交通事故を減らすために覚えて欲しい運転テクニック4つ

2010/07/21ライフハック,自動車・鉄道など乗るものお先にどうぞ,テクニック,パッシング,生活,,関東,関西

夏休み前に!何度も書いている内容かもしれませんが、お願いエントリです。

これを覚えるだけで事故は絶対に減らせます!基本的なことばかり!

1.左折(右折)するときの手順を正しく

間違っている人がかなりいますが、正しい左折(右折)の順番はこうです

  1. ウインカーを出す
  2. 減速する(ブレーキを踏む)
  3. 曲がる

ブレーキを先に踏んで減速してからウインカーを出す人が多いですよね。

でもウインカーは「これから減速して曲がるよ」ということを伝えるためのものなので、減速する前に出さなければいけないのです。じゃないと、想定外のブレーキに後続車両の反応が遅れたり、場合によっては追突されたりしますよ。みんなエスパーではないので、あなたのブレーキタイミングまでは把握できません。ウインカーを先に出すことで、後続車両も減速する準備を取ることができます。これ、大事なことですよ!

2.右折はなるべく90度で曲がる

これも基本的なことです。右折をするとき、円(弧)のような起動を描いて曲がる人がいますが、あの曲がり方は間違っています。というのも、それでは左右からくる人や自転車が視野に入りにくいから。

下図は交差点での状況を簡単に図示したものです。赤が車と視野、青点線が人や自転車の通行、黄色い円が死角だとすると、青い点線に対して、どちらの曲がり方が安全か…わかりますか?

car-tech01 cartech02

そう、あきらかに左図の直角に曲がるほうが安全です。90度に近い角度で右折することで、正しい視野を確保することができ、人や自転車との衝突をかなり減らすことができるはずですよ。

3.カーブ中に急ブレーキは踏まない

曲がっている最中に急ブレーキを踏むと、車が曲がりにくい状態になります。それでなくても曲がっている最中のブレーキは、ハンドル角に対して車がより曲がる/曲がらないのどちらかに寄っていく事となります。できればブレーキはカーブの前までに済ましておいたほうが、運転としては安心です。

4.パッシングの意味が関東と関西で違うことを意識する

これもかなり事故の原因となっているようですね。「お先にどうぞ〜」でおなじみのパッシングですが、関東と関西で意味がまったく異なります。

  • 関東→お先にどうぞ
  • 関西→先に行きます(先に行かせろ)

これは本当に気をつけないと危険。相手が停止している際のパッシングはおおよそ関東式の「お先にどうぞ」ですが、まずは相手と周囲の状況を確認してから理解・判断・行動するように心がけましょう。パッシングされたから安心して進んだところ、別の車が来て追突…なんてこともあります。気をつけましょう。

(追記)最近はそうも言い切れない(つまり関東と関西で差が無くなってきている)という情報をいくつかいただきました。ありがとうございます。

 

おまけ:走行中の携帯電話は絶対にしない

走行中の携帯電話使用について誤解している人がいます。集中力が乱れるからダメというのもありますが、もっとクリティカルなのは、両手でハンドルが握れないということです。あなたがドリフトマスターなら良いですが、いざという時、片手でどれだけのハンドルを切れますか?あなたがはねるのは、小さな子供かもしれませんよ。

通話の必要があるならハンズフリーを使いましょう。曲がらない車ほど恐ろしいものはありません。

人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた
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著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。