【甘いは正義】森永乳業さん主催の甘くてあまくてあま〜い練乳のイベントに溺れてきた #れん乳ファーム
森永乳業さんとAMNのイベント「みんな大好き!とろ~り れん乳の歴史を味わうブロガーミーティング」に参加してきました。個人的にも練乳には深い思い入れがあったりする大好きな食材でしたので、かなり前のめりな感じでレポートしたいと思います!
僕と練乳
ちょっとだけ思い入れ部分のお話を。好き嫌いが多かった僕にとって、乳製品は大事な栄養補給源だったわけですが、なかでも練乳は小さな頃から大好きで大好きで仕方が無い食べ物でした。うちは缶の練乳を開けた後、アオハタのジャムのガラス瓶に移すのが恒例で、あまった練乳はそのままスプーンですくったり、お湯に溶いて食べたりしたわけですが、これがまたうまい!いや、正直なことを言いましょう。スプーンなど高尚なものは使わず、指ですくって食べました。いやーうまかったなあ。指だと缶の縁まできれーいにはがせるんですよね。それでも残った部分はぬるま湯を入れて溶かして飲みます。カルピスみたいな味がして、嬉しかったなあ。
で、ガラス瓶に移した練乳も、隙を見ては食べるわけです。スプーンですくって。練乳って一口食べ出すと止まらなくなるんですよね。ひとくち、ふたくち、みくち…やばい、半分食べてしまった…なんてことが何度も何度もあったわけです。それくらい練乳には魔力がある。だから最近の練乳オレのヒットや練乳プリンのレギュラー化などはとても嬉しいわけです。いまでこそ売れ筋はチューブタイプの練乳だそうですが、僕はやっぱり缶タイプが好きだな。
えっと、なんだ、イベントレポートだ。
なんだか長いレポートになりそうな気がしてきたw
練乳缶を激写
今回イベントの会場に着くと、まず目に飛び込んできたのは練乳製品の山、山、山!そして缶!
うひゃーーーーー。たまらん。練乳好きにはインパクトがデカすぎる。
中でも気になるのは、右下にある見慣れない缶たち。
もしかして発売当初の缶か!まだ右から左に読むパッケージとか!
白いパッケージがあったってのも驚きだし、最も古いデザインが今のデザインのベースになっているってのもびっくりです。
この牛(ミルリン)がいるだけでもう今風のデザイン。僕が思い出深いのはこの2つのどちらかかなあ。
そして今はこれ。これだよね。
この缶も良く残ってたよなあ。もちろん中身は空です。
裏面はこんな。カタカナだもんなあ。乳煉!
この白い缶、よく見ると森永エンゼルですね。英語は左から、日本語は右からって混在がすごいw
裏面。
となりにはドライミルクも。ようは赤ちゃん向け製品?だよね。
こ、これって缶開けのための付属品ですよね。いまだとコンビーフとかがこれですね。
よくこんな古い缶が良いコンディションで残っているなあ。
「この甘さひとりじめ!」ってのがグッとくる。ひとりじめ!したい!
今回もっともグッときたのがこのタオル!欲しい!どうやら限定グッズらしく、かなりレアだとか。今気がついたんだけど、このロゴってフォントが3種類もあるのね。珍しい。
今練乳といえばやっぱりチューブかねえ。
で、プリン。
極あま!ってところに企業の意地を感じるわけです。カロリーオフ?なにそれおいしいの?
オレ!最初にこの製品見て、買って、飲んだ時はびびったなあ。よくこの甘さで出してくれた!って。
そしてロマンでもある森永れん乳氷。ロマンですよ、ロマン。フタをあけた瞬間の、あのとろ〜って感じがなんとも言えないよね。大好きだ!
森永乳業と練乳の歴史をお勉強
参加者にはまずお茶と練乳オレが配られました。これを飲みながら聞きます!甘い!なるほど!甘い!へえー!甘い!うまい!そうだったのか!…頭の中はこんな感じ。でもこれのおかげで、Twitter実況しても疲れなかったな。カロリー大事。
ハッシュタグは #れん乳ファーム です。
「まずは森永乳業について。食品業界は、普通の人にとって一日中接点のある業界。もっとも身近な業界である。」
「乳の優れた力を最大限に活用するのが森永乳業のメインテーマ。」
「前身は日本練乳株式会社。森永乳業のルーツは練乳である!もう少しで100年。練乳といえば牛のマーク、ミルリンですが、昔は粉ミルクなどにもつけていた」
先ほどの写真の缶はこれか!
