熊本城のすべてを攻略! 博多熊本阿蘇旅行(*地震前です)
夏休みに博多熊本阿蘇旅行に行ってきました。レポート第2弾は、熊本編です。憧れの熊本城が想像を遥かに超えるスケールでびびった。ちなみにレポートは全5回(予定)。博多、熊本(熊本城)、くじゅう~黒川、阿蘇山、JRの各章に分かれております。
熊本編の目次
熊本で巡ったところは次の通り。
- 熊本駅~市電
- 熊本城
- 水前寺公園
- ドーミーイン熊本
ではどーんといってみましょう。
1.熊本駅~市電
熊本駅に到着。九州新幹線で移動してきましたが、それに関してはまた後ほど。
熊本駅を出ると…路面電車が!しかもこれは…海外で活躍する超低床型じゃないですか!?調べると、欧州各国で多く使用されている超低床電車を日本向けに設計した車両で、日本で最初に導入された超低床路面電車であるらしい。しかも第38回ローレル賞および第19回国際交通安全学会賞を受賞。すげー。熊本にきてこんな熱い車両を見ることができるとは。九州はJRだけじゃなかったんだなー。
ラッピングもバリエーションに富んでいて、これはチキンラーメン。
車内には九州新幹線全線開通の広告がまだ残っていました。
乗ったのは旧型で車内が木製のタイプだったのですが、これはまた味があっていいね。
して、熊本城…のちょっと手前の物産館に寄ってみる。
熊本のご当地キャラ、「くまもん」らしい。意外とかわいいんだよな、くまもん。
ということで、次から本題です。
来たよ来ちゃったよ熊本城
ついに来ました熊本城。石垣城として有名なこのお城、いったいどんな!?
入り口には清正公の像が。
お堀と石垣もまた美しいこと。
そして…出たー石垣!後の写真でご案内しますが、ちょっと想像以上のでかさです。
櫨方門から入場します。パンフレットによれば、120分のじっくりコースに挑めるよう。
わは…これ笑うしか無い。何重にも張り巡らされた石垣。奥に見えるのが天守閣ですが、あまりにも、遠い…。
はい、石垣の大きさ、おわかりでしょうか。ざっとビルの2~3階くらいは余裕であります。これでも低いほうです。
石垣の上には櫓。あれが貴重なものらしい。
石段にもポイントがあって、登りにくいように高さ、踏みしろの奥行きがまちまちになっているそう。たしかにその通りで、激しく登りにくく、かなり体力を奪われることに。これ、トレーニングですよ!
さっき下からみた櫓はこれでした。
ずんずん進む&登ると、奥に見えてきたのは…かの、かの有名な…
二様の石垣!別々の時代に、別の技術で作られた石垣が重なっているという、その筋の方に言わせれば「激熱ポイント」らしいです!たしかに見事な融合っぷり。このだんだんに切り立った角度になるのが「武者返し」ですね。
さて、ここまでくると天守閣もすぐそこに。
ばばーん!!!これから…やつに登ります!
そして…ついに見つけた!この看板が見たかった。「石垣に登らないでください。」いままでに数多の人間がチャレンジし、敗れていったのだろうな…。
脇には井戸も。どれだけ深いのかわからないくらい深かったです。
お城仕様の自販機。
いきなり団子入りのかき氷…はちょっと無理があった…
途中、このような趣ある通路を抜けつつ
きたぜ天守閣!
天気が悪くてもなんのその。
がんばって最上階まで登るとこの眺め!人がXXのようだ!
いやーこうやって写真にすると平地みたいですけど、ここまで登るのかなり大変でした。
天守閣の隣には、復元された本丸御殿が。ここがまたきらびやかで凄かった。
この天井の組み具合!芸術的としか言いようが無い!ちなみにここ、台所です。
本丸らしく豪華絢爛な部屋が続きます。
おっとこれは数寄の部屋ですね!(茶室ってこと)
へうげもの 読んでるおかげで、なんとなくわかる。わかるぞ。
きよまさ…公?(地元の役者さんが演じているそうです)
ちなみに…熊本城は西南戦争時に焼け落ちてしまったため、基本的には復元なのですが、こちらの宇土櫓は当時の姿のまま!
いいねえ。この年月を経た床の感じ。いいねえ…。
階段もありえないくらい急。松本城を思い出します。
降りるの怖いくらい。
最上階からは天守閣を一望。
趣あるぜ熊本城…。
とにかく熊本城が楽しくて、朝から昼過ぎまで、実に5時間もいてしまいましたw
さすがに空腹を感じて最近オープンした桜の馬場へ。
桜の馬場 城彩苑で食事!
