忘年会議2007に行ってきました

2007/12/19イベントレポートMajorquery,query,yahoo,イベントレポート,クエリー,ヤフー,レポート

bounen-kaigi-title.jpg

先週の土曜日、ミッドタウンのヤフー会議室で行われた『忘年会議2007』に行ってきました。主催はお馴染みの百式・田口さん&データセクション・橋本さんのコンビです。協賛は僕らのヤフーです。今までは先着順だったので参加できたことが少なかったのですが、今年から抽選になったということで、がっつり参加できました。うわーい。

個人的な感想をば。

全体の総括やイベントレポートなどは 田口さんのブログを参照していただくとして、個人的な感想を。

まずはミッドタウン。なにげに初上陸でした。着いてから中が広すぎて迷ったのはご愛嬌。

会議室。これまた広い。広い上にプロジェクターが全部で9台ほど初期配置してあって(もっとあったかも)、どの席からもよく画面が見える。すげー。

会議。いつものようにつつがなく。途中で 青い方が冷や汗かいてましたね。

見所ありまくりの「ヤフー検索チームレポート」

とにかくこのレポートはすごい。僕が研究していた時、こんなデータがあったらどれだけ面白かったことか。ううううー。

見出しは大きくわけて4つ。

○Major query
○携帯向けサービスから
○Buzz query
○より詳細なクエリー分析

Major query

それぞれを簡単に説明していくと、まず『Majorquery』は検索数が大きいクエリーのことで、デイリーで多きな変化が無いもの。例えば今年検索ランキングを2連覇した『mixi』なんかがこれにあたります。

Buzz query

一方で『Buzzquery』とは前日から比較して検索数が急増したクエリーのこと。日々変化があります。通常ならば短期的なバーストであるため、年間ランキングに載ることはないのですが、今年は『脳内メーカー』が見事年間8位にランクイン。実質1年間検索されたわけでもないため、異常なワードであったと言えるようです。ヤフーの方いわく「BuzzqueryからMajorqueryへ」とのこと。すごいですねえ。ちなみにめざましテレビで紹介したときの跳ねがハンパなかたとか。

携帯向けサービスから

他には携帯向け検索の特性も説明されました。例えばmixiなんかは携帯サービスが充実することで、携帯から検索される数が伸びているそうですが、やはりスケール的にはPCと比べ物にならない数にとどまっているそうです。また、モバゲーは携帯サービスと認知されることでPC検索数と携帯検索数の数があまり変わらなくなるという現象が起きているようで、ある種「異常に認知されている」と考えることができるのかも。

より詳細なクエリー分析

詳細なクエリー分析では、興味深い話が次から次へと。例えば「間接的に検索されるワード」の話。『クリスチャン・ディオール ディオール・オム・オードトワレ』はヤフーニュースなどに直接でたワードでもないに関わらず、突然ブレイクしたワードでした。その理由は、ヤフーニュースに掲載された「男の香水」記事でリンクされたオールアバウトの記事で紹介されていたからだとか。わかりやすいことに、長いワードだったのでコピペ入力であったと思われるそうです。

また、朝5時に急増するワードの話がありました。朝5時ですよ!そんな時間に急に伸びるクエリーのモチベーションなんて…と思っていたら、その答えは「新聞のクロスワードの答え」だったそうです。確かに5時といえば新聞が配られ、早起きな人が読み始める時間。その層と検索する層が重なるなんて意外でしたね。

こういったクエリー分析は大好きなのでニヤニヤしながら聞きました。

で、その後は恒例の会議でした。

ちょっと長くなりそうなので続きはまた今度ということで。だってもう2時過ぎたんだもん。

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。