どんな製品にもミルリン。お馴染みです。最近まで名前が無かったってのが不思議。
「もともとミルクキャラメルのための練乳だつた。もともと工場のあった佐賀の伊万里に森永公園というものがある。今は福島と熊本」
「法令上は加糖練乳。乳にショ糖をくわえてのうしゅくしたもの。ほかに加糖脱脂練乳、無糖練乳などのカテゴリが」
「牛乳は季節によって脂肪のばらつきがあるので、調整する。製造手順は、加糖、殺菌、濃縮、シージング、充填」
高山のように気圧を高めることで、低温沸騰するようにし、変質を防いでいるとか。
「濃縮して水分をとりのぞくと、保存性や輸送性、貯蔵性が上がる。もともと練乳は牛乳を保存するための技術でもある」
「濃縮すると水分活性が下がるので、生物が発生しなくなる。ただし濃縮によって乳糖がでてシャリシャリになるので、急速冷却などをして滑らかにしている」
「充填ではほとんど空気が入らない。衛生面でも参加防止面でも有効。チューブは液面の下でカットするため、のりしろの部分には練乳がついている」
「今の練乳の表記は練乳だが、昔ながらのれん乳を使ってもいい。凍る温度はだいたいマイナス25度くらいから」
「森永ミルクについて。発売から93年。キャラクターのミルリンは最近命名した。商品としてはやはりイチゴとの結び付きがつよくて、イチゴの出荷量と売り上げが連動する」
イチゴが不作だと売り上げにも影響するのだとか。確かになー。
「食べ方の提案。朝食として、パンに。おやつにパンケーキにかけて。練乳ミルクにして。2010年にでたチョコミルクは初めての兄弟製品」
「練乳市場でのシェアは61%でトップ。認知度も82%で高い。イチゴ、かき氷につぐのが、直接食べる!」
直接食べるって意外と多いんだなあ。みんな好きね。やみつきだよね。
「チューブ型練乳ヨーグルトには熱狂的なファンが!やはり女性ファンが多いが、練乳オレは男性からの人気が高い!」
練乳オレが男性人気ってなんかわかるなあ。チューブを買えない男性練乳ファンも、ちょっと疲れたはずみに練乳オレ買っちゃいそう。僕だって買うよ。それは普段からか。
11月にはもっとこってりしたタイプのヨーグルトも出るそうです。これは後で試食が!
「夏の風物詩といえば、かき氷。森永ならみぞれシリーズ。人気はやはり練乳。そんな要望に答えて2005年に出たのが練乳氷」
良く出してくれたものですw
「練乳バーは季節によって商品を変えている。夏は氷バー、冬はアイスバー」
そういえば冬場には氷製品無いかもですね。
「とろ〜り練乳プリンは9月にリニューアル。もっと濃厚にした。」
さらに濃厚にしたってのがね、素晴らしいね。この時代、さらに甘いのを目指すのって練乳くらいでは。
「オレタイプの商品といえば果物が多いが、差別化やそのまま飲む人がいることから、練乳オレを企画。徹底的に甘い商品にした。偉い人から甘すぎと怒られたがそのまま売った。売れた!とても!」
素晴らしい熱さです。練乳オレが最初甘すぎて怒られたってのは面白い話だけど、ここで突っぱねて販売したからの大成功ですよね。「もっと甘く」の声が強くて、こちらも9月から10%甘くしたとか。すごすぎるよw
とろ〜り試食タイム
どうでもいいけど、この「とろ〜り」は「とろーり」じゃダメですよね。あくまで「とろ〜り」でなければ、練乳ではない。認めない。
今回練乳まみれになっていただくのは、パンケーキ、バナナ、ほか果物類(キウイやグレープフルーツ、メロンなど)
先ほどの新製品ヨーグルトも試食。あま〜くてなめら〜かで、うまい。個人的にはもう少し生乳感が欲しいけど、好みかな。
さて、かけるかね。
イエス!とろ〜り。
サーイエッサー!とろ〜〜り!!!!
とろ〜り!!!
とろ〜り!!!!!
チョコミルクもあいが〜け!(しつこい)
うまいあまいうまいあまいあまいうまい!!!!
練乳とパン系食材、もしくは果物って鉄板ですね。残念ながら季節的にイチゴはありませんでしたが、やっぱりイチゴもね、食べたいよね。1月に食べよう。イチゴ狩りにもいかなきゃ。
ちなみにお土産もたくさんもらってしまいました。練乳とミルクチョコのチューブを2本ずつ、練乳缶、練乳オレ、練乳プリン。もうね。たまらんね。牛だけに。
というわけで、練乳好きにとって最高のイベントでした!練乳大好きだ!はやく来年のイチゴミルクかき氷の季節にならないか、そわそわしちゃうよ。
森永乳業のみなさま、ありがとうございました。
ちなみに出口にあったこの練乳マグカップも、と〜ってもレアなノベルティだそうです。ほしいな…残念ながら社内にもほとんどないとか。こりゃヤフオクですかね。
そんなわけで、見て聞いて食べて楽しむ練乳イベントでした!きっと日本中にコアな練乳ファンがたくさんいると思いますんで、ぜひ、いろいろなところでイベントをやって欲しいと願ってやみません。ありがとうございました。
森永ミルク 加糖れん乳 397g缶 |