子供が生まれると周囲の景色と風景が一変するという超体験が訪れる話
今年の1月に のりたまちゃんが生まれてから、はや9カ月超。この感いろいろなことを体験しましたが、最も印象的なことといえば、周囲の景色が一変したことでしょう。これ、一変と言っても、まわりがなんらかの変化をしたわけではありません。間違い無く変わったのはこちらです。周りを見る目線が完璧に変わってしまった結果、今まで見慣れていた周りの社会は全く異なるものになりました。
全ての親子連れが先生になる
簡単に表現するとこの体験、「全ての親子連れが先生になる」です。
僕はわりと子供が好きな方で、いままででも子供や赤ちゃんと目が合うとにらめっこするのが好きで、ある程度は彼らのことを意識していたはずです。いや、意識していたんですが、実はそれだけだったんです、ってことがわかりました。
そもそも家族連れはいままでも周囲にいましたし、上記の通り認識もしていました。しかし彼らは単なる社会の一員、同じ日本で社会を構成する仲間、くらいにしか思っていなかったことが、今になってわかりました。
それはどういうことかといえば。実際に子供が生まれた後、街に出て、親子連れを見かけるとこういった感じになるのです。
「あの親子連れから学びたい」
今までかわいいなあとか、大変そうだなあとか、色々と思うことはありましたが「学びたい」と思ったことはありませんでした。それが、いまや全ての親子連れに対して「学びたい」モードが発動しちゃうんです。これはものすごいこと。まさに世界が変わってしまった瞬間ですよ。
良い面も、悪い面も、総じて学び。彼らから少しでも子育てに関するエッセンスを学び取ろうという、そんな目線になりました。もちろん「仲間」でもありますから、助けることにブレーキがかからなくなりました。子連れに声をかけることも抵抗がなくなりました。それが良いことか悪いことかは別として、とにかく何かが変わりました。
いままで社会の一員でしかなかった彼らは、こちらに子供が生まれた瞬間から、仲間であり、そして先輩であり、そして先生になるわけです。知らないうちに、自分の周りが総じてクラスチェンジしていた超体験。いや、違う、変わったのは自分でしかないのですが、これは周囲が変わったとしか言いようがないほどに、自分の意識が変わってしまうんです。
子供が生まれると人生変わるってのは、いろいろな人が言ってますし、実際そうだとは思うんですが、親の側がここまで変わるってのは、体験してみないとわからないことだったなあと。しみじみ感じる文化の日でした。
のりおのまとめ
子供が生まれるだけで、いろいろなことが起きるなあと。そして起きたことをひとつひとつ反芻するのが、いま、たまらなく楽しいです。
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