Eye-Fi Pro X2 16GB はClass10対応で書き込み速度ちょっぱやだったのでデジイチ向き
Eye-Fiさんより「Pro X2 16GBの発表がある」ということでお声かけいただきまして、発表会イベントのほうに行ってきました。なんと驚きの「撮影会・コンテスト付き」発表会ですw
ということで、新製品の魅力を追いつつ、イベントをさらりとレポートしておきます。
Eye-Fiの創業者 Ziv自ら登壇!
今回のイベントは、Eye-Fiの気合いを感じざるを得ないイベントでした。だって創業者のZiv自ら渋谷まで来ちゃったんだから!
おおー!
Zivはプロのカメラマンでもあるそうで、Eye-Fiの利便性の決定に対して、大きなインパクトを残しているのでは無いかと思えました。ちなみにEye-Fiの紹介ページによれば
Ziv は、ソフトウェア設計とサポートで 10 年以上の経験を持ち、デジタル イメージング、カラー マネジメント、印刷テクノロジー、ストレージおよび高速ネットワーキングを専門としています。プロの写真家でもあり、ロケやスタジオで撮影を行っています。
Eye-Fi の共同設立者となる前は、Silverback Systems(Brocade により買収)でアプリケーション エンジニアとして活躍。システム サポート部を統率し、セキュアなティア 1 およびティア 2 設計の勝利を導きました。Silverback の前には、iReady Corp(nVidia により買収)でネットワーキングおよびストレージ テクノロジーに関わり、シニア NMS ソフトウェア エンジニアとして活躍。メトロ オプティカル DWDM NMS マネジメント プラットフォームの定義と実装を支援しました。
Zib のイメージングでの経験は、PhotoAccess(Agilent および Seattle PhotoWorks により買収)に及び、デジタル イメージング ASIC の作成チームで活躍しました。この技術は、複数の米国および日本製デジタルカメラに搭載されています。また、オンラインの印刷ポータルにカメラから画像を直接アップロードする、WinCE アプリケーションの設計と実装にも関わりました。
>会社概要 | Eye-Fi Japan
とのことで、バリバリのエンジニアさんですね。
イベント中も、初期の基盤について色々教えてくれたりしました。なんでも最初の頃は書き込み速度の企画に対して、ClassXXの仕様に沿ってなくて、「Class 0」です、なんて言ってたとか。いまではClass10になるんだから、すごいもんです。
カメラ片手に熱弁をふるうZiv。
ただ申し訳ないことに、ここでZivがお話ししていたことはさほど記憶に残っておりません。それはなぜかといえば…会場について渡された新製品をセットアップする、というミッションが課されていたから。
そう、なんとこの日はEye-Fi Pro X2 16GBからスマートフォンに転送し、Facebookに投稿した写真でコンテストをするという、なかなか斬新な、しかしEye-Fiらしいイベントであるのです。Zivがありがたいお話をしてくれているころ、僕は転送がうまくいかずにあたふたしていましたw
ちなみにその設定とは、ダイレクト転送。いままでやったことなかったんですよね。でもこれ、一度体験したらやみつきかも。
ダイレクト転送とEye-Fiの仕様がついに合致した!
いや、実はダイレクト転送を使っていなかったのには理由があります。
まずダイレクト転送について間単におさらいしておきますと、これはカメラで撮影した画像をすぐさまスマートフォンやPCに転送する設定のことです。例えば100枚撮影したら、100枚が順次対象とする機器に送られてきます。アドホック接続なので、その場にWi-Fiがなくても大丈夫。
でもね、それが諸刃の剣だったんですよ。大量に写真を送付するには、まずずっと電池を付けっぱなしで無くてはなりません。そのため、コンデジでは電池的に結構不安でした。また、かといってデジイチでは、既存のEye-Fiの書き込み速度では若干遅いかな、って印象だったんですよ。でもまあ、これは仕方が無い。容量的にも8GBが最大だったので、本当はデジイチで使いたかったんですが、二の足を踏んでいたところがあるのは認めざるを得ませんでした。
しかし!ついに出ちゃいましたよ 16GBのPro X2。これは16GBという文句無しの大容量に加えて、書き込み速度がClass10と、既存のClass6に対してほぼ2倍です(6MB/sec→10MB/sec)。これが何を指すかと言えば、デジイチでの連射に対する性能が大幅にアップしたということです!もちろん大型サイズの写真を取り扱うフルサイズのカメラなんかでも、快適につかえちゃうんじゃないでしょうか!?
ちなみにスマートフォンへの転送は専用アプリで行うのですが、かなり良好な速度ですよ。動画は、EOS KissX5 にて最大サイズで撮影した写真をiPhoneに送っているところです。想像以上に速い!
さて、そうこう準備をしていると、ついに始まりました。撮影会ですw
アイドル社員「種ちゃん」撮影会&コンテスト
ここで登場したのが、アイドル社員「種ちゃん」こと宮元詩乃さん。アンドロイダーでお馴染みの方ですね。今日は彼女を撮影して、その後コンテスト形式で審査があるという流れになっているようです。
ということで、以下撮影して、iPhoneへとばんばん転送してみた写真です。
タブレットに飛ばすとすぐに確認ができていいね!ってことです。
真剣な眼差しのわんぱくブロガー。
Eye-Fiの転送速度箱とひらくPCバッグを持たせる猛者もw(だってこのイベントの審査員の1人はいしたにさん=ひらくPCバッグの開発者)
ニッコニコしながら激写するZiv。連射しまくってました。この連射にも耐えるEye-Fiの転送速度カードはさすが、とおもいました。カシャカシャカシャカシャカシャ!!!って。
以下作例。
はい、ということで↑この写真で「種ちゃん賞」をいただきました。ありがとうございます!
というわけで、なんとも平和でゆるい、しかしガジェット力が少なからず試される感じが、Eye-Fiっぽくていい雰囲気でした。
それにしてもこの新製品はいいわ。いままでデジイチでの仕様が躊躇させられた部分が完璧につぶされています。フルサイズで使ってもまったく問題無いでしょうね。
と、言っても僕の普段使いのカメラは EOS 7D。SDカードが入りません…。しかしご安心あれ、なんと近日中に、SDカードが入る新しいデジイチが手元に届きます。そのデジイチでEye-Fiの転送速度使い倒して、またレポートしますね!
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