J:COMさいたまでSTB交換無しの引っ越しに成功

2008/11/18ライフハックCATV,J:COM,J:COMさいたま,OK,STB,TV,テクニック,生活

J:COMでは、引っ越しのときにSTB(セットトップボックス)が回収/交換されてしまいます。そんなわけで、録画機能付きのSTBを使っていると録画内容ごとSTBが廃棄されてしまうので困ることに。そこで交渉した結果、なんとかSTBを交換することなく引っ越しすることに成功しましたので、記録しておきます。

ゴネ、と言われたらそうかもしれん

いま、J:COMではデジタル放送&録画機能付きHDD STBのサービスをやっています。このSTBはダブルチューナー内蔵で、画質こそ最良以外で録画できなかったり、予約機能が貧弱だったりと問題はありますが、まあ簡単な録画ツールとしては良く使えていたりします。

STBが便利な反面、困るのが引っ越しのとき。録画したコンテンツを外に吸い出すにはなかなか敷居の高い仕様であるため、例えば僕であれば70タイトルほどある録画コンテンツを持っていかれてしまうのは、いささか悲しいものがあります。そこで、お客様センターに電話して交渉しました。

許可を求めるのではなく、交渉の意図を伝える

最初、センターの担当者の方に「次の家でもJ:COMを利用したいので、STBを交換しないでの引っ越しは可能か?」と聞いたところ、申し訳ないのだがNGであるとの回答をいただきました。さらに「お客の満足度が下がると言っても、ダメか?」と聞きましたが、それでもダメだといわれました。いや、正確には「私からはNGとしか言えないのです」と言われたんです。

そこでピーンときまして、言い方を次のように変えてみたんです。

「今お話した件について、上司の方に相談してもらえないか?というお願いをしたくて電話しています」

と。そうしたところ、担当者の方も「了解しました。数日中に返答します」としてくれたんですね。ちなみに結果としてOKとなりました。

つまり、オペレーターはあくまでマニュアルを読む機能しか持っていないと。ただし上司への交渉は乗ってくれると。これって他のヘルプデスクでも通用する話なのかな?と思ってみたり。

いま自分が話している人が、社内においてどれだけの裁量を持っているか読み取り、それを逸脱しない範囲で自分の主張を検討してもらう。なんとなーく今回の件で学べたような気がしました。

まとめ

J:COMさいたまにて、引っ越し時に現在利用中のSTBを持ち越すには…

  • 窓口へ電話をする
  • STBさえ変わらなければ、引っ越し先でもJ:COMを利用することを伝える
  • 上記の件を上司の方に相談していただけないか、とオペレーターに頼む

以上です。もちろん人間の判断が入るポイントなので、100%OKが出るかどうかはわかりませんが、事例としてOKが出ることもある…ということでご理解いただければ。

僕の場合の条件

  • 引っ越しがJ:COMさいたまの営業管轄内
  • 撤去と設置を同じ日に行えた
  • 次の家での導入をJ:COMとスカパー!で悩んでいたことを伝えておいた
  • 長年(9年くらい?)J:COMユーザー

こんなところでしょうか。