軽く流しましたが、こんな感じのお買い物・飲食ゾーンができたのですね。
僕たちはちょっと時間が外れていたので、唯一?開いていた山見茶屋というところで食事をとりました。あまりの空腹に写真もとらなかったくらいw
馬肉の溶岩焼きをたべましたが、これがとても美味しくて、良い意味で期待を裏切られてよかったですね。
水前寺公園へ
さて、とりあえずメインの熊本城はやりすぎなくらい堪能しましたが、まだ時間があったので「熊本第2の観光地!」と言われた水前寺公園に行きます。
ちょっと寂しい感じの雰囲気が…。
水前寺公園全景!残念なことに、どこから撮影しても微妙にビルが入ります。残念すぎる。
個人的には香川の栗林庭園みたいなものを想像していたのですが、そこまで大きくはない感じ。
鯉がたくさんいます。
中には出水神社という神社もありました。
ここの地形は東海道五三次をモチーフにしているらしく、この山は富士山だそうです。
能楽堂もあったりして、なんとも不思議な庭園です。
古今集ゆかりの、古今伝授の間という建物もあります。ここからみる庭園の風景が絶景らしいのですが、すでに営業を終了しておりました…ので望遠でのぞきました。
うーん、ちょっと寂しい…観光地だったかなあ。Wikipediaによれば、過去180万人の観光客が来ていたそうですが、いまは40万人ほどに減少してしまったとか。ちょっと売りが少ないかもなあ。もう少し入場料安くてもいいのに(大人400円)。あと、もう少し周囲を整備したほうが。昭和中期の古いお土産屋さんばかりなイメージです。
熊本市内をぶらぶらと。
最後に妻の友人をまじえてご飯を食べたのですが、その時間まで市内のメインストリートをぶらぶらしました。
ほっかほか亭の市電!ほっともっとじゃないんだ…とか思いました。
良かったのがここ、蜂楽饅頭!地元の高校生や主婦なんかがかならず寄る店とのこと。
店主、ノリよすぎw
こちらが名物の蜂楽饅頭。
白あんには大手亡豆というインゲン豆が使われています。これは珍しいのでは。独特の風味がありましたね。
ちなみにかき氷も食べました。この日2食目。こちらのかき氷はおいしかったです。噂通り、高校生やら買い物帰りの主婦やらがたくさん店内にいて、ああ、地元で長年愛されている店なんだなあと感じました。こういう店、ちゃんと教えてもらえてたのでほんと良かった。こういう店にいきたいのだ!
居酒屋 感
最後に「居酒屋 感」というところで3人で食事を。
焼酎メニューが豊富すぎて笑った。なんでも300種類以上あるとか。
念願のタイピーエンも食べられました。春雨でつくったちゃんぽんみたいなものです。たぶん。
危惧されていた馬刺しもこのとおり。というか、本気でうまいな熊本の馬刺し。残念ながらレバ刺しだけ売り切れでした。
あとは高菜のチャーハン。あんかけ風でした。
熊本、いったいなにが名物なんだ!?とか思っていましたが、どれもうまいのね。このお店が優秀な人気店だった…というのを差し引いても、馬刺しとかタイピーエンとか、すごく良い感じでした。
と、こんな感じで熊本の夜はふけていったのです。
あ、そうそう、宿は博多に続いて
お馴染みのドーミーインでした。こちらのドーミーも温泉付き、マンガ常備の休憩所も完備。マッサージルームもありました。この日は歩き疲れたので、マッサージを受けておやすみなさい!な状況でした。
熊本いいじゃない
王道しか味わいませんでしたが、とくに熊本城のあの圧倒的な感じは最高でしたね。あれはまた行きたい。石垣萌えが生まれてしまうのも仕方が無いと思いました。あのスケール感は、ちょっとたまりません。水前寺公園は…うーん、がんばって行く必要は無いかなあ。残念ながら。
あと、ごはんも美味しい。水がいい水がいいとは聞いていましたが、食事がおいしいと旅のテンションはあがるよね。ということで熊本も想像以上に素晴らしいところで後ろ髪を引かれつつ、次は阿蘇に行くのでした(こちらも熊本だけどね)
まさか…阿蘇に行くのにあんなことが起きるなんて…というのは次回のお楽しみということで!
リンク集
熊本城公式ホームページ
水前寺成趣園
蜂楽饅頭ホームページ
熊本の馬刺し、馬肉、中華料理、芋焼酎が堪能できる居酒屋 感
くまもとサプライズ くまモンオフィシャルサイト
天然温泉 六花の湯 ドーミーイン熊本
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