子供の洋服はすぐ小さくなりどんどんお下がりになっていくので色々と切ない

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3歳の男の子を子育て中の のりおです。

子供って、ほんとうにすぐ大きくなっちゃいますね。ちょっとこのまえまでハイハイしてた子供が、いつの間にか走り回るわ飛び回るわ、果てには親によじ登ってくるわで、なんというか、大変です。

そしてその成長の影で、どんどん服が着れなくなり、サイズアウトして処分なり譲渡されていきます。これ、なんだか色々と切ない。

サイズが変わらない大人


実は僕、高校生くらいからほとんど服のサイズが変わっていません。多少の体重の増減こそありましたが、サイズが変わるほどでは無く…。下手をすると20歳くらいから来ている服なんてのがあるくらいです。物持ちがいいと言われますが、なんてことはない、サイズが変わらないだけです。

で、そうなってくると10年来のお気に入りの服とかが出てきますよね。ヘビーユースする服もあるし、年に2〜3回しか着ないけど、印象的な服なんかも出てきます。そう、愛着がわくんです。捨てられなくなるんです。だから、服を捨てるときは悩みます。断腸の思いです。いまでこそメルカリやヤフオクがあるかもしれませんが、なんとなく服は知らない人に譲るのが嫌で、なかなかリユースに回せませんでした。

 

バイバイするのが当然な子供の服

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一方で子供の服です。子供の服は、基本的に親が選びます。もらったものもあれば、買ったものもありますよね。そして、ある程度子供の好みがありつつも、どちらかといえば親の好みが色濃く反映されたラインナップになるのは、避けようのない事実かなとも思います。もちろん子供に自我が出てくると、朝のお着替え一つで大戦争。この服は嫌だとか、昨日と同じ服がいいだとか(そして洗濯していることに納得がいかず大泣きされたり)。

写真もたくさん残っていますから、気がつけば「この服が多いな」みたいな服も出てきますよね。

 

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そんな子供服は、容易に着られなくなり、手元を離れます。子供はすぐに大きくなってしまうため、おおよその服は1シーズンのみ。がんばっても1.5シーズンくらいですよね。これが切ないんです。

お気に入りだったあの服が、小さくなってしまった。あの曲の一節を借りるなら「服が ちいさく なったのか キミが おおきく なったのか ボクは ちいさく なれない 服は おおきく なれないよ(グローイングアップップより)」ですね。

 

知ってるあの子が着ているうちの子の服

だから子供の服はどんどんバイバイされちゃいます。そしてその多くは、知り合いのおうちの、より小さな子供へと引き継がれていきます。そうすると、その子の写真があがってきたとき、あ、これ知ってると。これうちの子のお気に入りだった服だと。もうこの子がそんなに大きくなったんだなあとか、うちの子もこんなに小さかったんだなあとか、服を基点として様々な思い出が去来します。ああ、切ない。たくさんの親は、こうやって切ない時間を過ごしてきたんですねえ。写真の撮影と共有が一般化した今ならなおさらかもしれません。

ただしヤフオクとかメルカリしちゃうと、この感覚は味わえないかも。もし可能であれば、子供の服は知っている人に譲るのがいいかもしれませんね。この「知ってる子がうちの子のお下がりを着ている」という感覚は、特別な気がします。

なんてことが楽しめるのも、あと数年しかないのかも。ああ、それもまた切ないなあ。子供の成長って、いろいろなものを手放すことなんですね。