大宮駅東口にある謎の階段→地下道、降りてみると中には・・・!【さいたま市】

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大宮駅東口にある謎の階段

大宮駅といえば、いまや日本を代表する大型駅ですが、その東口には戦後から続く純昭和な風景がいまだに色濃く残っています。先日は駅前の火事により、超大手のドラッグストアやファストフード店の入る建物が戦後から続くバラックであったことが話題になっていました。まだまだ戦後の遺物が残るカオス、それが大宮駅東口なのです。

最新のビルの目の前に・・・

その最たる例が、今日紹介する階段と地下道です。「大宮門街」がオープンし、再開発を経て華々しく開けた「大宮駅東口入口交差点」付近には、めったに利用者を見かけない、不思議な地下への入り口が残っています。

大宮門街の脇にある・・・

巨大な大宮門街ビルの脇にあるのは、写真のような地下道への入り口。大宮駅を毎日利用している人の中でも、この地下道を一度も使ったことが無い、なんなら気がついてなかった・・・みたいな方も少なくないのでは。僕も大宮に住んで20年を超えますが、この階段を下るのはまだ2度目です。

この先には、いったい何があるのでしょうか?

中にあるのは意外な・・・

さっそく階段を降りると、目の前に広がるのは小さな地下道。地下水も漏れ出しているようで、いわゆる「ダンジョン」の雰囲気です。

なぜか段差があり階段で区切られた奥へと進むと・・・そこにあったのは「メガネのオガワ」さんの地下店でした。このお店の先は基本的にシャッターが閉まっていて、あとはDVDショップの地下フロアにつながる階段がある程度。いったいここは何なのでしょうか?

実はこちらの小さな地下スペース、正式名称は「大門地下道」というそうで、昔はこの上にある建物がデパートとしての営業をしていて、小さな地下街としての機能もあったそう。とはいえ、いまはほぼオガワさんのお店に行くためだけの階段になっているようでした。

実は大宮門街側の階段にはオガワさんの看板も付いていました。しかしここにある「安全な地下道をご利用ください。」ってのが、むしろ怪しさを増してしまっている気もします。そもそも何が安全なのか?

地下道というほどに距離もなく、交差点を1つショートカットできる程度。実際にはこのオガワさんが営業していない時にはシャッターが閉まることもあるそうです。維持管理費もあるでしょうに、まだ残っているのが不思議なレベルですが、東口らしい気がしてしまいました。

地下道ですが、過去にはアートプロジェクトの会場になったこともあるということで、利用方法の模索はされているそう。しかし正直なところいつ無くなるかもわからないほどに謎の空間となっています。この地下道、体験するなら今のうちですね。

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大門地下道
大宮駅東口入口交差点付近

この記事はYahoo!クリエイターズに掲載したものを改訂しブログ用にしたものです。

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。