大宮といえば!の「大栄橋」の読み方は「だいえいばし」ではありません
さいたま市、中でも大宮近辺に住んでいたら、この橋の名前は知っているだろう!というのが「大栄橋」でしょう。旧国道16号、現県道2号さいたま春日部線にて、大宮駅近くの線路群をまたぐための跨線橋です。
ところがこの橋の名前、有名なようであまり知られていません。
「えっ、"だいえいばし"でしょ?誰でも知ってるよ」
と思われるかも知れませんが、それは正しい名前ではないのです。
本当の名前は・・・
実はこの「大栄橋」の本当の読み方は「たいえいばし」です。
おそらくですが、3割・・・いや、半数くらいの方は「だいえいばし」と思っていたのではないでしょうか。実際、検索してみると「daieibashi」といったスペルを付与していたり、「だいえいばし」と読む企業名や店名さえも少なくないのですが、あくまで「たいえいばし」が正しいのです。
しかし、現実に耳にするのは「だいえいばし」呼称がとても多い気がします。これはつまり、呼び名として定着しているのと、本当の名前とが乖離しているパターンですね。なぜそうなってしまったのか?というのは、長らく市に住む方に聞いてみましたが、わかりませんでした。
交差点には堂々と書いてありました
ちなみに「本当に『たいえいばし』なの?」と思う方もいらっしゃるとは思いますが、東西にある交差点の名前が「たいえいばし」「たいえいばしにし」となっていますので、正式名称が音の濁らない「たいえいばし」なのは間違いのない事実となっています。そうなんです、堂々と書いてあったのですが、あまりにも当然すぎて気が付く人が少なかったということなんですね。
行政のツイートも以下のようになっていました。
(今日は何の日?さいたまの歴史を振り返ろう)
1961年8月30日、大宮区の東西を結ぶ「大栄橋(たいえいばし)」は開通しました。大栄橋は、ちょうど60年前の今日に開通して以降、長きに渡り市民の生活を支えています。
詳しくは、リンク先へ。https://t.co/UO0iX4TR2M #さいたま市 #さいたま市誕生20周年 pic.twitter.com/0H8RoNEUpE— さいたま市広報課 (@SaitamaCityPR) August 30, 2021
まさかずっと親しんできた橋の名前が、認識してきたものとは微妙に違ったなんて。しかも、なぜ「だいえいばし」呼称が有名になったのかがわからないなんて。事実は小説よりも奇なりとは申しますが、僕も初めて知ったときは、そこそこのショックを受けたものです。
この驚き、ぜひ現地まで足を運んで、確かめてみてください。
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またこの記事は「Yahoo!クリエイターズ」にて公開した記事を再構成して掲載しています。
大栄橋(たいえいばし)
埼玉県さいたま市大宮区 大栄橋交差点〜大栄橋(西)交差点
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