみさんから「あ、乾かす道具ありますから、乾かしておきますよ」というありがたい申し出。本当ですか!!!!これは嬉しすぎる。涙でそうなくらい嬉しい。
しかもですね、僕が川に落ちたということを連絡しておいたら、まだオープン時間でもないのに、お風呂(汲みおき温泉)の準備をしておいてくれました。本当に本当に嬉しい。
お風呂はこんな感じ。基本は部屋ごとの貸し切りです。
正直、川に落ちたのが山深いところだったので、そこから下山してきたこともあって、足下からガッチガチに冷えていまして。靴を乾かしてくれただけでも嬉しいのに、お風呂まで…。おかげさまで、冷えた体がとても温まりました。やっぱり温泉はサイコー。
そんなわけで、お湯にて暖を取り、そのあとは夕飯まで部屋で休みました。あまりにくつろげる部屋過ぎて、はやくもコタツ寝してしまったのはここだけの秘密です。
次のシリーズ記事では旅館併設の食事どころ「あかべこ」での食事をご紹介します!あ、ここにも赤べこ!
のりおのまとめ
奥多摩でも人気の宿という理由は、この暖かいホスピタリティですぐにわかりました。ここは、居心地が良すぎる。次は絶対に民話を聞きたい…!
民話の宿 旅館 荒澤屋
奥多摩町
取材協力
本記事は東京都の「多摩島しょ観光PR事業」にて、交通費、宿泊費、アクティビティ費、日当(記事作成代に適用)を提供していただいて作成しています。記事内容の原稿チェックなどは受けていないため、内容については全て本ブログの責任のもと記載しております。施設の状況についての写真・記載はあくまで取材時の状況ですので、今現在の状況については、施設に直接確認していただくよう、よろしくお願いします。