日立洗濯機ビートウォッシュが排水系C2エラーの時に試して欲しい2つの解決法
日立の洗濯機「ビートウォッシュ」を購入してはや4年。大変によく落ちる洗濯機で、一応乾燥機もついているし、その性能には大変満足しています。しかしこのところ排水系の問題である「C2エラー」が出ておりまして、非常に難儀していました。
ということで、ひとまず我が家が試してなんとかエラーを修正した3つのポイントをメモしておきます。
C2エラーってどんな状態か把握する
まずは敵を知ろうということで、C2エラーの正体を調べました。
説明書によれば、C2エラーは排水が出来ないときに発生するとのこと。しかし少なくとも排水は出来ている気がするけど?
実は、C2エラーは「一定時間内に決まった量の排水が出来ない時」に発生するものだというのが正確なようです。だからうちのように、排水に時間がかかるようなケースでも発生してしまうわけですね。
もしC2エラーで止まったとしても、スタートボタンを2回押すことで行程を再開することはできますが、それだと「全自動」ではない洗濯機になってしまいます。それは困るわけで、解決策を試してみました。
状況を切り分ける!
ということで、策を試す前に状況の切り分けを行いました。排水に問題が出るときは、外側から順に次のように切り分けられそうです。
・排水溝
・排水ホース
・排水弁
この3箇所のどこでつまっているか。まずはそれを追求しました。
1.排水溝の洗浄を行う
まずはこちら。うちは屋内に洗濯機を設置しており、排水ホースはそのまま排水溝に刺さっていました。まずはここをチェックすると…ドン引きするくらい糸くずが溜まってました。その量、ピンポン球2個程度。よくこれで流れていたな…と思うほどでした。
どうもビートウォッシュは構造上糸くずを排水してしまいやすいようですね。
とりあえず排水溝はキレイになりました。しかし、まだC2エラーはおさまらない。つまり、排水溝ではなかったわけです。
ついでにホースを排水溝に繋がない状態で排水してたところ、どうも水量が怪しい。これはやはり排水溝以外、つまりホースか排水弁に問題があると判断しました。
2.固まって詰まりを生んでいる「何か」をお湯で溶かす!
ホースもしくは排水弁のつまりを解消するには、排水弁を外してゴミを取り除くしかありません。それはさすがにおおがかり…。ということで、今回は
・ホースもしくは排水弁に溜まっているゴミは洗剤カスで固まっている
という仮設をたて、それを溶かすことで解決を目指してみました。つまり、洗濯機にお湯をため、それを排水することで溶かそうという作戦です。
幸い我が家の洗濯機水栓にはお湯の蛇口もついていましたので、そちらをひねって50°のお湯を40lほどためました。これを排水してみて、どうなるか実験します。
排水の方法については型番ごとに違うとは思うのですが、うちのタイプは
・電源を入れる
・脱水だけのメニューを設定(何分でもOK)
・スタート
・2〜30秒ほどで一時停止、そのまま電源を切る
で完全排水モードにすることができました。いわゆる転居前の水抜きの方法ですね。
して結果ですが…排水をはじめて1分くらいした辺りから、あきらかに水の音が変わりました。洗濯機の底の方からも「ボコボコ」と音がして、明らかに流れが変わった雰囲気です。なにより水の減り方が速い!
ということで、お湯溜め作戦は大成功で、無事に排水弁もしくはホースの中に詰まっていた「何か」を溶かして流すことができました。
ちなみにその後排水溝をチェックしましたが、大きな塊は何も無し。おそらく小さな何かが洗剤で固まっていたのだと思われます。
最後にもういちどお湯を溜め、もう一度同じ行程をして作業は完了。無事につまりは解消しました!
排水溝の掃除は定期的にしよう
今回驚いたのは、排水溝にあまりにも大量の糸くずがたまっていたことです。ビートウォッシュの弱点、かもしれませんね。ネットで調べると他にもC2エラーではまっている人がたくさんいました。
もし排水弁あたりで詰まりが発生したら、ぜひお湯を流す対応をしてみてください。うまくいけば流れます。
ではでは。
なお日立としては以下の洗濯槽クリーナーをオススメしています。こちらもかなり強力なようなので、お試しあれ。
もう7年くらい動いていたら買い直しも検討しましょう。