【驚いた】あのICQがいつのまにか各SNSの統合クライアント化してた
アッオー!
この文字(音)だけで、なんのサービスだかわかったあなたはそこそこの年齢ですw そう、この音はインターネット初期の頃にメジャーなメッセンジャーとして使われていた、「ICQ(アイシーキュー)」のメッセージが到着した音に他なりません。その後、MSNメッセンジャーやSkypeの登場にその存在感が小さくなってしまったICQが、まさかサービスとして現存しているとは思いませんでした。しかも、各SNS系サービスの統合クライアントとして…。
ICQとは
せっかくなので、ICQをご存じ無い若い方にw少しだけICQをご紹介。
ICQとは " I seek you " をもじったサービス名で、IDを交換し合うことによりメッセージを送り合える、まあいわゆるメッセンジャーサービスのはしりです(IRCとかは置いておくとしてね)。ユニークなのは、これがイスラエル発のサービスだということで、サービスをインストールした直後はアラビア語など、なんて書いてあるのかわからないようなメッセージを何度も受け取るというのはICQあるあるだったかと思います。
ICQが広まった理由といえば、やはりその使いやすさ、洗練さだったと言えるでしょう。当時、簡単に導入できるメッセジャーサービスが少なかった頃、ICQは様々な面で他のサービスをリードしていました。デザインも良かったし、クライアントも使いやすい。なによりメッセージが届いた時の「アッオー!」という音が印象的で、楽しくて、いつの間にかICQ無しではいられなくなった人も多かったはずです。僕も毎晩遅くまで(早朝まで)ICQでチャットしてたほうです。
まあその後、MSNメッセンジャーがWindowsにバンドルされたり、Skypeが出てきたりなどによりICQユーザーは減っていくわけですが、すでに10年以上インターネットをやっている人にとって、ICQは「懐かしい」以上の何かを感じるサービスだったことでしょう。最後まで日本語化されなかったのも良い思い出です。日本語化パッチを毎回毎回あてたっけなあ。
ちなみにICQ競合の中でも個人的に好きだったものとして「Odigo(オディゴ)」なるものがありましたが、コレについてはまた改めて。
SNSクライアントとして進化していたICQ
さて、そんなICQですが、やはり生き残りのためには「外の海に出なくてはいけない!」と思ったかどうかはわかりませんが、いつの間にか様々なSNSのクライアントとしての連携機能をもっていたり、Andoroid、iPhoneのアプリをもっていたりと、なんとなく今風なサービスになっていたので驚きです。しかも、相変わらずメニューは日本語化されていませんw
現在連携できるのは、Facebook、Twitterの両輪になぜかYouTubeとFlickrという不思議な組み合わせです。あ、あと下記画像にはアイコンがないけど、GoogleTalkもですね。
SkypeもFacebookと連携する時代ですし、やっぱりこっちの方向にいくんだろうなあ。ちなみにまだインストールしたばかりなので、YoutubeとFlickrがどんな連携になっているかは良くわかっていません。メッセージやコメントが届くのかな?
なおタイムライン表示機能もあるため、こっそりとFacebook、Twitterを閲覧するには悪くないかも。両方がごちゃごちゃに混ざって表示される様は、以外と便利かも?とにかく「ICQ」と聞いて胸熱になって勢いでインストールしてしまった上に記事まで書いてみました。ぜひ!とは言えませんが、懐かしさついでにちょっとインストールしてみても、面白いかもしれませんよ(もちろん自己責任でお願いします!)
*なにぶん過去の記憶で書いた面も多いため、当時の状況で間違っていることがあればご指摘ください
ICQ公式サイト
Download ICQ for mobile – Free SMS to your friends!
参考
ICQ – Wikipedia
>ICQパーフェクトガイド for Windows
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