果実を漬けたブランデースプリッツァーと洋食の相性の良さに驚いた話
にわかに盛り上がりはじめたブランデー・スプリッツァーをさらに盛り上げよう!ということで、サントリーさん主催のイベント「新 つくって楽しい!ブランデースプリッツァー講座」に参加してきました!今回期待されるのは…果実の風味たっぷりなブランデースプリッツァーと、洋食とのマリアージュ?
旧 スプリッツァがヴァンブリュレ?
実は今回の会場、もともと「スプリッツアオヤマ」というハイボールを出すお店だったのですが、このたびリニューアルしまして「ヴァン・ブリュレ」というブランデースプリッツァーのお店に変わっておりました。行ってみて気がついたのでびっくり。ちなみにFacebookのページをイイネすると、もれなくブランデー・スプリッツァーが10杯無料になるそうです。
> 葡萄とお肉のビストロ ヴァン ブリュレ〈Vin Brule〉南青山 @Facebook
さて、そんなヴァン・ブリュレはこちら。
シックな雰囲気です。
地下がお店になりますよ。
入り口もシックな雰囲気!
ブランデー・スプリッツァー一色な店内!
店内に入ると、テーブルにははやくもブランデー・スプリッツァーセット!これはオレンジですね。聞けば24時間ものをお店では用意しているとか。フレッシュ感の強いタイプですね…!
お店は大人な雰囲気に変わっておりました。前はどちらかというと、明るく開放的な感じだったので、ずいぶんとリニューアルしたものです。
キッチンはオープンで相変わらず明るく元気。
一方壁には一面のブランデー!
店内奧にはラウンジっぽいゾーンも。いいね、使いやすそう。
ブランデー・スプリッツァーだけでなく、ワインも充実しているようです。このワイングラスの数!
奧のタイルのボックスは何かというと…
ブランデーサーバーでした!すごいこれ!
良い雰囲気のお店です。
ん?あのカウンターにあるのは…
様々な果物漬けブランデーでした。
イチゴ。
リンゴ。
パイナップル。もちろん全部飲めます。
気がつけば棚の上にもびっしりと。
と、お店のインプレッションはとりあえずこれくらいにして、さあイベントがはじまります!
ブランデー・スプリッツァーに命をかける男
さて、イベントがはじまる直前に、まずはトニックが配られました。
となればお約束ですね。まずはブランデー・スプリッツァーを作って飲もう!ということです。
さあ、そんな乾杯の音頭をとるのは…
ブランデー・スプリッツァーに命をかける!?サントリー社員、竹内さんです!
今日はエプロン姿で登場!もうね、ブランデー・スプリッツァーは彼にかかっていると言っても過言では無いほど、ブランデー・スプリッツァーを愛して愛して愛しまくってます。だいたい聞けばわかるという、ブランデー・スプリッツァー博士でもありますね。家には様々なものをつけたビンが大量にあるとかw
さて作りましょう!
オレンジ漬けのブランデーを1杯そそいで…
トニックを適量そそげば…できあがり!
かんぱーい!
洋食(特にフレンチ)との相性がすごいぞブランデー・スプリッツァー
さて、今日はブランデー・スプリッツァーと洋食を楽しむ会でありますので、料理が運ばれてきます。こちら、漬けた後のオレンジを使ったジャムです。うまい…ウイスキー漬けマーマレードって売ってるけど、圧倒的にこっちのがうまいよ!商品化してほしい。
さて、食事を楽しみながら基本的な情報もおさえていきます。
リンゴ!パイナップル!トマト!などが漬け込む果物としておすすめのよう。あとイチゴも良いですね。
この「漬け込む」というのが農家ゴコロをくすぐるようで、各地域から素材の提供が相次いでいるとか。おお、ご当地ブランデー・スプリッツァーですか!熱い!
竹内さんも会場の熱気にニコニコしています。
さて、料理もどんどん運ばれてきますよ。
前菜系です。どれも漬け込んだ果物を上手に利用したレシピとなっております。このつながりがいいよね。
このパテは絶品だった。パテ・ド・カンパーニュ~ブランデージュレ添え~だそうです。
こちら、キャロット ラペ。にんじんとビーツをすり下ろしビネガーとオレンジの酸味で楽しみます。さっぱりとしていてうまい。ブランデー・スプリッツァーのアテとして最高です。
というか思ったんですが、ハイボールよりブランデー・スプリッツァーのほうが、料理と合わせやすいのかも。甘みがあるから、濃厚な味とマッチするんですよね。これは面白いなあ。
蛸ときたあかりの香草マリネ。北海道の味ですね。
さて、ブランデー・スプリッツァーも2敗目に突入し、リンゴ味です。あれ…これ…すげーうまい。
3杯目、パイナップル。お…これもめちゃうまい…果物を変えるだけでここまで味が変わるのか!とカクテルにも似た驚きです。
さてさて、そんなこんなで良い感じに飲んでると、メインの登場です。
どーーーん
おおおー。見事。葡萄牛のステーキグリルです。葡萄牛ってやわらかいんだよねー。ミディアムレアでいただきます。右奥にある岩塩と、葡萄のマスタードがまたうまい…。というかわかった、ブランデー・スプリッツァーってひとつで白ワインと赤ワイン両方を兼ねている感じなんだ。
良い色。だからさっぱりとした料理にも合うし、こういった血の滴るようなステーキにもマッチするんだ。おもしろ。
ちなっきーもご満悦。
はい、4杯目のイチゴです。
うまいわー。ブランデーって僕でも多少なりとも「ガウンで猫を膝に乗せてぐるぐると」というイメージがあったんですけど、これはもう完璧に別のイメージです。もっと身近だし、なんだろう、ポップな感じ。そういえばコニャックとどう違うの?と聞いたら、「産地が違うのです」という答えでした。コニャック地方でつくるブランデーをコニャックと言うんだって!知らなかった!じゃあ大好きなポールジローもブランデーだったのか!!!!
> ポールジロー・エクストラヴュー25年 並行
>ポールジロー ヘリテージ 40/700 [4926] [正規輸入]
ポールジローも信じられないくらいうまいので、ほんとオススメです。超少量生産のジュースもあって、もう神の領域。僕も1回しか買えたこと無いです。
さてイベントは大詰め、デザートです。ブラマンジェ オレンジブランデーソース。風味豊かな一品ですが、ちょっとだけ甘かったかな。でも2つ食べたw
ということで、これにてイベントは終了。ブランデーの懐の深さばかり目立ちましたね…。こんなにカジュアルなアルコールだとは思っていませんでした。しかもポールジローとの関係が…そうか…ブランデーは飲まず嫌いだったなあ。ブランデー・スプリッツァーってもっとそこら中のお店で出せば良いのに。
ブランデー再評価ですね。漬け込むのにはこのブランデーが(安くてシンプルな味なので)良いというのも納得です。
なおサントリートニックの入手が難しい!と聞いたところ、トニックは何でもいい!とのこと。大事なのはブランデーのほうだということです。個人的なことを申させていただくなら、シュウェップスで作るのが一番うまいと思う。
なお気になっていた葡萄のマスタードはこれでした。
これもうまかった。買おう!
ということで、色々なことを学び直したブランデー・スプリッツァーの夜でした。
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