しょこたんこと中川翔子さんが銀河連邦大統領補佐官に就任!はやぶさ2を待つ!@相模原
カワユス!もキモス!もない!そこにあったのは、ただただ興奮して喋り続けるしょこたんだけ!
木星を筆頭に宇宙大好き!なしょこたんが大興奮のそのイベント「相模原はやぶさウィーク」とは!?
なぜ相模原ではやぶさのイベントなの?
今回のイベントは「はやぶさ打ち上げ10周年記念・「はやぶさ2」打ち上げカウントダウン~中川翔子さんが銀河連邦大統領補佐官になって応援~というイベントでした。会場は、小田急相模大野の駅前にある、「bono相模大野」内「ユニコムプラザさがみはら」です。
恐らく「なぜ相模原ではやぶさのイベント!?」という疑問がわくかもしれませんが、実はJAXAこと宇宙航空研究開発機構には相模原キャンパスが存在するんですね。公式サイトによれば
相模原キャンパスは、旧宇宙科学研究所の中核部として、1989(平成元)年4月に開設されました。丹沢山地を望む静かな環境に囲まれたキャンパスは、研究・管理棟、研究センター、そしてロケット・人工衛星搭載機器の基礎開発/試験を行う特殊実験棟などが設置されています。(中略)相模原キャンパスでは、大学院教育など人類社会の発展を担う次の世代の育成も行っています。また全国の大学の共同利用機関の一つとして研究者を集めさまざまな研究活動を行うとともに、世界各国からの研究者も受け入れ、宇宙科学研究の拠点として、宇宙科学の発展に貢献しています。
>JAXA|相模原キャンパス
とのことです。実は僕も以前所属していた国立情報学研究所所/総合研究大学院大学はおなじ共同利用機関の仲間で、こちらの相模原キャンパスにも同級生がいるという関係であったりもしまして、個人的にはそんなに縁遠いわけでもありません。
といっても普通はそんなこと知りませんよね。ということで、実は相模原はJAXAのお膝元なのです!
超豪華ゲストによる本気な取り組み
今回のイベントの目玉は2つありました。ひとつは、2014年に打ち上げ予定の はやぶさ2 に搭載するパネルに、自分の名前とメッセージを載せることができる「星の王子さまに会いにいきませんかミリオンキャンペーン2」の相模原版。あの夢一杯でうちあがる はやぶさ2 に自分の名前が搭載されるなんて、かなりドリームな感じですよね。小ネタですが、実はイラストでも良いそうです。こちら6月16日(日)まで実施されているようなので、ぜひご参加ください。
さてさて、もう一方の目玉はもちろん超豪華ゲストのイベントセッション。前述の通りしょこたんをはじめとして、はやぶさプロジェクトのプロジェクトマネージャーを務めた川口淳一郎さん、はやぶさ2のミッションマネージャーを務める吉川真さんなど、知っている人が見たら「ちょっとやりすぎでしょ!」くらいの豪華すぎる面子。
こちら川口先生。東映の映画で渡辺謙さんのビジュアルについて奥さんに怒られたという小話などを披露してくださいました(笑
こちらが吉川先生。当初はやぶさ2は2010年前後の打ち上げを狙っていたが、その2010年にはやぶさが帰ってきたことで、やっと予算が付いた…という苦労話を教えてくださいました。ちなみに隠れてはやぶさマラソンにも参加したのだとか。
そして次に登場するのがしょこたんのはず…ってなかなか出てこない…あれ!?
ちょっと宇宙服ですか(笑。地上ではかなり動きにくいようで、のっしのっしと登場です。会場は大爆笑。響くシャッター音。
「重い熱い苦しいだけど気持ちいい幸せ」と喜びを語るしょこたん。
宇宙関係の夢(宇宙に出ることなど)がかないそうなところまで来ている喜びを切々と語るしょこたん。これ、はっきりいって台本無いと思うんだけどトークが止まらない。どんだけ好きなんだ!
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=5P-xmWvcT5Q[/youtube]
こんなですよ(笑
迎え撃つ銀河連邦のヒーロー「サガミリオン」。この銀河連邦とは、相模原をはじめとしてJAXA関連施設のある北海道大樹町、秋田県能代市、岩手県大船渡市、長野県佐久市、鹿児島県肝付町ら4市2町がユーモアとパロディの精神で組織した連邦国家なのだとか。ということで、ちゃんと6人います(名前もフナトリオンなど変化するし、立ちポーズも違うなど細かい)。
彼らの見分け方としては、この胸の「市の形」をしたマークがヒントになります?
そうこうしていると、しょこたんが着替えて戻ってきました。冒頭の挨拶だけかと思っていたのでこれは嬉しいサプライズ!というかかわいいな!
パネルでも出ずっぱりしゃべりっぱなしのしょこたん
さてさて、その後は川口先生、吉川先生、そしてしょこたんの3人を迎えてのパネルトーク。そこでも間違いなくテンション高過ぎなのが
はやぶさ2への意気込みをみなさんパネルに書かれたのですが、こちらも気合い入りまくり。「宇宙への進出は人類の進化の証 夢と希望を載せてがんばれはやぶさ2」。ガチです。彼女はガチです。「一番好きなのは木星。片道切符でいいから木星に行きたい」とただならぬコメントも飛び出します。
川口先生からは「これが本番 2号機じゃない」という熱いお言葉。川口先生曰く「2号機とつけるより、本当は別の名前にしたかった」とのこと。確かに2号機ってすこし緩い感じが否めないですよね。毎回一発勝負な本番で行きたい、そんな想いが伝わってきます。
一方で吉川先生は「夢に挑戦!大切なことは心の眼で」と深いお言葉。これから勝負に挑む心境がストレートに伝わってきますね…。
そんなパネルなのですが、本当にしょこたんは良くしゃべる(笑
これだけゲストが熱くしゃべりまくるイベントも珍しいと思いました。完全にナイス人選ですよねえ。
相模原でははやぶさの日(6月13日)に「はやぶさ給食」
イベントは終盤に。しょこたんの最後のお仕事は…はやぶさ給食の試食です。
そのメンチをパク!サックリジューシーでおいしいそうです。味見したい(笑
ほかにも不二家 淵野辺店では「はやぶさケーキ2」が売り出されるそうです。
相模原もしょこたんも本気だった
今回のイベントは相模原市のシティセールス課よりご連絡をいただいて参加させていただいたのですが、いやー、ほんと楽しいイベントでした。本音を言えば、ブロガーからも2~3質問できる時間があるとなお良かったのですが(大手メディア取材の人は無理矢理AKB総選挙と結びつけようと趣味の悪い質問を繰り返していました)、そんなことを忘れさせるくらいにしょこたんがしゃべるしゃべる。もともとサービス精神旺盛な方なのかもしれませんが、相模原の人選が完璧だった!と言わざるを得ません。
そうでなくても川口先生、吉川先生を招致してお話いただくなんて、その筋の人にはよだれものです。そもそも川口先生がいなかったらこのプロジェクトの進行自体あやうかったわけですよね。うちのはやぶさのレゴだって存在しなかった。
ちなみにこのミニフィグは川口先生です。自分が市販品のミニフィグになった人が、この世に何人いますか!
それぐらい素晴らしいプロジェクトだったのです。だから相模原がはやぶさ関連で町おこしをするというのは素晴らしいと思いますし、僕も可能な限り支援したいと思いました。それにしても、昨年はJAXAにも行かせていただきましたし、宇宙づいていて楽しい感じです。
ということで、大変楽しいイベントでした。相模原市さんに感謝。なお写真はすべて撮って出しですので、悪しからず。
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