富士通の健康管理サービス「深体創工房(しんたいそうこうぼう)」を使ってみた
富士通がはじめた「深体創工房」という無料の健康管理サービスを使う機会がありましたので、レポートします!なおこの記事にはAMN&富士通さんのスポンサードをいただいておりますが、内容に関しては独自のものとなっておりますことを先立ってご案内しておきます。
深体創工房とはなんじゃらほい
深体創工房は、富士通の誇るFケータイに備わった「歩数計」「ヘルスチェッカー」などの機能を存分に活用して、忙しい現代人の健康管理をサポートしようじゃないか!というサービスであります。富士通の対応携帯さえ使っていれば
- 深体創工房への登録
- アプリのDL
- コースの選択
という3ステップだけで利用できるようになり、
- 短期〜中期目標課題の設定
- 1日の徒歩数から運動量を測定
- コースによっては目標の達成度を毎日確認
- 改善案を「自動で」毎週提案
といった内容で健康を増進させようというものです。
僕の状況をご案内
サービスのレポート前に、簡単ですが僕の状況を確認しておきます
- 32歳男性
- 結婚1年目、想像以上に太った自分に驚いている
- 基本はデスクワーク
- 週に2〜3回はジムもしくはフットサルにて中〜強度の運動をしている
- 食事は3食食べている
- 昼食と夕食の時間は遅め
- 炭水化物摂取が多い
こんな感じですかね。体重減らさないとフットサルのパフォーマンスに影響する…とちょっと焦っているのが現実です。
どんな感じで管理してくれるのか!?
深体創工房における大まかなコース分けは2種類。1つは歩数からカロリー消費などを管理してくれる「からだはじめてコース」です。なんですが、「からだはじめてコース」だけでは正直なところあんまりサービスを受けている感じがあまりしないのです。
というのも、「からだはじめてコース」は歩数だけを計測してアドバイスを行うコースなため、食事や行動の目標を定められません。既にFケータイを使い慣れていて歩数チェックの習慣がついていた僕にとって、「からだはじめてコース」は物足りなかったのです。そこで「からだはじめてコース」に加えて「からだデザインコース」も選ぶことになりました。
この「からだデザインコース」は目標が細分化されておりまして、高感度アップやアンチエイジング、ボディバランスなど目標別にサブコースが存在します。それぞれのサブコースに沿った短期目標を消化しながら、サブコース自体の中期目標に取り組むこととなります。とりあえずですが、今回はメタボ解消の「まじめに健康コース」というものを選びました。
2週間使ってみた!
で、実際に使ってみての感想です。まずですが、毎日「昨日の0時〜24時の間でどれだけ歩いたのか」というレポートがメールで届くため、日によっての目標を定めやすくなった気がします。「昨日はあんま歩かなかったなあ…今日はがんばるか」などなど。必ず決めた時間(朝がオススメ)にレポートさせることができるため、「あ、今日は確認し忘れた」という失敗がなくなりました。
ちなみにレポートはこんな感じのメール文面になっています。
歩数、体重、消費カロリーが毎日指定した時間に届くのです。ちなみに体重の欄が空欄ですが、これはタニタの通信機能つき体重計を利用することでレポートに加味されるようになるようです。
行動プランを入力する
「行動プラン」というのは目標遂行のために設定された「やるべきこと」で、それができたかどうかを毎日「○」「×」で評価することにより、達成度を測ることができるようになっています。僕の場合「夜21時以降は食べる量を半分にする」などの目標があるのですが、残念ながらほとんど達成できておりません…。ちなみに達成度には難易度別にポイントが決められており、困難なものほどポイントは大きいのですが、達成が困難というジレンマが潜んでいます。(自分にとって)高い目標・難しい目標を掲げすぎてしまうと僕のように苦労する羽目になるでしょう(笑)。なおこの「行動プラン」ですが、深体創工房のサイトにアクセスして入力する必要があるため、朝のメールが届いた時点で入力を行うというサイクルを作るのがオススメです。
スポーツ・トレーニングしていても使えるか!?
そもそも僕がこのサービスを使いはじめるときのポイントは、「普段スポーツやジムをこなしている僕でも有効利用できるのかどうか」という点でした。Fケータイの歩数計はあくまで「携帯を持ち歩いて歩いた数」しか補足してくれないため、フットサルやジムで走った量・鍛えた量は計測してくれません。そりゃそーだろ、って話なのですが、せっかく1日に1回深体創工房にアクセスして行動を入力しているわけですから、スポーツでどれくらい動いたかって入力ができても良かったのかな。
ただし途中で気がついたのですが、筋トレに関しては筋トレを記録できるっぽいコース(例えばお腹すっきりコース」)などを登録することで記録することが可能でした。コース登録前にどんな項目があるのかわかればもっと嬉しいかもしれませんね。コースはいくつでも登録できるのですが、「まじめに健康コース」しか登録していないとそういった筋トレの記録ができないためちょっと残念な感じでした。
改善アドバイスの提案は?
気になる改善アドバイス提案は、行動プランの登録を何度か忘れてしまった結果「できることからやりましょう(未入力=未達成とされている?)」というアドバイスをいただいたのみ…。ちゃんと入力したらどんなアドバイスが来るのかな。ここは継続してチェックしてみたいところです。
からだ作る日記はかなりいい感じ
深体創工房のPCサイトにアクセスすると色々なツールを利用できるのですが、中でも便利なのが「からだつくる日記」です。
例えばこのように歩数をカレンダーから目視できたり、行動プランの達成度を5段階グラフで確認できたりします。日付をクリックすると詳細情報の確認や、130文字というなんとなく今後のサービス展開が読めそうな日記入力フォームが付いていたりします。
バイタル情報も入力できるのですが、そこにはやっぱりタニタの体組織計が欲しいところですね。あ、でもどのタニタの製品を買えばいいんだろう…ちょっと探したんですがわかりませんでした。そのあたりもわかりやすいと嬉しいなあ。
携帯+生活家電+Webサービス=?
ということで2週間ほど深体創工房を使ってみました。狙いも良くてつくりも丁寧、携帯との連動性もバツグン。ちょっと惜しいところはあるけれど、これが無料で使えるってのは親切です。さらにタニタの体組織系貸し出しちゃうくらいの勢いでサービス展開したり、携帯+写真で食事管理みたいなものを強化したりすれば、すごく人気が出そう。携帯電話と生活家電、Webサービス3者の連携というのは試みとして新しい気がするので、ぜひ盛り上がっていって欲しいところですね。
個人的には3ヶ月くらいの中期型コースを登録して続けてみようかな〜と思っています。続編をお待ちください。
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