iPhoneのライトを補助やバウンスのライトにしてデジカメ撮影をするテクニックを覚えておきたい
前から便利だよなーと思っていたんだけど、あんまりやっている人を見ないのでとりあえず提案エントリー。
デジカメやデジイチでの撮影時、暗くてもなるべくフラッシュを焚かない!というのは撮影上達の第1歩かと思いますが、それでもどうしても光量が足りなかったり、ライトの位置が悪かったり、様々な問題で影が発生してしまうときってありますよね。そんな時!iPhoneのライトアプリがとても便利です。
シャッタスピードかせぎにも、サブライト・バウンスとしてもかなり優秀
今回オススメしたいのは、このアプリ。
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
いわゆる、iPhoneのカメラライトを懐中電灯的に使えるアプリですね。思いのほか強烈な明るさなので、夜道でも便利に使えたりします。単純点滅やSOSのモールス点滅も出せるすぐれものです。ちなみにライトアプリは他にもたくさん有りますので、お好きなものを選んでいただければ。無料のもので十分です。
で、こいつを撮影に使います。
暗いところでこいつを点灯させれば、明るくなるため、シャッタースピードがかせげます。影になってしまうところでもこのライトを使えば明るく出来ます。ポイントは右手で撮影、左手で照明と分担させることができるところで、うまく角度を付けたり、壁や天井に反射させることにより、外部ストロボを使ったバウンス撮影のような効果を得ることも可能です。一眼で片手での撮影が厳しい場合は、誰か他の人に持ってもらったり、iPhoneを適当な場所に設置して照明の代わりにしてもよさそうです。
ちなみにバウンス撮影とは、壁や天井からの反射光を利用したフラッシュで撮影すること。これならフラッシュを使っても自然な感じの写真に仕上がります。(普通にフラッシュを焚くと、のっぺりしてしまったり、フラッシュの光が届かないところが真っ暗になってしまうのでどうしてもという時以外はオススメしません)
バウンスについて詳しくはこちらを参考に。
↓
バウンスライティングとは、発光部を壁や天井に向けて光を照射し、反射する間接光で撮影するテクニック。硬い光をやわらげ、被写体の表情や室内の雰囲気などを、きわめて自然に描写することができます
もちろんしっかりとしたストロボのフラッシュに比べたら光量は少ないですが、それでも十分なケースは多々あります。とくにコンデジなんかの場合は、左手にiPhoneのライト、右手にコンデジみたいな装備で撮影すると幸せな感じ!
どれくらいシャッタースピードかせげるかの実例
すごく簡素な例で恐縮ですが、以下はシャッタースピードこんなに変わるよっていう一例です。これは一眼ですけど、コンデジだったらもっと恩恵あるはず。ISOも下げられるしノイズも減るよね。
左がシャッタースピード1/6で手ブレが厳しいのに対し、右は1/30とかなりかせげています。色味が変わってしまうのはLEDライトなので仕方が無いのですが、手ブレするよりマシ!と思いたい。
屋外だともっと効果あるので、ぜひみなさまにもお試しいただきたいところです。
ということで、暗いところの撮影のお供にはiPhoneを忘れずに!
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ほんとはこういうのを使います。
Canon スピードライト 320EX SP320EX
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