ニュージーランドのネイピアで何を見た?建物を見た!街丸ごとアールデコ美術館!
ニュージーランド、と言われたとき、いったい何をイメージするでしょうか。羊?ワイン?キウイ?オールブラックス?
おそらくどれも間違いでは無いのですが、今回は「建物」を見て来た話です。なお、本旅行はエノテカさんとニュージーランド航空さんより往復航空券を提供いただいて行ったものになります。食費や宿泊費は自腹です。また撮影はキヤノンさんよりお借りした、EOS M3にて行っております。
ニュージーランドで建物を見るのはなぜ?
そもそもニュージーランドは農作物や自然が有名な国。そこまで行っておいて、建物を見て来たとはいったいどういうこと?
と疑問をもたれても仕方が無いとは思いますが、今回僕が滞在したネイピアは、アールデコ様式の建築が現在でも残っている街並みが有名なのです。なんでも世界最大規模なんだとか。1931年にホークスベイ大地震で大きな被害を受けたネイピアは、街のほとんどの建物が壊滅。そこで復興に辺り、当時の最先端だったアールデコ様式で街並みを作り直した結果が、今での残されているという流れです。
という話になると、今度は「アールデコってなによ」となるのでは。Wikipediaや専門的なサイトによれば
アール・デコ(仏:Art Déco)とは、一般にアール・ヌーヴォーの時代に続き、ヨーロッパおよびアメリカ合衆国(ニューヨーク)を中心に1910年代半ばから1930年代にかけて流行、発展した装飾の一傾向。原義は装飾美術。
幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴を持つが、その装飾の度合いや様式は多様である。
アール・デコ – Wikipedia
植物パターンのたおやかな自由曲線のモチーフで構成されたアールヌーボーに対して、アールデコは、定規で引いたような直線(一点から発する放射線)、コンパスで画いたような円や円弧、それらの連続模様である波模様、イナズマ模様、流線型モチーフ、といったいずれも幾何学模様に特徴があります。
Vol.10 アールデコ様式【建築様式で楽しむホテル】|アップルワールド
などと解説されています。そういえば僕の好きなラリックもアールデコでした。図形を組みあわせたような外観、といえばいいのですかね?この辺りは実例をいくつか見てもらうことで、感じることができるのではないかと思います。
余談ですが、呼称として「アートデコ」と言われることもあるそうです。
アール・デコ シティのネイピア
早速ですが、以下はネイピアの街並みです。超広角の11-22mmを持っていて良かったと痛感する風景でした。
街の入り口にあるアールデコセンター。観光の際には、ここでアールデコマップを購入するのが定番なんだとか。確かに買って良かった。700円くらいでした。
The County Hotel。こちらはホテルでもありレストランでもあります。ネイピアのアールデコは、いまだ現存して稼働しているから貴重なのです。
街の写真では必ずといっていいほど使われる、T&G Building。
個人的には、レゴの街みたいでかわいくて親近感わきまくりです。作れるなあ。
少し残念なこととしては、ここは街全体が大きな美術館みたいなものなので、アールデコ建築マップみたいなものが公開されてないのですよね。だからマップが有料販売なんだ、ということもあるとは思いますが、一覧できたほうが旅行者的には準備がしやすいかなあ。
ということで、ストリートビューで街を探検してみてください。ネイピア、下調べもほとんどなしに行きましたが、前述のとおり街丸ごと美術館みたいでとても楽しかったですよ。
のりおのまとめ
なにより、そこに泊まれる、レストランとして使える、というのがいいですよね。
写真はマンソニックホテルですが、ここに併設のバーラウンジ「エンポリウム(EMPORIUM)」にて夕食を取りましたので、旅行記の続きでご案内します!
エノテカ×SILENI ワイナリーツアーの旅
この旅では、エノテカさんとニュージーランド航空さんよりニュージーランド往復の航空券をご提供いただき、またSILENIさんよりワイナリーツアーとワインテイスティングランチをご提供いただいております。別にブロガーツアーではないのですが、勝手に書いてます(笑
またこの段階ではEOS M3 は発売されておりませんでしたが、キヤノンさんよりモニター施策にてサンプル機を借りて旅行させていただきました。ありがとうございました。
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M3 ボディ(ブラック) EVFキット EOSM3BK-BODYEVFK
観光情報は観光政府などで確認しました。