【AMN】Canonイベント「画質が変えるデジカメの未来」
AMNとキヤノンさんのイベント「画質が変えるデジカメの未来」に参加してきましたので、クイックレポート。何を隠そう、IXY200よりキヤノンデジカメひとすじな僕ですので、結構興奮しましたよ!
と書いたのは20日だったのですが、なんとその日の夜にFlickrがサーバダウンしまして、レポートが書けずずるずる来てしまいました…大変申し訳ない。
ということで、以下どうぞー!
S90は高画質+高感度にフォーカスした現実的なカメラ
キヤノンの方は言います「1000万画素を超えて、フォーカスすべきは画素数でなく画質だと考えた」と。そうなんです。もう普通の現像に耐えるだけの画素は十分に満たされています。きっとこれからは画質の時代が来るでしょう。もちろんISO(感度)の時代も!
ISO12800は、ぶっちゃけヤバイ
S90はISO12800というとんでもないモードを、コンデジながら搭載しています。
以下、撮影例です。
ISO5000でこんな感じ
これはロウソクの光だけで花を撮影しています。ISO5000くらいなら鑑賞に十分耐えるレベルなんじゃないでしょうか。そもそもフラッシュ焚いたり、手ぶれするより全然マシです。
ISO8000
これはロウソクを撮ったものですね。露出を炎でなくロウソク台のほうに合わせているので、ぼわっとしている感じがうまく出た…気がしますw
ISO12800
ついに出ましたISO12800。これは深夜に暗がりでいつも遊んでくれる野良猫を撮影したものです。まさか、街灯の明かりだけでここまで撮影できるとは!これはもしかしたら究極のお手軽野良猫撮影カメラになるのではないでしょうか!
若干ノイズはのっているものの、ブレずにこれだけ撮影できればたいしたものです。なんといっても手持ちですからね。ちなみに補正ソフトで調整したのが以下の画像です。
猫などの動物を撮影するときに、あまつさえフラッシュを焚くなんてのは言語道断。フラッシュなしでもバッチリ撮影できるS90にはかなり可能性を感じました。
こんなこだわりで生まれたカメラです
このカメラってのは相当な割り切りカメラです。いままでデジカメは画素数戦争で、画素数が高いほうが勝ち!みたいなところもありましたが、S90はあえて画素数を下げて、でも高精度+高画質+高感度で攻めようとしています。いままでのコンデジにこれはなかったですよね。
正直なところ、800万画素や1000万画素以上あったなら、もう何万画素になっても変わらない気がしています。というか、ふつうに現像するのには十分だし、PCで見る分にはもう大きすぎるくらい。だったら手ぶれしないことや、画質がよいことのほうがよっぽど大事です。
そこでS90ですよね。いやあ、EOS X2とG7を持っている僕ですが、S90は1台あってもいいかなーって真面目に思いましたよ。これからカメラは用途別に持つ時代なのかもしれない。これだけコンパクトなら、それもありでしょう。
なお、難点は動画でしょうか。ISO値がよくわからないことと、お世辞にも画質が良いとは言えないような。うーむ。
携帯のカメラでは物足りなくなった!でもデカいカメラはいやだ!という方には絶好の1台な気がします。そりゃー須田っちも即買いするよなー。
うーむ、G11の購入を考えていたけど、S90にすっかなあ。
なお、そのままS90を1か月ほどお借りすることとなりました。HT-03Aもレビュー中の身ですが、これからS90もレビューしますので、お楽しみに。いや、普通の記事も書きますよ…。
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