【余市蒸留所】マイウイスキーづくり!の前に改めてウイスキーを学ぶ #余市
AMNさんとニッカさん主催、余市蒸溜所マイウイスキーづくりブロガーイベントを連続レポート中。前回余市蒸溜所のつなぎに着替えてテンションが振り切れた僕たちですが、マイウイスキーづくりの前にやらなければいけないことが有ります。それは…座学。しっかりとウイスキーに対する知識をつけなければ、おいそれとマイウイスキーなど作ることはできないのです(とは誰も言ってませんw)
ウイスキーについておさらいしよう
いやあ、ニッカさん素晴らしいなと思ったのは、ちゃんとウイスキーのことをみんなで学ぼうよ、その魅力をちゃんと理解して、これからはあなたがウイスキーのアンバサダーになるんだよってメッセージがちゃんとイベントに組み込まれていたからです。 と、いうことで、良い機会ですからみなさんもこの場で学んでくださいw
余市。
この名簿を書いた瞬間から、僕らはマイウイスキーづくりのメンバーになります。10年後にできたウイスキーを送ってもらう時に使われるわけですね。
今回ほとんどの案内を担当してくださった小原さん。超ベテランだそうです。
では、勉強しよう
ウィスゲ・ベーハー(命の水)のお話。語源ですね。
役人の目を逃れるため(密造のため)、偶然にも樽貯蔵がはじまりました。
何年もほったらかしにしてあって、気がついてみたら絶品だったというこの偶然感。たまりません。
こんな感じの行程を経ます。
大麦を使っております。ビールと同じですね。
大地の遺産、ピート。これが取れなくなったらウイスキーはお終いかも。
ピートを炊いて乾燥させます。
乾燥させる場所を、キルン塔と呼びます。
モルトミルで粉砕します。
マッシュタンで糖化させます。
そして蒸溜。石炭直火炊き蒸溜は余市蒸溜所だけェェェエエエエエ!
余市には、炭火直火炊きであるがゆえのうまさがあります。
ポットスチルに関してはシンプルです。
そして北の大地に貯蔵。海でもあり、山でもある余市ってのは場所的にも恵まれてますね。竹鶴さん(創始者)の目は確かだった。
時には雪にも埋もれ。
しかし絶好です。
海と川と山に囲まれております。すごいリッチな立地。
完璧なのです。
破天荒な人生を送った竹鶴さん。
10.にあるように、スコットランド人であった奥様になるべく祖国と同じような環境を用意してあげたかったという想いもありました。
世界を驚かした、いや、震撼させた、ワールドウイスキーアワードの受賞。衝撃的でした。
ニュースを見た時、最初は何を言っているかわからなかった覚えがありますね…。
The TIMESにも大きな記事が。どちらかといえば国内より国外で大きなインパクトがありました。
「よいウイスキーづくりにトリックはない。自然を尊重する素直な気持ちがすべての土台だ。」
あくまで「自然」にまかせるのです。それがウイスキー。
その後、感動的な竹鶴さんとリタ夫人の動画を10分ほど拝見しまして、気持ちがたかぶったところで!ついに! はじまります。
まずはヘルメットをかぶれ。話はそれからだ。 では、キルン塔へ向かいます!ついに…長年の憧れだったキルン塔に入る時がきました!!! (つづく)
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