シャークスチームクリーナーポータブルの実力を試した!
夜中の通販番組でよく見かける気になるあいつ…「シャーク スチームクリーナー ポータブル」をAMN&オークローンマーケティングさんから提供(プレゼント)していただきまして、試してみました!
あのあっつそうな蒸気の向こうでは何が起きている!?
大掃除で使ってみました
こいつといえば、油汚れや窓のガンコな汚れに強い印象!ということで、ここはガッツリ使ってみようと思い、大掃除に使ってみました。以下、掃除した場所は
- 換気扇のファン
- 窓ガラス(内・外)
- 網戸
- 物干し竿
- 外の手すり
- 風呂場
です。果たしてどんな感じ?
まずは換気扇からいってみっか
あいつと戦うんだ、ポータブル!装備はブラシヘッド!
換気扇はこんな感じです(汚いので写真は小さめ)
では、戦いの様子を動画でどうぞ!
水を本体に入れてからしばらくするとスチームが出ます。とりあえずスチームが出るまでグリップのスイッチを握っていればOKです。スチームが出てきたら動画のようにゴシゴシします。スチームをしばらく当てて汚れが浮いてきてからゴシゴシしたほうが良さそうですね。
で、結論から言いますと…
落ちたような落ちていないような…。
あくまでスチームポータブルは汚れを浮かせる役目、最後は強力なケミカル系で…というのが定石かもしれません。この手順でフィニッシュを行ったところ、とてもキレイになりました。
あとスチームのヘッドを代えてみても、羽の細い部分には手が出せませんでした。仕方がないのでスチームを当ててふやかした後、割り箸にダスターを巻いてゴシゴシしました。やっぱり汚れを浮かせる役目ですね。
うーん、スチームポータブルだけでキレイになるかと期待していたんだけどなあ。でもまあ換気扇は我が家最強の汚れだし、もう少し軽い汚れなら…。ということで次はベランダの窓ガラス、物干し竿、手すり、網戸と対決だ!
ベランダの汚れと戦う
ちょっとプライバシー的な問題で写真は上げられないのですが、まずは窓ガラスからいってみます。武器は
これ。スクイジーパッドという、窓ふきと水切りを同時に行える繊維でやります。こういった平面は角形ヘッドというものに付けるのですが、これがまたでかい。本体くらいあります。日本の人&家庭にはデカ過ぎじゃないだろうか…。
さてさて、そんなスクイジーパッドを付けてグリップを握りますと、だんだんジワジワ〜と蒸気が上がってきます。いわゆる「蒸し雑巾」ができているわけですね。しかも高温の。おお、これは期待できるかも。
結果ですが、これは確かに落ちます。外面の汚れもガンガン落ちます。落ちますが大変疲れます。というのも、スチームポータブルに共通することですが、どの面を掃除する時も「蒸気を当てて汚れを蒸らす時間」が必要です。つまりあの巨大なヘッドを当てては小さくこすり、当てては小さくこすり…をしないと上手に汚れが落ちないんですね。サッと拭いたらまあキレイ…を想像していたので、ちょっと残念でした。ただまあ雑巾を毎回絞って拭いて絞って拭いてよりはいいかも?
ちなみに水道から離れた作業だったのでタンクの持ちが心配でしたが、15〜20分くらいはもった気がします。そうそう、パッドは窓に当たる面と当たらない面ができて、汚れる部分が偏るため、思ったよりもこまめなパッド清掃が必要です。
同様にして物干し竿や手すりを掃除しましたが、こちらは良い具合にキレイになりました。網戸は…網の厚み部分をこすれないから、ちょっと苦手みたい。50%くらいしか落ちませんでした。
結論としては、スチームポータブルは外の汚れにはそこそこ強い、ってところかな。あっ、ケミカルと違って植物にあまり影響がないのはいいですね。ケミカルはかかったら一発だもんな…。
風呂場の汚れと戦う
最終ラウンドは風呂場の汚れとの戦いです。風呂場では先ほどのパッドに代えて
標準パッドと噴射ノズルで戦います。というのも、うちの風呂場はタイルじゃなくてプラスチック系のFRPだから。こいつで水アカ&若干のカビと戦います!果たして!?
…
結論から申しますと…お風呂場での戦いは大変残念なものとなりました。まず水アカですが、これが本当に落ちません。蒸気を当て続けても落ちませんし、ケミカル系と併用してもなかなか落ちませんでした。スチームポータブルの効果がプラスになっている感じがあまりありませんでしたね…。
次にカビですが、こちらも全く落ちません。もちろんカビが蒸気ですぐに落ちるとは思っていませんが、それでも少しは期待したわけです。うーん、残念。うちのように基本的な汚れはお風呂に入った後熱いシャワーで流してしまう家庭にとってはあまり効果がないのかも。
まとめます
ということで、結果としては1勝1敗1分みたいな感じでした。
スチームポータブル自体の雑感ですが、まずポータブルなんだから、腰にかけるとか肩に背負えるとかそういうタイプにして欲しかったですね。片手で本体を持ってグリップ握って、片手で掃除…ってのはけっこう疲れる上に、必要ない時にグリップを握って蒸気が出てしまい、危ないことがありました。スチーム吹き出し部分の付いた延長ホースもあるのですが、本体とノズルを持つとスチームを出す以外のアクションができなくなります。そもそもグリップの位置が悪くて、グリップを握らずに本体を持つことが困難。ON/OFFスイッチもないので、蒸気を出したくない時はコンセントを抜くのが賢明です。
また、ヘッドがどれも(こう言ってはアレですが)期待はずれでした。特に換気扇を掃除したヘッド。歯ブラシのようにしなやかな素材を期待していたのですが…
アレ?そう、折れるんです。日本の掃除道具とはちょっと設計が違いますね。
スチーム自体ですが、汚れを落とそうと思ってはダメです。汚れをうかして、時間を短縮しているぐらいの気分が健全ですね。もしくは除菌を含めて定期的なおうちのメンテナンスとかに向いているかもしれません。ガッツリ掃除しようという時には、まず間違いなく強力なケミカル系洗剤を用意した方が良いでしょう。
ということで期待はずれ…までは行かないけど、そこまでではないってのが本音かなあ。床汚れのタイプは評判がとても良いけど、家中の汚れにはちょっと無理があるかも?せめてヘッドがもう少し気の利くやつならなあ。日本のメーカーと組んで洗練していけばもっと良い製品になりそう。
でも…30日間は返品OKらしいし、あの蒸気がシュワーと出るのはけっこう快感だし、試してみるってのはアリだと思いますよ。
ということでシャークスチームポータブルは以下のリンクから。
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